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世界食料デー

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
10月16日は、『世界食糧デー』です。
これは、「国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization)」(FAO)が1981年に制定したもので、国際デーの一つとなります。また、英語では「World Food Day」と表記されます。
1945年のこの日に、FAOが設立されたことに由来しています。
その設立の意義は「開発途上国における飢餓や貧困について考え、世界の食料生産と分配の改善と生活向上を通して、これらを克服すること」とされ、本部はローマに置かれています。
この日を中心に世界各国でイベントが開催されます。

世界の食料事情については、様々なニュースや情報があふれています。
たとえば、世界人口の約10%にあたる8.2億人が飢餓状態にあると言われています。また、全世界で生産されている食品の1/3が廃棄されているとも言われています。
勿論、廃棄は先進国、途上国では飢餓人口が増加するという「食の不均衡」が進んでいると言われています。
現在、世界では全ての人が食べられるだけの食料は生産されていると言われています。それにもかかわらず、「食の不均衡」に表されるように9人に1人が十分に食べられていないと言われています。

SDGsには「2飢餓をゼロに」の目標があり、「飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する」としています。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称ですが、これは2015年の国連サミットで採択されたもので、2030年までの15年間で達成するための目標です。
ワタシ達は、「食の不均衡」だけではなく、「世界の穀倉地帯」と言われるウクライナとロシアの戦争、さらには世界的な気候変動など、多くの課題を抱えています。
今日の日が、「自分に何ができるか」を考える日になればと思います。
 
本日の1曲は、爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」です。この曲は、1985年に発売されたアルバムの収録曲ですが、とても儚いラブストーリーであり、さらに、日本武道館の屋根の上に載っている擬宝珠を「大きな玉ねぎ」としているところがセンセーショナルでしたね。
ちなみに、日本武道館を「大きな玉ねぎ」と表現できるのは早稲田大学(サンプラザ中野さんの母校)出身じゃなきゃ無理だなと、明治大学出身の友人が呟いたのを思い出しました笑

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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