初心者さんの布選び 柄編
前回の記事で
生地の基礎知識として
作り方、材料、織り方、の違いについて書きました
今日はその続きです
4⃣ 柄物(プリント柄)の種類で分ける
無地が作りやすいのでお勧めではありますが、作り映えするのは柄物だったりします・・・。
柄もの(プリント)を分けてみます
①チェック柄
タータンチェック、グレンチャック、ギンガムチェック、ウインドペーン
アーガイルチェックなど多種あります
柄の解説は専門的に記載しているページを見ていただきくことにして
大きい柄は柄合わせ(がらあわせ)といって、縫いわせる箇所で(チェック)柄の位置を合わせなければいけないので避けた方が良いです。
*柄合わせって何?
スカート、ブラウスなど脇の縫い目で、前と後ろの柄の位置がぴったり合っている状態のことなんですが、写真を見るのが一目瞭然です。お高い服はぴったり合ってることが多く、それなりのものは柄合わせもそれなりだったり、あえて大幅にずらしちゃったり・・・
洋裁やってる人は気になるけど、一般の方は既製品でも柄合わせは気にならない人多いかも・・・。
どんな感じになるかというと・・・
↓↓こちらはきれいに出来ていますが初心者には難しいです!!
②ドット柄(水玉)
ピンドット、ポルカドット、など水玉のサイズや配置で呼び名がいろいろ・・・
③ストライプ、ボーダー柄
縦じまは呼び名がいろいろ
ピンストライプ、ロンドンストライプ、ペンシルストライプ
横じまは
ボーダー、マルチボーダ など
布を切るときや縫う時、アイロンで折るときに縞の線に合わせることが多いので、曲がって切らないよう、歪まないような注意が必要です。
初心者さんは縦縞、横縞どちらも避けてほしいなぁ・・・
④その他の柄 フラワー、ボタニカル、アニマル、ペーズリー
など多数ありますが、基本的な考えとして
よさそうな柄の画像を貼ってみますね
ランダムで小ぶりな柄は上下の区別がないことが多く使いやすいです↓
5⃣ 生地の厚さ
生地の厚さについてですが
具体的な布名で言うとわかりやすいですかね。。。
ブロード
シーチング
シャンブレー
キャンバス
タイプライタークロス
●薄い布がダメな理由
布を切るとき、縫う時にずれやすい、ミシンで縫う時にミシンに食い込んでしまう、待ち針がとめにくいなど 薄い布はやわらかいことが多く、扱いにくいのです・・・。
●厚い布がダメな理由
布が切りにくい、待ち針がとめにくい、布の厚みの差でミシンが進まないことがある、アイロンがかけにくい などこちらも扱いにくいのです
6⃣ 生地の風合い (ふうあい)
風合いってわかりやすい言葉で言うと、さわり心地、硬いとかやわらかいとか、しゃっりとしてるとか、ぬめっとしてるとか、そんな触った時の感覚を風合いと言っています。
初心者さんは布を触った時に、やや張りを感じるものがお勧め、柔らかすぎない、テロテロしすぎない感じのものが良きです。
ザクザクした織が甘いもの、ダブルガーゼのような風合いは縫いにくいです
お勧めの生地は?
以上を踏まえて SEWING ORIKAの
以上2回にわたって、『服を作りたい初心者さんの為の布選びに』ついてお伝えしました。
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