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「働いているふり」行員を一斉解雇

本日の日本経済新聞の見出しに『米ウェルズ・ファーゴ、「働いているふり」行員を一斉解雇』と言うのがありました。
 
ウェルズ・ファーゴは、アメリカの大手銀行です。
記事には、<勤務時間中に働いているように見せかけた十数人の行員を解雇したことが分かった。キーボードの動きを偽装し、勤務していたようにでっち上げたという。米ブルームバーグ通信が報じた。>としています。

解雇された職員は10人以上に上るとり、同社の広報担当者は日本経済新聞の取材に「ウェルズは従業員に最高水準の規範を求めており、非倫理的な行為は許されない」とコメントしたとしています。

米金融取引業規制機構(FINRA)に提出した開示資料によると「(働いていないのに)働いているとの印象を与えるキーボード操作の偽装」を調査したうえでの解雇という事の様です。
 
特に、勤務を装う仕組みは新型コロナウイルス禍の在宅勤務の普及で広まったとされ、米企業の78%が従業員の働きを監視するソフトを使用するなど、リモート勤務の従業員をチェックしようとする企業は多いとの事です。
 
ちなみに、従業員の59%はこうした監視に不安やストレスを感じており、対策として人気が高まった。電子商取引(EC)サイトでマウスの動きを偽装する「マウスジグラー」は20ドル(約3200円)程度で購入できる。
 
今回のウェルズの対応には様々な反応があり、「従業員が怠けていると企業は高いツケを払わされる、ということを思い起こす出来事だ」と言うものや、「(新型コロナウイルス禍以降)ハイブリッド勤務が始まって4年になるのに、一部の上司はいまだに部下を一人前に管理する方法すら見いだせていない」と対応を批判するものもあるようです。
 

 
ワタシの勤める企業は、コロナ以前から在宅勤務可能な環境を整えていましたので、現在も在宅勤務を推奨しています。
また、記事にある様なキーボードチェックなどは行っていませんと言うか、その様な考えはありません。
 
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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