35 オープンマリッジ契約を結んだ友人の話(後半)

こんばんは、お元気ですか。お元気だといいな。

この半年間、この"Anone,"に居てくれたメンバーさん達にいっぱいいっぱい励まされました！
いつも本当に、ありがとうございます。  

オープンマリッジの話の続きをする前に、少しだけ、お礼と私の気持ちを書かせてください。    

"Anone,"の構想は実は7年前にあったものの、うつ病になって症状がどんどん悪化して。

気づけば自分で仕事をするどころか、家から出ること、文章を書くこと、普通に買い物することなんかも難しくなってしまって、構想は全部白紙になってしまったのです。    




本当に何も出来なくなってしまったゼロ状態から、色んな人達の力を借りて少しずつ回復して、
スローペースで誰かに連絡を返したり、noteを数ヶ月に一度綴れるようになってきたり、もどかしいくらいちょっとずつだったけれど、元気を取り戻していきました。

(文章を書くことは私の生きる歓びでもあるから、書けないことがとても辛かった)  

それに、誰かと新しく知り合って仲良くなることも、とっても怖くなってしまって。

｢こんなに何もできない私が、相手の時間をもらってしまって申し訳ない｣

って気持ちが長いうつ病の中で芽生えてしまって、今も正直、恐るおそるといった気持ちがあります。    

だから今こうして、週に1度はお手紙のように文章を綴れること、DMでやり取りをしたり、コメントを通して仲良くなってゆけていることが、本当に嬉しい。  

小さな一歩だし、多くの人からしたら当たり前のことなんだけれど、
そんなずっと出来なかったことが出来るようになったのは、"Anone,"にいてくれるメンバーさんたちの存在のお陰です🕊    

心から伝えさせてください。
いつも本当に、ありがとう。    

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さて、ここからはオープンマリッジ契約を果たした友人の経緯や心情の変化のお話を、前回に引き続き書いていこうと思います。( 前回の記事はこちら▼ )

セックスレスにずっと悩んでいたその友人は、レスのせいで｢私は愛されてないんだ｣とずっと感じていたそう。  

そしてレスを理由に、パートナーである旦那さんのことをずっと責めていたのだそうです。

でも、旦那さんと話し合ったり、考えていく中で、

｢彼はただ淡白なだけで自分を愛してないわけじゃない。私はセックスで愛を感じたいけど、彼はセックスでない形で愛を伝える人なだけ｣

というのを、頭では少しずつ理解できていったそうです。    

そして自分に向き合い続けた結果、彼女が気づいたこと。  

｢そっか。私は自分の愛の欠如を、旦那のせいにしてるのか｣    

セックスレスだから愛されてないんじゃなく、
本当は愛されているのに、｢自分が自分を愛せてない」のを、問題をすり替えて旦那さんのせいにしている自分に気づいたそうです。

……これを聞いた時、すごいなって思いました。

なかなか気づけることじゃないし、気づいても認めたくない、見ないふりをし続けたいことだと思うんですよね。    

そしてそこから彼女は、まずは｢愛されていることを信じよう｣と決めた。  


そして｢愛されると感じること(愛)｣と｢セックス(性愛)｣を、分けて考えてみることにしたのだそう。