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【日経新聞】投信の資金流入、昨年15兆円で最高

先日の日本経済新聞に『投信の資金流入、昨年15兆円で最高~新NISAが追い風』との見出しがありました。
 
具体的には、「上場投資信託(ETF)を除く国内籍の公募追加型の投資信託の資金純流入額(設定から解約などを引いた額)は2024年に15兆7746億円と、年間ベースで過去最大」となったとしています。
特に、「新しい少額投資非課税制度(NISA)を通じ幅広い世代の個人マネーが流入し、世界的な株高基調も投資家の買いを後押した」としています。
 
投資先では、海外株に投資する投信への資金流入が11兆円と全体の7割強を占めているそうです。
個別の投信では「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(三菱UFJアセットマネジメント)が2兆3000億円超と流入額がトップとなっています。
 
なお、日本株に投資する投資への資金流入は1兆2000億円超となり、2018年以来の高水準となったそうです。

もうひとつ、昨年末の記事で気になったのは『NISA最大の敵は「売る誘惑」 長期保有へ資産配分点検』との見出し記事です。

その記事の冒頭で「新しい少額投資非課税制度(NISA)の投資対象となっている投資信託の今年1月から11月までの購入額26兆円に対し、同期間に13兆7000億円が売却された」と話すのは投資助言会社イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原宰明氏。「わずか1年弱で半分も売られては、長期で資産形成を支援する投信の仕組みが生かされていないことになり残念だ」としています。

記事の中では、新NISAでは生涯で投資できる投資枠(元本ベース1800万円)が決まっている事から、利益確定分を売却し、元本分が復活する翌年に投資を行うと言う様な安易な短期の利益確定を行ってしまいがちと言う事の様です。

利益確定よりは、複利効果を享受した方がいいよ思うけど笑

記事の中では「新NISAの最大の敵は「売る誘惑」かもしれない」としています。

最後にもう一つ、こちらは我妻佳祐さんのnoteの投稿です。
「貯蓄保険の「返戻率」はミスリードを誘うための不誠実な数字」です。
詳しい内容は、noteを読んでいただきたいと思います。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。



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