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ラップと言えば?
「ラップ」と言えば、家庭では“サランラップ”や“クレラップ”と言った食品用のラップでしょうかね。
ちなみに、ワタシの家には“サランラップ”、“クレラップ”の他にマツキヨブランドの“ポリエチレンラップ”もあります。
どういうワケか、ラップは欠かしたことがないと言うか、ストックとそのバリュエーションも含め、そこそこの品ぞろえとなっています笑
さて、この「ラップ」とは、どういう意味なんでしょう?
Webなどで調べると「競走路の一周、競泳でプールの一往復」、「食品を包む薄くて透明なフィルム。また、それで包むこと。」、「ボーカルの人がリズミカルに言葉を発する歌唱法の1つ」などがあります。
確かに、マラソンなどでは“ラップを刻む”といいますし、ラッパーが歌うのが“ラップ”ですね笑。
この「ラップ」の意味にある、「包む」から、ここ数年の金融業界では「ファンドラップ」という、金融機関(証券会社や銀行など)が提供するサービスが目立つようになってきています。
「ファンドラップ」とは、個人の投資者の資産運用に対する考え方(投資目的・投資方針など)に合わせて幾つかの投資信託を組み合わせた資産配分(アセットアロケーション)を提案し、その運用や管理と言った総合的(ラップに包んで)なサービスを提供するものとなっています。
当然、このサービスには、手数料がかかります。
最近は、多くの金融機関でコンサルティングによる「ファンドラップ」の提供をスタートさせています。
資産運用に関して経験の少ない方や、多忙で資産運用に時間を割けないような方にはよいサービスなのかも知れませんね。
ただ、それなりに手数料が発生しますので、Webで完結するロボアドバイザーと言ったサービスもあります。
ご自身の投資に対する考え方や、ライフスタイルに合わせて選択しても良いかもしれません。
ちなみに「ファンドラップ」に似ている「ラップ型投資信託」と言う投資信託もあります。
様々な運用会社が提供しているので、一概には言えませんが、コンセプトは、ファンドラップのノウハウを投資信託に取りいれ、株式、債券、REITなどに分散投資を行い、その配分比率などは経済状況、市況動向に応じて投資顧問会社などのアドバイスにより見直すことを戦略に含んだ投資信託になります。
低リスク型、中リスク型、高リスク型といった複数の投資信託が提供されており、いわゆるゴールベースアプローチに基づく投資が可能となっています。
こちらは、投資信託なので「ファンドラップ」の様な手数料は発生しませんが、信託報酬が発生します。
場合によっては、購入手数料なども発生します。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。