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天上天下唯我独尊とは。。。

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
『天上天下唯我独尊』とは、お釈迦さまが、生まれてすぐに7歩あるいて言われた言葉と伝えられています。

言い伝えによると、生まれてスグに歩いて、“天上天下唯我独尊!”と言った途端に、生意気だとして周りの大人たちにポカポカと頭を叩かれたことで、お釈迦さまの頭はデコボコになったと。。。言うのは、三代目 古今亭 志ん朝師匠の落語のマクラの一部ですが笑

まぁワタシも誤って理解していたかも知れません。何と言っても字のとおり「唯一、私だけが尊い」と言う意味だと思い込んでいましたので。
 
さて、本来の意味ですが、まず「天上天下」とは、「天の上にも、天の下にも」ということで、宇宙を指しているそうです。
「唯我独尊」ですが、“我”の意味が、お釈迦さまではなく、“我”とはお釈迦さまを含む、すべての人間を指しているそうです。
よって、「天上天下唯我独尊」=「この宇宙に我々人間だけ、人間に生まれてきた尊い目的がある」と言う事の様です。

「天上天下唯我独尊」には、続きがあって、「三界皆苦 吾当安此(さんがいかいく ごとうあんし)」と言ったそうです。
こちらの意味は、「欲界・色界・無色界の三界衆生はみな苦しんでいる。もし苦しみだけが人生なら、人は苦しむために生まれてきたことになるが、私(吾)はこの苦しんでいる衆生に人生に本当の幸せがあることを伝えるぞ」と自らの決意を語られたお言葉と言われているそうです。
 
今日は、宗教的な話題ではなく、仏教とは言えども随分と宗派があると言う事を知らされた件ということで。

一昨年、義父が亡くなりまして、その葬儀の際に宗派を葬儀社から確認されたのですが、よく解かっていないことに気が付きました。
義父の宗派は、浄土真宗でしたが、まず「西ですか?東ですか?」と尋ねられました。まぁなんとか親戚の方に確認して「西本願寺」と言う事が判りましたので、葬儀は滞りなく終えることができました。

さらに昨年、実父を亡くしたのですが、実家の宗派は曹洞宗でした。

義父の葬儀では、「南無阿弥陀仏」と唱えていた様に記憶しています。発音では「なんまんだーぶ」でしたが。
実父の葬儀では、「南無釈迦尼仏」だったように記憶しています。
 
日本に、仏教が伝来したのは、538年と言われています。
さらに、いくつもの宗派が存在しており、一般的には「十三宗五十六派」と言割れています。
 
先ほど、お釈迦さまが“苦しんでいる衆生に人生に本当の幸せがあることを伝える”とお伝えしました、それは此方(現世)ではなく、人は亡くなれば、皆平等で、彼方で倖せになると言う事なのかも知れません。
なので、現世での苦しみも彼方への、越えられる試練と考えれば、大事ではなく、日々を精一杯生きることが彼方への道のりだと、勝手に解釈しています。
 
ちなみに、日本の仏教が13宗派56派になるとは、“お釈迦さまでも気がつくめえ”と言う事で、お跡がよろしいようで。
 
本日の1曲は、Iron Maiden(アイアン・メイデン)で「Fear Of The Dark 」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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