『ミシンに糸をかける』家庭用編
『洋裁教室に通えない人がnoteで学んで、服を作れる人になれるといいなぁ』今回のテーマは『糸と針の準備をしてミシンに糸をかける』です
前回の記事は、ミシンの機能を知るでした
前回の記事はこちらからどうぞ
https://note.com/sewingorika/n/n83e20ee186dd
糸と針の種類
〇糸も針も使う布に合わせたものを用意
◆布は?
初心者さん向きの扱いやすく縫いやすい布で進めます。
布の厚さに合った糸と針で縫うのが基本。
どんな布が良いか簡単に、、
講師の考え方の差はあると思いますが、私のお勧めは
『綿100%のシーチングプリント』
『40番手位のブロード』などが扱いやすく縫いやすいかと思います。
*ダブルガーゼはやわらかく扱いにくい、リネン(麻)は布端がほつれやすいので、初心者にはお勧めしません。
生地については後日、別の記事で!
◆糸は?
ミシン糸は60番のシャッペスパン(フジックス社)がおすすめです
シャッペスパン→商品名
フジックス→会社名
60番→糸の太さ (水色の糸巻)
*90番は糸が細い(黄色の糸巻)、間違えやすいので注意です
◆針は11番(太さ)
(例 HA-1 #11 )
・種類→HAが頭につくことが多い、ミシンにより品番が異なることもあるので取説を確認してください。
・針の太さは11番 (キルティング縫う時は14番)
更に詳しく知りたい方は『ソーイングスクエアさんの記事』をどうぞ↓
◆針は消耗品です
針を変える頻度は使用状況によりますが、縫い目が美しくない、違和感がある、糸のかけ方はあっているのにきれいに縫えない時は針を変えてみてください。
変えるだけでそれらが解消されることはよくあります。
折れたり曲がった時はすぐに変えてください。針の先が摩耗しているときは縫うとぶすぶす音がして、針の替え時です。
糸をかける
下の記事 ↓
初めに見ておくとよいです。この記事だけで理解出来たら素晴らしい.
◆上糸をセットする
①取説を見て。かけ忘れが1か所でもあるときれいに縫えません
難しいと感じている人多いです。
取説に図解で丁寧に書いてありますので(大切なことってことですよね)まずは見ながら挑戦してください。
1か所でもかけ忘れがあると、きれいに縫えません。
押さえがねは上げてかけるのが基本。
↓上糸のかけ方シンプルでわかりやすいです
最後に針に糸を通す、これで上糸は終了!!です
針から出した糸は長ーーく出しておくと安心です
この後の作業で、うっかり糸が抜けちゃうこと結構あります。
自動糸通しのミシンもあります。やり方さえ覚えれば、糸通しのストレスがぐんと減ります。取説に書いてるのでこちらも確認してください。
天秤が一番上の位置(針が一番上の位置)にないと、糸通し機能が働かないので、どんな手順でやれば通るのか、しっかと確認してください。
◆下糸をセットする
下糸をミシンにセットしますが、これも順番があります
①正しいボビンを用意する
ミシンにセットされていますが、なくなってしまった場合は取説にサイズが書いてありますので確認してください
ボビンのサイズは、ミシンの★メーカーにより違います★
サイズが様々です。取説で確認、メーカーで調べてください。
材質は透明プラスチックでよいと思います。
↓ボビンのサイズについての記事です。
②ボビンに糸を巻く
空のボビンに糸を巻くのも初心者には難しいかもしれません。
そんな方のために見てほしいのが最初に紹介したソーイングスクエアさんの記事です
糸巻からセットまで解説してくださっています。
もうひとつ、大事なことは糸を均等にきれいに巻くということ。
正しい糸掛けができていれば均等にきれいに巻けるはずです。
③ボビンをミシンにセットする
水平釜と呼ばれる、ボビンを直接ミシンにセットする方法で説明します。家庭用ミシンはほぼこのタイプです。
よく間違うのが、下糸の回転方向です。
★糸は、左回り(反時計回り)★です。
これ間違えると縫い目が100%つれます。
下糸のセットの仕方を動画にしました。見てください
(最後にORIKAオリジナル動画です・・)↓
◆糸、ミシン針、ボビンは正規品を!
100均のものも使えますが、きれいに縫えない原因、故障の原因になることも・・ミシン糸、ミシン針、ボビンは正規品を使ってほしいです。
ミシンの糸かけできそうですか?
次回は『試し縫いする』についてです
動画で解説しておりますので、お楽しみに~
質問ありましたら、お気軽にコメント書いてみてください。