サラダ記念日

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
 7月6日は『サラダ記念日』です。
これはもう、いまから遡ること36年前、1987年5月に刊行された、俵万智さんの『サラダ記念日』という短歌の歌集のタイトルです。この歌集は、なんと280万部のベストセラーとなっています。
この歌集の中の一首が“「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日”とあります。よって今日は、『サラダ記念日』となります。
ちなみにこの歌集の発売から、“○○記念日”と言う言葉が定着したとも言われています。
確かに、昔はある程度は公的な記念日として「時の記念日」とかしか聞いたことがありませんでした。またパーソナルな記念日と言えば、「誕生日」や「結婚記念日」程度しかなかった様に思います。それが『サラダ記念日』以降は、“恋人と付き合い始めた日”とか、“大切なわんこが来た日”みたいなそれぞれの個人的な記念日をお祝いしてもいい様になったみたいですね。
 
さて今日の関東地方は、気温がぐんぐん上がっています。ワタシがいるこの場所の予想最高気温は“34℃”となっています。
そんな訳で今日の1曲は、森高千里さんの「私の夏」です。この曲は、1993年4月発売の森高さんの18枚目のシングルです。ちなみにCM( 「ANA'S SUMMER 沖縄」)とのタイアップとなっています。ご自身がCMに出演されていました。
曲の内容は、少し前に彼氏と別れた女性が、こうなりゃ意地でも夏休み取ってヤル。同じく彼氏のいない友人と旅に出ようみたいな感じです。森高さんは男性からの人気だけでなく、その歌詞は等身大の女性像として働く女性や学生に人気がありました。反対に同じ時期に槇原敬之さんも男性目線の、ちょっと情けない男子の歌詞で男性の共感も得ていたような記憶があります。
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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