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権威主義

「権威主義」って、聞いたことがあると思いますが、どういう意味かわかりますか?

<権威をたてにとって思考・行動したり、権威に対して盲目的に服従したりする個人や社会組織の態度を指し、 政治学においては、権力を元首または政治組織(政党など)が独占して統治を行う政治思想や政治体制>とされています。
 
権威主義国家としては、ロシアや中華人民共和国(中国)などが挙げられる事が多いかと思います。
 
権威主義国家については、軍事・独裁のほかに、大統領や首相などが形式的には選挙で選ばれていても実態は独裁的な場合も含まれているそうです。
 
なお、日本経済新聞の記事からの引用となりますが、英オックスフォード大の研究者らが運営するデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」はスウェーデンの独立機関「V-Dem」の研究に基づいて国や地域の体制を4分類しているそうです。

その4分類が、国民が政府の最高責任者を選ぶ権利を平等に持っているか、個人やマイノリティーの権利が保障されているかなどを基準にしています。
 
「閉鎖型権威主義」=国民に政府の最高責任者を選ぶ権利がない
「選挙型権威主義」=選挙が自由・公正に保たれていない
「選挙型民主主義」=選挙が自由・公正
「自由民主主義」=行政が立法府と裁判所によって制約される
 
この中で、中国やミャンマーなどが「閉鎖型権威主義」、ロシアなどが「選挙型権威主義」とされ、メキシコや南アフリカなどが「選挙型民主主義」とされています。
日本や米国などは、「自由民主主義」とされています。
 
まぁ、特別なにか声をあげたい訳でないのですが、企業においても、この様な感覚はありますね。

特に、親会社と子会社、親会社から派遣されている役員など、何処に向かって仕事してんの?なんてハナシは、ときどき伺う事もありますね。
  
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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