ひとなま(人生)は一度きり~老害になる前に~
いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
とある転職企業のCMに「ひとなま(人生)は、一度きり」というフレーズがあります。
まぁ、生まれてから死ぬまでを一つの物語の様にマクロ視点で捉えれば、間違いなく“一度きり”と言えるかと思います。
ただ、もう少しミクロ視点で考えれば、幾つかターニングポイントはあっても、ある程度の“やり直し”は出来ると思っています。
例えば、ワタシがお世話になっている獣医さんは、社会人を経験されてから、40歳がみえるところで獣医になると決心され、受験され、獣医さんになられました。いまで言えば”リスキリング”とでも言うのかなぁと思います。
その意味では、再チャレンジが出来るという事だと思います。
ただ、実現したい事によっては、年齢的な問題や、地域的な問題もあるでしょうから、一概には言えないのですが、それでも最近では、吉本興業で76歳になられる、“おばあちゃん”という芸人さんもいらっしゃいますので、人生は何度でもチャレンジできると言うのは間違いないと思います。
ちなみに、地域的な問題とは、例えば、獣医になりたいと思っても、生活が離島や、都市から離れた地域にある場合、物理的に通学が難しい可能性もあります。
DXが進み、必ずしも対面での授業に出席する必要性は減っているかも知れませんが、ある程度は、都市圏でなければ叶わないものもあるのは事実だと思います。
”チャンスの神様には前髪しかない”と言いますから、過去を追いかけても仕方ありません。いま目の前にあるチャンスを掴みましょう!
さて、ワタシも該当するのですが、人間は年齢を重ねてくると、肉体的には老眼・難聴・動きが緩慢になり億劫になってきますね。
それよりも、よく老人の特徴として見かけるのが『頑固』という単語ですね。
まぁ、ワタシも後輩たち、家族からみても<頑固爺>なんだと思います。
この頑固は、何に起因しているかと言うと、新しいことへのチャレンジ機会が減少し、それによって物事を判断するにあたって過去の記憶・経験に頼る事が多く、さらに新しい価値観などへの抵抗感が強くなることからだと言われています。
これが、企業などで実権を持つ人物が高齢化し、さらに実権を掌握し続けることで、組織の若返りが不十分な状態、これを最近では『老害』としています。
ちなみに、脳の老化と言うのは30代から始まるそうですので、一概に50代、60代が『老害』とは限らないのかも知れません。
少なくとも、「オレらの若い頃は深夜残業も、休日出社も当たり前」とか、「昔の部下や後輩に、命令口調で話す」など、さらには、「経験が豊富で知見があるので、若手にはできないことが自分にはできる」などと思い違いは絶対にしてはいけませんね。
間違っても「当社の10年後のために」などと言って、余計な計画などは作成しない方がいいですね。
ひとなま(人生)は、一度きりですから、たかがサラリーマン取締役、絶対に10年後の未来には在籍していないハズですからね笑
本日の1曲は、広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」です。
この曲は、歌手広末涼子さんのデビュー曲として、1997年4月にリリースされています。
作詞・作曲は、竹内まりやさんが担当されています。
まぁ、色々とある広末涼子さんですが、国民的な潜在人気は今もなおという感じがします。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
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