税金の使い道
いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
「税金」。一応、ワタシも払っています。
この税金について、「直接税」と「間接税」があるのはご存知だと思います。
これは税金の「徴収方法」の違いを指していて、「直接税」は、納税者が直接税金を支払うことで、<所得税><住民税><自動車税>などが該当します。
「間接税」は、納税義務者(税金を納める義務がある人)と担税者(税金を負担する人)に分かれています。担税者が支払った税金は、その税金を預かった納税義務者が代わりに納税する仕組みを指します。主な「間接税」は、<消費税><酒税><たばこ税>などがあります。
もうひとつ、税金の課税主体が国である「国税」と、地方公共団体である「地方税」があります。「国税」には、<所得税><法人税><相続税>などがあげられます。「地方税」には、<住民税><事業税><自動車税>などがあります。
さて、「地方税」の中には、「都市計画税」なるものがあります。
この「都市計画税」とは、都市事業計画、土地区画事業の費用に充当することを目的として、<市街化区域内>に土地や家屋を所有している人を課税対象として毎年課税されています。
<市街化調整区域>とは、「都市計画法」が指定する「都市計画区域」の1つで、同法では「すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」と定義されているそうです。簡単に言えば、すでに住宅や商業施設などが立ち並ぶ市街地になっている区域や、10年以内に優先的に市街地にしていこうと計画し、道路や下水道、公園といった都市機能や施設の整備を積極的に進めている区域が該当するそうです。
ちなみに「都市計画税」は、年度分を4期に分割して納税しますが、一括納税も可能ですが割り引はありません。
一応、「都市計画税」については、使い道が定まって入るようですが、納税者にとって税負担のリターンを実感するのは難しいかも知れません。
では、「住民税」はどのように使われているのでしょうか?
一般的には、各自治体の一般財源(自治体が自由に使い道を決められる予算)として、社会福祉、子育て支援、生活保護といった民生費として最も多く使われています。他にも道路、公園、住宅建設や管理などの土木費にも使われている様です。
まぁ、朝早くに自宅を出て、都心で働いて、夜遅くに帰宅して寝るだけの生活のワタシには、地方税を納税している自治体で過ごす時間は、24時間のうちの1/3程度ですが、それでも舗装され、街灯が灯り、ガードレールに守られた歩道を歩いて帰宅できるだけでも納税の恩恵を受けていると感じています。
“納税がつくる明るい未来”。。。牟田悌三、、、おあとがよろしいようで。。
本日の1曲は、モトリー・クルー(Mötley Crüe)「Kickstart My Heart」です。モトリー・クルーは、言わずと知れたヘヴィメタル・バンドですが、Wikipediaには、2019年11月から活動再開とあります。まぁ、ワタシが聴いていたのは1980年代ですが、ドラッグ、飲酒運転事故死とかあったのを記憶しています。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
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