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スポーツくじとオリンピック
毎日、オリンピックでの日本選手の活躍が報じられています。
とても喜ばしい事ですし、力を発揮できなかった選手にも拍手を送りたいと思いますし、今後の活躍を期待したいと思います。
ちなみに、スポーツくじの正式名称は「スポーツ振興くじ」と言うそうです。
2000年に、「toto」が発売されました。
このくじの収益は、選手や指導者の育成、グラウンドの芝生化、地域のスポーツ施設の整備など日本のスポーツの振興のために役立てられているそうです。
具体的には、売上金から、当せん払戻金、経費及び特定業務への繰入額(国際スポーツ競技会のためのスポーツ施設の整備等の経費に充当)を除いたものが収益となり、収益の2/3は、スポーツの振興を目的とする事業の資金として助成され、1/3は国庫に納付されているそうです。
なお、当せん払戻金の原資は売上の50%に抑えられています。
例えば、競馬の払戻率は、馬券種別ごとに違うのですが概ね75%程度となっていますので、スポーツくじの払戻率が低い事になります。
その分、多くの金額がスポーツ振興に使われているという事だと思います。
スポーツくじの収益による助成は2002年から実施しており、これまで、約2,668億円の助成を行っているそうです。
また、2020東京オリンピック・パラリンピックにおける、メダル獲得選手の育成も、くじの収益が役立てられており、助成対象のアスリートが獲得したメダルの数は109個中87個であったそうです。
“くじを買う人が、スポーツ選手の育ての親になれる。
そして日本選手の活躍を見るのが、前よりちょっとうれしくなるのもスポーツくじのいいところかもしれません。
次のオリンピック・パラリンピックで、日本選手が活躍するのが今から楽しみです。“
ある意味、ワタシ達が投資信託を通じて企業に投資するのも、その企業がワタシ達の生活や、社会に役立つことを微力ながら後押しする意味合いもある様に思います。
そして、その成果を還元してもらう事で、ワタシ達も豊かになって行くようになれば幸せだと思います。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。