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ヒートドーム

日経新聞電子版に『米でヒートドーム猛威 暑さ過去最高、50年死者6万人も』との見出しがありました。
 
ヒートドームって?

ちょっと調べてみました。

ヒートドームとは、上空の高気圧が停滞する事によって、熱い空気を押し下げてドームのような形を作り、熱を閉じ込める気象現象だそうです。
熱波などとは違い、一定の位置にとどまる時間が長く数日から数週間続くことがあるそうです。
2022年3月には、米国気象学会の用語集にも追加されました。
 
記事によれは、「ヒートドーム発生で米国立気象局(NWS)による高温警報などが出ている地域に住む人は20日に1億人、人口の約3割に上ったとNOAAが発表した。」との事です。

さらに、「マサチューセッツ州の一部学区では、エアコンがない学校が多いため猛暑を理由に夏休みの開始を数日前倒しし」、「ペンシルベニアやカリフォルニア州など米国各地で高温に伴うエアコンなどの利用増加で停電も起きた」としています。

また、「米シンクタンクのアトランティック・カウンシルの報告書によれば、米国で20年には猛暑による生産力低下が1000億ドルの経済損失につながった。50年までにその影響は年間5000億ドルまで上り、死者数も年間6万人近くになる可能性があると分析している。」との事です。
 
ちなみに、日本でも2018年には、羽田空港の滑走路のアスファルトが熱気で横30センチ、縦20センチ、深さ10センチの穴ができたこともあります。
今年の夏も猛暑との予報が出ています。

しっかりと暑さ対策をして迎えたいと思います。

ちなみに、日本の観測史上最高気温は、2020年8月17日の静岡県浜松市と、2018年7月23日の埼玉県熊谷市の41.1℃となっています。
 
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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