【極私的妄想小話】 改憲?
緊急事態法案と
自民党の日本国憲法改正草案
との関係
自民党の日本国憲法改正草案の98条・99条にはこうある。
国家緊急事態宣言がなされる条件
・外部からの武力攻撃
・内乱等による社会秩序の混乱
・地震等による大規模な自然災害
・その他の法律で定める緊急事態
これらの内、「その他の法律」が
「緊急事態基本法」に相当すると考えられる。
そして緊急事態宣言がなされた場合、次の段階へと向かう。
・内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定する事が出来る
・何人も公の機関の指示に従わなければならない
・衆議院は解散されない
・両議員の任期及び選挙期日の特例を持たせることが出来る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋引用
次の段階へと向かうと~
・内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定する事が出来る
→ 閣議決定しなくても、新たなルールを作れる
・何人も公の機関の指示に従わなければならない
→ 人権(自由・財産・等)に関係なく強制できる
・衆議院は解散されない
→ 「緊急事態宣言」を、いつまでも継続できる
・両議員の任期及び選挙期日の特例を持たせることが出来る
→ 「緊急事態宣言」を発した人達の意思で、
その権限・権力を継続できる
と、言う事に成る様です。
皆さんは、民主主義って、学校で習っているはずですが、どの位~日々の生活で活用したり、実感したり、そもそも理解して生きていますか?
意外と知らない人が多い様ですが、日本では~
「国家権力を制限する為に『憲法』が存在し、その制限が機能している事を『監視』したり、暴走しそうになったら『制御』するのは、有権者の責務(責任・義務)」
となっています。
*試験には、あまり出題されませんが、一応公立学校でも教えています
(15分位かなぁ~笑)。
「民主主義」もググってみると~
民主主義(みんしゅしゅぎ、英: democracy、デモクラシー)
または民主制(みんしゅせい)とは、
人民が権力を握り、みずから行使する政治思想や政治体制のこと。
古代ではアテナイの民主政が有名であり、
近代では市民革命により一般化した政治の形態・原理・運動・思想で、民主主義に基づく社会は市民社会・ブルジョア社会・近代社会などと呼ばれる。対義語は、神権政治・貴族政治・寡頭制・独裁制・専制政治・全体主義・権威主義など。
民主主義や民主制を国の基本的な原則として重視する国は民主国家という。
(中間省略)
民主主義(デモクラシー、民主政、民主制)は、組織の重要な意思決定を、その組織の構成員(人民、民衆、大衆、国民)が行う、即ち構成員が最終決定権(主権)を持つという政体・制度・政治思想であるが、その概念、理念、範囲、制度などは古代より多くの主張や議論がある。
(中間省略)
【間接民主主義】
間接民主主義(代表民主主義、代議制民主主義)は、主権者である集団の構成員が、自分の代表者(議員、大統領など)を選出し、実際の意思決定を任せる方法・制度である。主権者による意思決定は間接的となるが、知識や意識が高く政治的活動が可能な時間や費用に耐えられる人物を選出する事が可能となる。選挙制度にもより、議員の位置づけ(支持者や選挙区の代表か、全体の代表か)、選挙の正当性(投票価値の平等性、区割りなどの適正性、投票集計の検証性など)、代表者(達)による決定の正当性(主権者の意思(世論、民意)が反映されているか)などが常に議論となる。
【自由民主主義】
自由民主主義(自由主義的民主主義、立憲民主主義)は、自由主義による民主主義。人間は理性を持ち判断が可能であり、自由権や私的所有権や参政権などの基本的人権は自然権であるとして、立憲主義による権力の制限、権力分立による権力の区別分離と抑制均衡を重視する。古典的には、選出された議員は全員の代表であり、理性に従い議論と交渉を行い決定する自由を持つと考える。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋引用
そして、日本は「立憲民主主義」国家って
言われていますよね?
「立憲主義」とは~
憲法によって国家権力を制限し、法に基づいた政治をおこなおう
とする考えのこと・・・
とすると~
国民が主体で、憲法を使って国家権力を制限しながら政治を行って、理性を持って自由に生活を営む・・・
みたいな感じ~と、私は解釈してみましたが、皆さんは如何でしょうか?
改憲=日本の憲法を変える事
冒頭で紹介したウィキペディの「緊急事態基本法(案)」ですが、ご覧になって、何か感じませんでしたか?
私は、先の大戦でナチスドイツが産まれた時の話が脳裏によぎりました。
憲法は、国家権力を制限する為に在る・・・
その憲法を国家権力が「書き換える」こと自体、意に反する行為であり且つ、それは国民主権による人々の「自由と責任」&「権利と義務」を定義した憲法を「書き換える」ことと言えると思います。
さて、それを行っている国家権力とは、誰の事でしょうか?
政府・国会・各種省庁・・・国家権力と言えば、こんな風に私は思い浮かべますが、そこで何かを決めたり・実施したりしている人達って、どんな人なんでしょうね?
・国会議員は、国政選挙で国民の投票によって選出された人達。
・各種省庁の職員は、国家公務員資格を持ち、各種省庁に採用された人達。
・国会は、国会議員と各種省庁の職員及び、運営スタッフ(一般人)。
更に、
・司法に関しては、司法試験に合格した公務員の裁判官や検察官及び、
運営スタッフ(一般人)。
これらの人達の中で、一番「権限を持っている」のは誰なんでしょうか?
多分、多くの方が「総理大臣」と考えると思いますが、本当でしょうか?
日本は、「立憲民主国家」と言うそうですが、だとすると一番「権限を持っている」ひとは、前記の中には居ない事に成り、それは「国民(一般人)」となります。
ここまでの話は、宜しいでしょうか?
ここで、「ん」と思った人は、この先は読まずに、まず、改めて御自身で事実を調べて、確かめてみてください。
勿論、私の文章に「間違った認識や解釈」が在るかもしれません。
*その際は、ご指摘くださいね、真摯に受止めさせて頂きます。
昨今のメディア報道は~
パンデミック報道(感染者数は毎日夕方)
オリンピック報道(これは4年毎)
世界の紛争報道 (欧米・アジアの内紛や侵略)
芸能スポーツ報道(日本は一番多いとか;笑)
面白い事に国民の「生命と財産と権利」を守る大切な「憲法」に関する報道は、メディアの紙面や放送時間から比較すると、非常に少なく民放では皆無に等しい様に感じます。
*以下図は~
過去ネットで拾ったもので端的で判り易いかったので、
参考掲載となります。
(出典:申し訳ありません忘れました;汗)
「緊急事態基本法」と言う、緊急事態条項が憲法に追加されると、提案している政党の言う様に、有事に際して「速やかな決定と実施」が出来るようになりますが、同時に「国家権力が国民の権利を弱める」事も出来る事に成る、憲法がそれを定義する事になります。
更に、「基本的人権」を守る法規も同時に削除しようと言う改憲案です。
他国からの脅威(ミサイル・領土侵略・経済圧力・ets)
国内の脅威 (パンデミック・インフレ&デフレ・所得格差・ets)
自然の脅威 (温暖化・自然災害・食料問題・ets)
様々な脅威を感じているかと思いますが、それらに対処する為に、本当にこの改憲は必要で、有効なのでしょうか?
私達の今の心理状態は?
前項の各種脅威は、日常生活において五感で感じる人は、そう多くは無いと私は見ています。
では、何故、多くの人が前項の各種脅威を感じているのでしょうか?
多分、メディアやネットで見聞きするニュースや各種情報を継続的に繰返し頭に入ってきているからではないか? と、私は感じています。
情報(文字・音声・画像)は、現実(真実)をリアルに全てを伝える事は不可能です。
しかし、最初は「?」と感じた情報も、何度も繰返し継続的に見せられ続けると、人は、その情報に寛容になり「賛成・反対」はしなくても、その情報を現実と感じる様になるそうです(洗脳の1つの手法)。
話しが、反れた様に感じているかもしれませんが、
「人は、長く驚異を強く感じ続けると、思考力が低下し論理的な思考による選択が単純化する」
そうです。 つまり、
「人は、長く不安な状態が続くと、冷静さが無くなり、安易な選択をする」
と、心理学的に言われているそうです。
*クライシス・サイコロジーより
今、私達に必要な事は何か?
ここまで読んで頂いて、感謝いたします。
有難う御座います。
改憲・緊急事態法案
立憲民主国家・人権
心理的脅威⇒思考力低下
この状況から私は、以下の事を1人1人が実践する事を提案いたします。
・日常生活の継続性を再確認する
→ 今の生活で直ぐには「生命にかかわること」には
ならない事を確かめる
・自分の好き嫌いを都度、意識的に確かめ、優先する
→ 自分の意に反した言動や選択を極力止める
・他者の好き嫌いを都度、意識的に確かめ、賛同出来なくても理解はする
→ 自分の意に反した言動や選択を見聞きした時、
反論する前に、それを客観的に理解し、
理解した事は伝え、自分と異なる事を認識する
・心と体の「安心安全」を保つ
→ 「安心安全」が保たれる事で、冷静さ客観的捉え方を取り戻す
他にも良い方法が在ると考えられますが、私が提案するのは
「冷静になって、客観的に情報を捉える」
この状態を保持しながら、社会の動向を見聞きして、自分と大切な人にとって、今、何を知る事が「未来へ向けて必要か?」を問う事で、「望まない未来のシナリオ」に気付く事や回避する事が出来ると考えます。
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「冷静になって、客観的に情報を捉える」為に、
まず自分を再確認してみる!
そんな使い方が出来ます、是非、お試しください。
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