配当利回りとは?
いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
年末の12月や、3月の年度末になると「高配当利回り」という言葉が新聞等に登場します。
いわゆる、予想配当の高い銘柄(企業)に投資することで、まだ低金利が続いていますので、高い配当金を得る事が出来るということですね。
株式を購入すると言う事は、「株主」になると言う事です。
また、株価は1株の価格を表示していますが、実際の取引にあたっては、単元株数で取引されます。
例えば、1株1000円でも、単元株数が100株であれば、10万円(1000円×100株)が必要となります。
ただ、配当金が貰える権利が付いている場合と、付いていない場合があります。
今年の場合、12月末が決算の銘柄の配当権利付きの証券取引所での最終の取引日は12月27日となります。
年内、取引所は、12月29日まで取引が出来ますが、配当を受け取る事が出来るのは27日までとなり、それ以降は、次の決算まで、配当を受け取る権利はありません。
さて、ではこの高い低いは別にして「配当利回り」とは何でしょう?
その前に「配当」とは?
ザックリ言うと「企業が決算時に、株主に利益を分配すること」と言えます。
当然ながら、株主が保有する株数に応じて配分されますし、赤字企業の場合は配当されない場合もあります。
多くの企業は、年間に1~2回程度の配当金の支払いを行います。
ちなみに、配当金は決算(中間含む)から支払いまでに3か月程度を有することが多く、投資から配当金受領までに時間を有します。
そして「利回り」ですが、こちらもザックリ言うと「投資金額に対する収益の割合」と言えます。
一般的なのは預金利息ですね。
通例として1年間の利回り、「年利回り」のことを「利回り」と言う事が多いと思います。
よく、電車などで見かける「定期預金」の「利率」。これが「利回り」の事です。
ここでまたザックリと「予想配当利回り」の計算式をお伝えします。
●1株あたりの予想配当金(年間)÷株価×100%
例として、現在の株価が1000円で、予想配当金が年10円とすれば、予想配当利回りは、1%(10円÷1000円)となります。
ただ、株価が下落すると、配当利回りは上昇しますので、注意が必要だと思います。
さらに、自身の投資を考えると、現在株価ではなく、自身が購入した株価と予想配当金を使って自身の配当利回りを計算する必要がありますね。
ちなみに、受け取り配当金には、税率20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります。なお、NISAの対象とする事が出来ますので、条件によっては20.315%の課税をなくすことも出来ます。
本日の1曲は、Bananaramaの「I Heard A Rumour」です。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
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