新しい音楽を聴くのって、なにかと体力が必要【最近ハマってるバンド】
音楽とか映画とかが好きな、僕みたいな暇な人なら共感してくれる人もいるのかもしれないけど、新しいものを取り入れるのが億劫になることがある。
この前までの僕がそうで、かなり長い期間、昔から好きな音楽ばっかり聴いていた。
映画は、一度見たら一定期間見なくてもいいんだけど、音楽は一度ハマると一日中聴いていたくなってしまう。
僕の場合は、60年~90年代ロックがそうで、ビートルズ、ストーンズ、キンクス、ポール・バターフィールド、オアシス、クラッシュ、フー、ジミヘン、スミス、ストーン・ローゼズ、バーズ、ピンクフロイド、ポリス、ディープパープル、ボウイ、ニール・ヤングなんかを永遠に聴いていた。
こういった昔から好きな音楽しか聴かなくなってしまったのはなぜなんだろう。今活躍するバンドにあまり興味がいかなくなってしまったのだろうか。
こう思い、最近は意識的に新しい音楽を取り入れることにしている。
今回は自分の勉強の意味も込めて、現在活躍しているアーティストの曲をいくつか紹介してみようと思う。
1.Holly Humberstone “Haunted House”
こういう、ダークかつシンプルな楽曲が大好きな僕の最近のお気に入りです。ゴシック調で、「一人の女性の孤独な人生の終わり」みたいな雰囲気がたまらない。
なんでもビートルズにくっつけて申し訳ないんだけど、”Eleanor Rigby”感があるよね。いろんなモチーフがさ。「孤独」とか「老婆」とかそういうのがね。
さっきも言ったように、演奏自体は非常にシンプルでピアノ一本勝負。でも、重厚感のあるセルフコーラスが幅を利かせていて、すごくいいです。
今後、このホリー・ハンバーストーン氏、伸びるんじゃないでしょうか、、、
2.black midi “John L”
これはもうなんて説明すればいいんだろうか、、、
たぶん、たぶんだけど、この曲を作った人も、このミュージック・ビデオを作った人も、これに出てる演者のコスチューム作った人も、演者自身も、全員ヤク中なんじゃないかな、、、
じゃないと、こんなの納得できない。とてもじゃないけどシラフで考えたとは思えないような世界観。あの目と両手がついたタワーは何?フリー○○ソンかなにかか?もしくは指輪物語のサウロンの目か?
例えて言うなら、『2001年宇宙の旅』と『ロード・オブ・ザ・リング』の三部作をごちゃごちゃに混ぜて、上からコカインをふりかけたみたいな感じだな。
曲自体もなかなかに意味不明。まず、リフはすごくいい。トランペットとギターなのか?うん多分。リフはいいぞ。そして歌詞はなかなかに意味不明。メイン・ストリートにジョン・フィフティというヤツが来たときの出来事とかその場で聞こえた言葉とかに関する歌詞。ていうか、ほとんど歌ってないしね。スポークン・ワーズってやつだな。
この他の曲も聴いてみたけど、なかなかに難解。あまりに前衛的過ぎて観客も全然ついてこれてないところとか超面白い。
楽器のこととか全然詳しくないけど、このバンドのドラマーはすごい。このよくわからないテンポ感を生んでるのは明らかにこのドラマーだな。ラウド・ロックって呼ばれるやつなのかな、、、とにかくおすすめです。ぜひご一聴あれ。
最近ハマってるのはこんな感じよ。どうでしょう。
あと最後に過去の曲だけど、最近キテるやつも紹介してから終わろうかな。
この前YouTubeで見つけたこの動画。
ミューズっていうバンド。知ってはいたけど、曲は一つも知らなかった。日本での知名度も低いよね。日本ではミューズといえば、あのアイドル・グループだからね。
これ見てからそのカッコよさに完全に惚れてしまい、それから毎日聴いている。2012年発表の”The 2nd Law”っていうアルバム、マジで最高だよ。
あと、イギリスのトラフィックっていうバンドにもハマってる。特に1967年発売の”Mr. Fantasy”っていうアルバムがいいよ。
やっぱりサイケデリック・ロック全盛期ということもあり、サイケなんだけどもしっかりバラードもできるし、ポップスもできるし、といった感じで、すごく器用なアルバムだと思う。
そして、1967年発売のアルバムでモンスター級のものといえば、やっぱりビートルズの『サージェント・ペパーズ』だと思うんだけど、このアルバムにもその片鱗を感じるね。7曲目の”Utterly Simple”なんか、完全にインドの影響受けてるし、そもそもこのカラフルな音像っていう部分が完全にそれだしね。やっぱり60年代の音楽おもしろいな~~~
というわけで、最近ハマってる音楽まとめでした~