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現代の当主

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
1月18日付の日本経済新聞に「加賀前田家19代当主に 前田利宜イノダコーヒ社長」との見出しがありました。

記事は、加賀藩祖の前田利家から続く前田家の19代当主に2023年11月に就いた京都市の老舗喫茶店イノダコーヒ社長を務める前田利宜氏へのインタビューとなっています。
内容は、ご自身は東京生まれで、父親の転勤の都合で中学時代はブラジルで暮らし、商社に就職しコーヒー担当として世界の産地を駆け回り南米や中東に10年間駐在したと言ったものです。
今回の当主交代は34年ぶりで、生前交代は157年ぶりと言うことです。
ちなみに、江戸時代の加賀藩の石高は、100万石を超え、幕府を除けば日本最大だったそうです。
 
ちょっと、ビックリですね。今の時代まで、当主がいたとは。

徳川家康の子孫で、徳川宗家の当主の徳川家広氏は、時折、テレビ番組などで拝見することがありますが、徳川家だけは特別なのかなぁと思っていましたが、前田家も当主が引き継がれているんですね。
 
他の藩の当主も継承されているのでしょうか?

ワタシは北海道の田舎町に一時期、住んでいましたが、その町の開墾には、伊達家の方々が関わっていたと聞いた記憶があります。
ちょっとググってみたら、Wikiに「伊達邦直(だて くになお)は、江戸時代末期の仙台藩一門・岩出山伊達家10代当主。明治維新後は北海道開拓に身を投じ、当別町の基礎を築いた。」とありました。

伊達家といっても、色々な地域での当主と言う方もいらっしゃるんですね。

ちなみに、伊達政宗から数えて、18代目当主は、伊達泰宗氏と言う方で、政宗の霊廟「瑞鳳殿」資料館館長であり、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」の監修も担当されたそうです。
 
さらに面白いものを見つけたのですが、それが毛利就慶氏です。

この方は、徳山毛利家第14代当主ですが、なんとYouTubeチャンネル「毛利家歴史チャンネル」を2022年1月に開設しています。
周南市や、山口県内の毛利家のゆかりの地や歴史を取り上げています。
ちなみに、毛利就慶氏は東京の目黒区で生まれ育っており、現在はモウリアートワークススタジオや、幾つかの企業や病院などの役員等を務めていらっしゃいます。

本日の1曲は、吉川晃司さんの「モニカ」です。
吉川晃司さんは、毛利元就の次男・吉川元春の子孫だと言われています。

さらに元春といえば、いま大相撲で活躍されている若元春関がいますし、大怪我から復帰した若隆景関にも頑張って欲しいですね。
一番上のお兄さん若隆元関と3人兄弟の力士の四股名は、「毛利3兄弟」の結束を例えた逸話として有名な“三本の矢”にちなんでいるそうです。
ちなみに3人は、福島県の出身です。

3人が所属する荒汐部屋があるのは、日本橋浜町で、明治座の近くになります。こちら、朝早くに伺えば、ガラス越しに稽古を見学することが出来るかも知れません。見学の際には、ご近所や、力士を始めとした部屋の方々の迷惑にならない様にお気遣い願います。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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