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世帯年収と業種

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
世帯年収とは、生計を共にする人の年間収入を合計した金額のことです。

家族それぞれに収入があれば、その額を合わせた額が世帯収入となるので、共働きか片働きかでは大きな差が出ます。

厚生労働省が公開する「2022年 国民生活基礎調査の概況」によると、2022年時点における平均世帯年収は545.7万円となっています。

なお、平均世帯年収における中央値は423万円となっています。

ここで、平均値と中央値について、少しだけお伝えします。
平均値:全世帯の所得を合計して等分した場合の数値
中央値:所得を低いものから高いものへと順に並べて、2等分する場合の境界値

平均世帯年収とは、共働き世帯、ひとり親世帯、高齢者世帯など、さまざまなケースにおける平均世帯年収の平均値となります。
実は、平均所得金額以下の割合は日本全体の61.6%に上るとも言われています。

年代別の平均所得金額では、一番低いのが29歳以下で「377.5万円」、一番高いのは50〜59歳以下の「742.1万円」となります。

世代別平均所得

ちなみに、米国勢調査局が発表している「所得・貧困に関する報告書」では、2022年の実質世帯所得の中央値は、単純に比較はできませんが、7万4580ドル(約1097万7000円)となっています。

では、職業別ではどうでしょうか?

少し古い情報ですが、東洋経済新報社の記事によると、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(2017年)」の「職種別」の現金給与支給額や労働時間をまとめた表から平均年収の高い職種の1位は、医師となります。
2位は、航空機操縦士(パイロット)。
3位は、大学教授。
4位が公認会計士・税理士となり、5位は、弁護士です。

こう見ると、やはり資格が必要な職種が高いようです。

ただ、資格が必要な職種には、その資格を取得するのには、相当の資金と時間を要することも事実です。

ところが、転職サイトなどでは平均年収の高い職種として、「コンサルタント(経営戦略)」が1位となっています。
2位には「システムアナリスト」さらに、3位は「営業マネージャー・営業管理職」となっています。
転職サイトなので、基本的に企業に勤めるサラリーマンなんです。
サラリーマンも何とかなるもんです笑

まだ他にも、起業することも出来ますし、農業、漁業、さらに深刻な人手不足の林業などもあります。

自分の人生を、どのような職業に投資するかと捉えてもいいかも知れませんね。

幾つになっても、進路を変えることは出来る可能性はあります。

まぁ、プロのアスリート、この職業だけは類まれな素質と努力がなければ、その世界に入ることだけでも難しいと思います。
だから、応援するのかも知れません。

本日の1曲は、B'zの「ALONE」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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