
貧困撲滅のための国際デー&貯蓄の日
10月17日は『貧困撲滅のための国際デー』となります。
この日は、国連総会で制定された国際デーの一つとなっているそうです。
制定されたのは1999年の国連総会で、その目的は<貧困の撲滅を目指し、人権と尊厳の尊重を呼びかける日>となります。
ちなみにSDGsの目標1は「貧困をなくそう」となっており、<2030年までに、世界中で「極度に貧しい」暮らしをしている人をなくす>としています。
「極度に貧しい」とは、<一日あたりに使えるお金が(食事、水、電気、住むところや着るもの、くすりなどすべて合わせて)1.25米ドル(約135円)未満で生活しなければならない状態>とされています。
なお、世界では、6人に1人(3億3,350万人)の子どもたちが、「極度にまずしい」暮らしをしているとされています。
さて、もう一つが『貯蓄の日』です。
こちらは金融広報中央委員会(旧:貯蓄増強中央委員会)が1952年の同委員会発足の際に制定したとされています。
日付は宮中祭祀の一つで、五穀豊穣の感謝祭である「神嘗祭(かんなめさい)」の日にちなんで10月17日になったとされており、神嘗祭は、天皇がその年の新米を伊勢神宮に供える祭事でとなっているそうです。
その目的は<神嘗祭の行事の趣旨を引き継ぎ、勤労の実りを大切にし、貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の増進を図ること>とされています。
ちなみに、10月4日は語呂合わせで「投資の日」とされています。
その日から、10日ほどで「貯蓄の日」がやって来ると言うのは、チョット面白いですね。
最近は、<家計が、安定的な資産形成に向け、より多くの資金を貯蓄から投資に向ける>とされています。
投資した資金が、企業などを通じて回り回って世界の貧困をなくす手助けとなり、さらにその投資資金がリターンとして戻ってくるといいなぁと思います。
資産運用会社が、そのお手伝いが出来ればと思っています。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。