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いくつまで働くの?

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
日経ヴェリタスに「生涯現役、定年後は「好き」を仕事に 人生100年こわくない・投資力を磨こう」という記事が掲載されていました。

記事の内容ですが、『日本では、「働ける限りずっと働いていたい」という人が多い。内閣府が60歳以上の男女3000人を対象に調査したところ、25%の人が75歳を超えても働いていたいと答えた。更に調査対象者を60歳以上で収入がある仕事をしている人に絞り込むと、44%が75歳を超えても働いていたいと回答している(いずれも「令和5年版高齢社会白書」より)』と言うものです。

さて、どうでしょうか?

ワタシは、この調査の60歳以上で収入がある仕事をしている人になりますが、75歳と言うと、かなり先の事で考えたくもないと言うのが感想です。

記事の中では、「若者の間ではFIRE(経済的な自立による早期リタイア)を目指す人もいる一方、60歳以上を対象とした調査では、いつまでも働き続けることを望む人が多い。一見、正反対と言える現象の解は、FIREを目指す若い人は労働を自分の時間を奪うもの、よって早く自由になりたいと考えるのに対して、多くの60歳以上は、仕事を収入が得られるだけでなく、健康など他のメリットも享受できるものと捉えている。」としています。
さらに『別の内閣府調査では、60歳以上の人が仕事をしている理由で、いちばん多かったのは「収入が欲しいから」(45%)だったが、次に多かった答えは「働くのは体に良いから、老化を防ぐから」(24%)』だったそうです。
 
若い方は、労働は自分の時間を奪うものと考え、60歳以上は、労働は健康のためと言う事かも知れません。
 
ただ、現実的には、75歳を超えた方が働くことは難しい様です。
記事の中では、具体的には、頭文字Kの仕事ばかりと紹介されています。
Kとは、「警備」、「管理人」、「片付け」、「交通整理」などだそうです。
また、法的にも企業には65歳まで雇用する義務が課せられていますが、65~70歳は努力義務、よって75歳を超えても働きたいというニーズには応えられないのが現実だと言う事です。
 
それであれば、少なくとも65歳を過ぎた年金受給以降は、仕事で得られる収入が少なくても構わないのだとすれば、好きを優先させて仕事を選んでもいい。必要あれば学び直しで自分の能力を開発してから、新しい分野に挑んでもいいと記事は結んでいます。
 
新NISA制度など、資産形成を後押ししているのは、ある意味でこの様な現実があり、65歳の年金支給開始年齢から、実際の年金受給年齢を健康に労働しながら遅らせられるかと言う事かと思います。
 
であれば、定年を迎える前に自らの得意な事を生かした起業と言う事が、それが大きな収入に繋がらなくても、健康管理にはつながるのではないかなぁと思います。
 
本日の1曲は、ケツメイシで「涙」です。
この曲のMVには、お笑いコンビのダイノジのおふたりが出演されています。MVを含めた曲への思い入れが強い芸人さんも多い様ですね。

 本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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