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マルチタスク型人材とセカンドキャリア

最近、「マルチタスク型人材」という言葉をお聞きしました。

マルチタスクとは、複数の作業を同時並行、もしくは短期間で切り替えながら同時進行で行う能力・手法のことを指す事が多いようです。

難しく思えますが、会議参加しながら議事録作成とか、短期納期の資料作成と期限のない企画書作成の同時作業など、2つ以上の作業を行うことが、マルチタスクと言えると思います。

ちなみ、「マルチタスク」という言葉は、一つのコンピューターが同時に複数の情報処理を行うという、コンピューター用語「multitasking」が由来だそうです。
 
もう一つの「セカンドキャリア」は、読んで字のごとく英語の「second」と「career」を組み合わせた和製英語となっており、「第二の人生」。

定年後の人生と言う意味合いが強かったのではないか思います。

ワタシの先輩方も、多くの方が定年後しばらくはシニア採用で引き続き働かれたり、派遣社員であったり、アルバイトをされている方もいます。

ごくまれに、起業されたりする方もいらっしゃいますが、受ける印象としては、何となく漠然と働かれているなぁと感じていました。
 
さて、「マルチタスク型人材」ですが、日本では終身雇用が当たり前で、定年まで1つの会社で勤め上げることがスタンダードとされていましたが、人生100年時代になり、既に終身雇用などは崩れ、転職、副業や起業が身近な時代となっています。
更に、人材流動化を政府が推奨する様になってきています。
 
その様な背景もあり、セカンドキャリア=定年後の第二の人生ではなく、先日お伝えしたリカレントもそうですが、自らの意思で、企業で勤めながら、学びなおしや、副業、兼業、ボランティア活動、さらには起業など様々なステージを並行したり、移動しながら、生涯を通して現役でキャリアを過ごして行くと言う事の様です。
 
少なくとも、企業内で専門性を持つとこは素晴らしい事ですが、今後の社会的な発展を考慮すると、専門家であることが必ずしも人生の糧になるとは限りませんので、もう一つのタスクを持つ(マルチタスク)必要はあると思います。
 
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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