家づくりのその後。基礎工事がちょびっと進みました。
実はこの度、新たな取り組みにチャレンジしてみました。
それは助っ人をSNSなど公の場で募り、家づくりに新たな人を巻き込むことです。これって実は少し勇気がいることで、募集して誰も応募なかったらどうしよう…恥ずかしいな…みたいな気持ちがやっぱりあるので、先延ばしにしていたのですが、お世話になっている工務店の社長に「自分らでもできる人数は構えておいて、来てくれたらラッキーくらいでやってみたらいいよ」と背中を押してもらい、よし!!やるか!!と勢いでやってみました。
その結果、大人3名、小人2名の参加者の方々がきてくれました。感謝しかない…!!
いつも遊んでもらっている方や、移住してばかりの方、私たち夫婦の出会いの場「いえづくり教習所」時代から画面越しに成長を見届けてくださっていた方…となんともおもしろすぎるメンツが揃い、個々に知っている方々が繋がる瞬間に立ち会えるというのも、なんとも新鮮で楽しい時間でした。
今回人手を集めて、どんな作業内容をしたかというと、これまた先延ばしとなっていた、基礎工事の続きの工程で「捨てコン」という、これから仕上げの基礎を作る前に、墨を打つ必要があり、その墨を打てるように、5cmほどのコンクリートを地面に流し込みます。いわば、スケッチブックづくりみたいなイメージで、私は作業をしていましたが、それで合っているのだろうか…(笑)
もちろん多少の湿気対策とかにもなっているだろうけど…。
さて、その捨てコンの作業で、何が大変かというと、生コン車を呼んでの作業になるので、ひたすら一輪車でトラックに積んであるタンクの中の生コンを運び続ける必要があるのです。
ということで、今回の作業内容は「一輪車で生コンを運ぶ」。
言葉にしてみると、楽勝な気がしてならないですが、少なくとも私にとって、この生コンが積まれた一輪車を手に、舵をとって歩くのは至難の技で、すぐにこぼしてしまいます。
ある程度の筋力とバランス力が求められる、肉体労働なのです…。
1人でやると腰にくるので、翌日にはギックリ腰!なんてことも、我が夫の腰の状態だとあり得て、助っ人募集は必須だったので、本当に助っ人で来てくださった方々には足を向けて寝られません。
今回は工務店の基礎工事担当の方も来てくださり、その方がならす指導もしてくださり、おかげでめちゃくちゃきれいで、ついついうっとりしてしまう捨てコンが完成しました。
自力で土間コンを打った小屋なんて目も当てられません…。
作業時間も2時間半ほどで完了!早い!
捨てコンが無事に終わり、これから型枠を外す必要はあれど、さてその後はどうなっていくのか。
新居は「布基礎」を採用予定で、その理由としてはコストを抑えられる・通気性がいいからというのと、家が解体になった場合に、ゴミの量も減るだろうということから。(夫的解釈はまた異なるかもしれない)
簡単に説明すると、布基礎は「線」で家を支えるのに対し、ベタ基礎は「面」で家を支える。
しかし、実際に自分たちでDIYでこの基礎工事を行うとなった場合、布基礎は生コンの量も少なく済むし安くなるから採用!となったにも関わらず、実際に蓋を開けてみると、型枠を作る手間がかかったり、何工程もに分けて立ち上げを作っていく必要があったりして、工程を聞いていると、素人が到底できる話ではなさそうな感じがしてきました。
とはいえ、自分たちの家の基礎がどうなっているのか気になるので、「はい!それでは完全にお願いします!!!」と工務店に120%丸投げはしませんが、しかし、ここばかりは工務店主導で、自分たちは手元に入るくらいで作業をするのがベストかなあという判断になりつつあります。
なんといっても基礎は、家の「基礎」になるところだから、ここばかりはしっかりしておかないと、後悔する可能性だってあります。
ということで、基礎工事だけでもかなり時間がかかっていますが、工務店主導になると、作業スピードもぐんと早くなるので、夏には建前が始められるだろうか…。
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