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投資信託の愛称

「名は体を表す」と言う事があります。

ただ、どうでしょう?

名前が“体を表す”事があるかというと、あまり経験がないのですが。

例えば、ワタシで例えると名前の一文字に“恭”が使われています。

意味は<礼儀にかなって丁寧>となりますが、自分はもちろん、他人からもその様は評価を受けたことはありません。
どちらかと言うと、“がさつ”で、口の悪い方からは“品性下劣”とまで言われます笑
 
これが、“愛称”や“あだ名”となると体型から“ぶーちゃん”、見た目から“おっちゃん”、更には名字から“ショッカー”などと呼ばれることがあります。

ちなみに、“愛称”とは<親愛の気持を含めて呼ぶ特別の名まえ>だそうです。
“あだ名”は<本名とは別に、その人の容姿や性質などの特徴から他人がつける名称です。ニックネーム。>だそうです。
 
ワタシの“ぶーちゃん”は、容姿特徴からの“あだ名”となりますね笑
 
不思議なことに、小中高でそれぞれで、“あだ名”が違っているのが面白いですね。
60歳を迎えても、“あだ名”で呼ぶというのも、面白いもんですね、
 
さて、投資信託にも“愛称”が付けられている事があります。

投資信託の愛称は、誰かが付ける訳ではなく、投資信託を運用する委託会社が付けています。

愛称で呼ばれるほど、投資者の皆さまに浸透する事を期待しているからだと思います。
 
最近、ワタシの目に留まった”愛称”では“メジャー・リーダー”、“円奏会(えんそうかい)”、“パワフル・インド”などがあります。
 
ちなみに“メジャー・リーダー”は、ファンド名が「次世代米国代表株ファンド」となり、三菱UFJアセットマネジメント株式会社が委託会社となります。
「主として米国において取引されている次世代の米国経済の主役となり得ると委託会社が判断した企業の株式に投資を行います。」としています。

必ずしも米国の企業ではなく、米国で取引されている米国経済の主役となり得る企業へ投資する事の様です。

愛称にメジャーを含んでいるのは、米国である事とメジャーリーグに掛けているのかも知れませんね。
 
“円奏会”は、ファンド名が「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)」となり、東京海上アセットマネジメント株式会社が委託会社となります。
「主として、マザーファンドへの投資を通じて、国内の複数の資産(債券、株式、REIT)に分散投資し、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保をめざして運用を行います。」としています。

国内の複数の資産に分散投資としていますので、“円”と、分散投資で“奏”でるハーモニーというところで、愛称は“円奏会”という造語になっているのかも知れませんね。
 
“パワフル・インド”は、ファンド名が「ダイワ・インド株ファンド」となり、大和アセットマネジメント株式会社が委託会社となっています。
「インドの企業の株式に投資します。インドの企業の株式から企業のファンダメンタルズ、成長性等を総合的に勘案して銘柄選択を行ないます。」としています。

こちらは、愛称が“パワフル・インド”ですので、名は体を表している様に見えますね。
 
ちなみに、“オルカン”と呼ばれる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、愛称を定めていません。

“オルカン”は、略称となるそうです。
 
さすがに、面白そうな愛称なので投資してみましょうとは、言えませんね。
 
投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいてお願いします。
 
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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