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国際南南協力デー

9月12日は『国際南南協力デー』です。

あまり聞きなれないですが、2004年の国連総会で制定された国際デーのひとつです、
 
まず、“南南”についてですが、「南南問題」と言うのがあります。

これは、1980年代以降顕著になった、南側の開発途上国とされる国の間での経済格差問題です。

「南北問題」が、先進国と開発途上国の間における経済格差の問題を指して使われますが、開発途上国の中でも、エネルギーなどの資源保有国と非資源国との間には大きな経済格差が生じ、政治的・経済的な問題となっているとの事です。
 
1978年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催された国連総会で「ブエノスアイレス行動計画」が採択され、この国際デーは、南南協力の重要性について啓蒙し、南南問題を解決することを目的としているそうです。
 
「南南協力」とは、「途上国相互の協力」のことで、開発途上国同士が、政治・経済・社会・環境・技術などの分野において、それぞれの得意分野で相互に協力するための枠組みとされています。
 
最近では、『グローバルサウス』と言う言葉を目にすることも多くなってきました。

また、そのグローバルサウスへの投資も大きくなってきていますし、国際政治的には、いかにグローバルサウスの各国とのパイプを太くするかという事での争いも起こっている様です。
 
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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