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中表(なかおもて)外表(そとおもて)って何?

今回は『2枚の布を重ねるときの基本 中表(なかおもて)についてです


1⃣ 『中表に合わせる、重ねる』は洋裁の基本 

中表(なかおもて)に合わせる(重ねる) は洋裁の基本
どの本を見ても必ず載っている用語です

『2枚の布の表を内側にして重ねる』ことです

2枚の布を縫い合わせるときは、中表に合わせて縫います


表同士を重ねること=中表

反対の状態は外表

2⃣ 外表(そとおもて)はどんな状態?


『2枚の布の表を外側にして重ねる』ことです


2枚の表を外側にして重ねる=外表


外表に重ねるときはどんな時?

①袋縫いをするときは、最初に外表にして縫います

②柄合わせが必要な生地は外表に重ねて、布を切ります。

それ以外にも作るもの、仕様によっては外表に重ねることもあります

簡単な動画も作りましたので見てください




3⃣ 図解はよく見て(よく読み込んで)

ください


皆さんは書籍や購入型紙の図解を見て洋裁をすることが多いと思いますが

その時、図解を見て布の表がどちらなのか?どう重ねるのか?を読み込むことって大事です。
複雑になってくると何が何だか???になってしまうことも、あるかもしれません。

そんな時は実際に布を図解と同じように重ねてみて、縫うところを一旦まち針でとめて(縫ったときと同じ状態にする)、布を広げてみます

それからどんな状態になっているのか?確認するとよいです。
縫う位置、向きが合っているか確認してみてください

1ページに情報がたくさん載っている書籍は、大事なことがさらっと書いてあることも多いので、よく読み込むこと(よく見る)が大事だとおもいます

教室では書籍や購入した型紙を使って服作りをすることもありますが、とっても大事なことで間違えやすいのに、小さい字で書いてあるよね~ は『あるあるなこと』です・・・。

少し話がそれますが・・・



4⃣ 書籍でも間違ってることも・・・

ごくごくたまにですが、記載自体間違えていることもあったりします・・・。私はたて続けに3~4つも間違いに遭遇したこともありました(記載間違いより型紙の長さが合わない、印の位置が合わないでしたけど)・・

そんな時は出版社やショップに電話して教えてあげると喜ばれますよ。

生徒様のケースですが某型紙ショップさんは、間違いをお伝えしたところ、間違っていたことを認めてくださり、お礼に型紙を送ってくださいました。

膨大な情報や型紙が載っているので、仕方ないですね

わからないところは質問に答えますと、書いてある書籍もあります。(本書の範囲を超えない程度の質問)
ダメもとで勇気を出して聞くのも有りですよ。

私が公開している型紙やレシピも間違いがあった時は是非とも教えてくださるとうれしいです・・・。

わからいことは質問もしてみてくださいね。


中表、なかおもて、大事です


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