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ミシンの練習 角の縫い方

今回のテーマは『角の縫い方』です

前回の記事で直線、カーブの練習についてお伝えしました。
今日は角の曲がり方です。

手提げやきんちゃくを作る時も、直角に角を曲がることは結構あります。

決めた位置で向きが変えられるようになると良いですね!!

曲がらずに縫いきってしまっても良いのですが、(角をすっきりさせるための)布を切ることができなくなるので、なるべく一気に縫ってほしいところです


角の縫い代は切ることが多いです

足の使い方も大事ですね~角付近では、ゆっくり1目だけ進めなくてはいけませんので

フットコントローラーも1目だけ進む足の感覚が身につくよう、頑張って練習して見てください。

お教室では、スリッパや靴は脱いで、なるべく素足に近い感覚(靴下は履いてますが)でやってもらっています

ミシンの機能で
針の上げ下げがボタンでできるミシンは、1目だけ進むこともできるので便利です。


1⃣ 楽しんで練習しよう

初めにミシンになれるために1枚の布で縫う練習をします
(布を2枚重ねて縫うのはこの先でやります。まずは縫いやすい1枚で縫ってみます)

遊ぶつもりで気軽に楽しくいきましょう

◆布は普通の厚さ(厚すぎず薄すぎず)


初心者さん向きの扱いやすく縫いやすい布で進めます。

とにかく練習ですから  おうちにある布やハギレでOKです 

それら布を四角に切って使います。
布を切るときは下の図を参考にしてください。
角の練習なので25×15㎝程度でOKです


斜めに切ると伸びて縫いにくいです


◆布の角に線、点の印を書いておく



残りの2か所は印なしで!できるかな?動画で解説してます



◆糸は 60番シャッペスパン



ミシン糸は60番のシャッペスパン(フジックス社)がおすすめです




◆針は11番(太さ) 




◆テープを2か所にはる

角を縫う時もガイドになるテープは必要です~

今回は2か所に貼っておきます


黄色とグレーのテープです




2⃣ 針停止位置は下で

必ず針下停止にしてください
ミシンをとめたとき針が布に刺さった状態になることです
 
これについての解説動画はこちらから↓




3⃣ 角でミシンをとめる

縫い代1㎝で角に向かって縫い進めます

角(向きを変えたい)位置でミシンをとめます
ゆっくりカメさんで進んで行き過ぎないよう注意です


針が刺さった状態で止まっているのを確認して
押さえをあげて、布を回転させます 



布端がテープに重なるようにして(縫い代1㎝で縫う)、次の角まで縫い進めます

次は点の印ですが、同じように点の位置でミシンをとめます。

この後は同じように向きを変えて縫い進めます。

動画で説明しているので、是非是非そちらを見てみてください。

動画の最後に、角をきっちり縫うコツを紹介しています。


最後の一目が長すぎちゃう・・・こんな時どうしたら良いか?を動画で紹介してます


ミシンで縫う練習は是非やってみてください。

運動前のストレッチみたいなものかな?

縫い代付き型紙を使ったものつくりをするのに
小物でも洋服でもこの縫い方が基本です

次回は『2枚の布を縫う』待ち針の止め方、縫い方のコツをお伝えしていきます

質問ありましたら、お気軽にコメント書いてみてください。




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