高級料理店のランチは(インデックスファンド?)
ワタシが勤務する地域には、有名な高級料理店がたくさんあります。
ワタシもよくランチを頂くのですが、夜の料金から比べればビックリするくらいに割安に頂く事ができます。
いただくたびに、今度は夜のお料理も頂きたいなぁと思いますが、申し訳ないのですが、一度も伺った事はありません。
それにしても、なぜ利益の薄いと思われるランチ営業をするのだろうと思います。
少なくとも、ワタシもそうですが、ランチ営業時と夜の営業時の客層は違うと言う事ですね。
ランチ営業には、リアルで切実な理由があるそうです。
例えば、鮮魚、野菜などの鮮度が命の食材を扱う事が多いのが高級料理店だと思いますが、何らかの理由(天候や突然のキャンセルなど)で、これらの高級食材を廃棄してしまうことは、お店にとっては死活問題となります。
高級食材も、1日経過してしまうと1円の利益もあげないと言う事になります。
店にとって、最大のコストは仕入(食材費)と人件費になります。
これらを抑えるのではなく、コントロール(管理)していかなければ利益は上がりません。
仮に、高級食材を使い夜の営業だけを行った場合、仕入れより客への提供が少ない場合は、食材が残る事になります。
この場合、鮮度が落ちる翌日の夜に提供する事はレピュテーションリスクがありますので、改めて食材を仕入れる必要があります。
そこで、残った食材の処分を行うためにランチ営業を実施します。
これによって、高級食材を最悪の場合は、原価割れで提供しても、廃棄でゼロ収入よりはマシとなります。
また、夜の営業に備えて仕込み等を行うために午前中から店に入るのであれば、仕込みと並行しながらランチ営業を行う事で、特に従業員を抱えているのであれば、ランチ営業を実施した方が売上が立つ分だけ、一石二鳥的なところもあるかも知れません。
誤解のない様にお伝えしますが、ランチ営業をしている高級料理店のすべてが、仕入れた食材の処分のためにランチ営業を行っているワケではありません。
あれ?
ちょっと思ったのは、インデックスファンドってランチ営業かもと思いました笑
理由は、言えませんが。。。。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。