パンツを作る1 パンツの前と後ろの違い?
このnoteのテーマは
洋裁教室に通えない人がnoteで学んで、服を作れる人になれるといいなぁ
です。
これまでの記事で
服作りに必要な基本的な項目はお伝え出来ましたので、服作りの実践に入っていきますね !(^^)!
これまで紹介した記事の全貌は下記の図 ☟
『済』 がついたものは記事で紹介しています。過去の記事から探してみてください。
服作りの1作目は
パンツです
パンツなら男性でも子供でも、着ることができますしね
世にはいろいろなデザインのパンツがありますよね。
幅や丈やシルエットなど様々ではありますが、
パンツの形の基本はほぼ同じです。
最初は座学です(早く作りたい気持ちはぐうっとこらえてもらって)
1⃣どんなパーツ(型紙)でできている?
必要なパーツ、型紙は
①前パンツ、②後ろパンツ、③ベルト布の3パーツです
(ベルト布がパンツと続いている場合もあります)
各部(線)の名前もあるので、覚えておくとよいです
股ぐり(前から後ろまでの長さ)、股下、脇
①前パンツの型紙
②後ろパンツの型紙
③ベルト布の型紙
2⃣布は左右対称に2枚必要(右半身と左半身が必要)
3⃣前と後の型紙の形の違い
人の身体が 前(お腹)と後ろ(お尻)の形に違いがあるので
型紙もそれに伴って、形が違っています
お尻のふくらみが大きいので、後ろの型紙は股ぐりのカーブが強くて距離も長いです。
股下も後ろの方がカーブが強いです。
そして後ろと前の股下の長さは、違っていることが多いのです。
後ろの方が短いです。型紙を自分で引くようになると、理由もわかるのですが・・・。
長さが違う時は
後ろの型紙に 伸ばして縫う 指示が書いてあります。
伸ばして縫うと仕上がりがうつくしいのです(くせとりとも言われています)
パンツの股下の長さが合わないときは、それが理由だったりしますので、型紙の長さがどうなっているか確認するとよいですよ。
数ミリ程度の差がついています。
次回の記事は
パンツのウエスト寸法は自分のお尻周り(ヒップ寸)より大きくないと履けないのです・・・