髙比良くるま沼落ちブログ
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
こばっちです。
既に=LOVE、SixTONES、ヤバTとずぶずぶな推しが3組いるので、もうしばらくここまでガーっとなる人には出会えないかな〜と思っていたら、現れたのです。髙比良くるまさんが。
ep.0 ヤバTが教えてくれたM-1
くるまさんとの出会いの前に、少々前置きにお付き合いいただきたい。関東生まれ関東育ちの私は、お笑いに触れることはほとんどなく過ごしていた。しかし、高校生になりヤバイTシャツ屋さん(バンド)にハマり、急速にお笑いとの距離を縮めていく。ヤバTは関西出身のバンドで、特にこやまさんはおもしろいことにこだわりのある人。(彼はしばしば「おもしろさは優しさ」と言っている。そんな彼が生み出す楽曲とヤバTの創るエンタメはどこまでも"優しい"。)結成初期は演奏の練習は全くせず、MCの台本を書いて熱心に練習していたらしい。そんなヤバTの影響で観始めたのが、M-1。2020年末、国民的行事となりつつあったM-1を初めて観た。当然だがめちゃくちゃおもしろい。マヂカルラブリーが優勝した年で、いきなり漫才か漫才じゃないか論争が起きて面を食らったが、つり革のネタはすごく笑ったのを覚えてる。
ep.1 2022~23年令和ロマンとの出会い
それから毎年欠かさず12月の敗者復活戦と決勝は観るようになった。予選動画も観るようになり、徐々に知っているコンビも増えていった。そうしているうちに2022年の秋頃、「令和ロマンという、若くておもしろいコンビがいるらしい」というのを耳にした。どこでかは全く覚えていない。12月の敗者復活戦、噂に聞いていた令和ロマンがいる。期待して観たドラえもんのネタが、めちゃくちゃおもしろかった。(沼落ちしてから見つけたインタビューで、くるまさんが「ネット民に向けてやった」と仰っていて、私ってやっぱりネット民なんだ、、、と自覚した。)いつか優勝すると言われているのも納得したし、これでなんで決勝にいけないのか、不思議なくらいだった。
2023年のM-1決勝。9組の中に名前を見つけた時は嬉しかった。トップバッターになった時は家族に引かれるくらい悔しがった。優勝した時はめちゃくちゃ嬉しかった。(いつか優勝するの"いつか"が、2023年だとはさすがに思わなかったけど笑 )今思えばかなり好きになってたと思う。でも、この時点で令和ロマンのオタクになったわけではなく、いちお笑いファンとしての気持ちに留まっていた。
ep.2 2024年2月、終わりの始まりとその終わり
年が明けて、私は敗者復活戦で観たナイチンゲールダンスにハマり、YouTubeを見漁っていた。その中で令和ロマンと同世代なこと、同じく大学お笑い出身なこと、所属する劇場が同じこと(令ロは3月に卒業したけど)、9番街レトロと3組でお抹茶煎じ隊というアイドルをやったことなどを知った。その中で1本の動画を観た。
ヤスさんとなかるてぃんが、恋愛シュミレーションゲーム風に主人公目線で、くるまさんと付き合うまでを喋ってくれるこの動画。現実の令和ロマンとくるまさんのあるあるや特徴が組み込まれていて、当時追い始めたばかりの私としては色々知れて有難かったし、くるまが物理的な車扱いでぶつかると入院するとか、こたけ正義感ルートが存在するとか、普通に楽しく観てた。しかし、事件は起こる。
―9月の宿泊学習の夜、主人公は男子の部屋に呼ばれるが、教師の見回りをやり過ごすために、咄嗟にくるまと同じ布団に入ってしまう。静かにしなければならないのに、くるまはぶつぶつ喋り続ける。主人公はくるまを黙らせる。誰にも黙らされたことのないくるまはこう言う。
えっ、今のなに・・・?
こっちのセリフですけど!?
白状する、私はこの一撃でくるまさんのリアコになってしまった。
ヤスさん、ほんとうにわるい人だ。どうしてあの人はこんなにも"女の子"の気持ちがわかるのか。なかるてぃん、出してくる恋愛が全部ベタなの何?ベタが1番良いんですけど。恥ずかしいけどときめいちゃったよ。お笑いで済ませらんないよ。ほんとに意味わかんなかったです、はい。本人の言動でリアコになっちゃうならまだしも、他の人の動画、しかも恋愛シュミレーションでリアコになっちゃうなんてどうなんですか、それ。ずっとアイドルオタクをしてるけどリアコしたことなんかなかったし、第一私はリアルの人に恋できるタイプの人間。なのにわざわざ画面の向こうの人にリアコしたのが意味わからなくて、でも心は確かにリアコしてる。どうにかして整理をつけたくて鍵垢で暴れまわってた。
そうしてるうちに、鍵垢での暴れ様をみた親友に「私も(他界隈の推しに)リアコしてたことあるけど」と前置きした上で、こう言われた。
「リアコは無駄。」
そう、リアコは無駄。考えてみたらわかること。可能性があるような幻覚をみていただけ、実際にはこれっぽっちも可能性なんかない。こうして案外あっさり目を覚ました私は、リアコを脱したのである。
ここで1つ言い訳をしておきたい。画面の向こうの人にリアコしていることを、不特定多数の目に触れる場で堂々と表すことは、決して褒めてたものではないと私は分かっている。分かっていたので、鍵垢にのみ書き込んでいた。にも関わらずこのように記したのは、くるまさんへの沼落ちと令和ロマンのオタクになっていく過程を、リアコをしたことを抜きにして語ることは不可能だからである。現在は目を覚ましていることも鑑みて、許しを乞いたい。
ep.4 脱リアコ。好きの再確認。
さて、リアコを脱した後に残るのは、濃いめのオタクだ。熱しやすく冷めにくい性分の私は、変わらぬ熱量を持っていた。令和ロマンのこと、髙比良くるまさんのこと、もっと知りたい。インターネットの海を泳いで、コンテンツと情報をかき集めた。令和ロマンはインターネット上に半永久的に残っているコンテンツが多く、どこから好きになっても歴史をなぞることができる、新規に有難い性質を持っている。YouTubeにポッドキャスト、過去のインタビュー。0から100まで、というわけにはいかないが、自分のペースで履修していった。
さらにM-1優勝から2,3ヶ月の時期で雑誌の表紙を多く飾っていたので、できる範囲で買い漁った。中でも沸いたのがVoCE。
いやかっこよすぎません?!!!!くるまさんめちゃくちゃ化粧映えするじゃん、、、トキメキが止まらん、、、バイトの合間に表紙みて情緒おわった。ってかウレアカ(売れたから垢抜けるって本当?)の企画があったからとはいえ、冷静に考えて芸人が美容雑誌の表紙やるのおもろすぎる。この次号の表紙がSixTONES田中樹氏だったのも、多界隈オタクとしておもろかった。個人的に雑誌を買うのはその人にかなりコミットしている目安だと思っているが、この頃ほぼ何も考えずに何冊も買っていたので、令和ロマンと髙比良くるまさんのこと相当好きになっちゃったな〜と思った。
あと、ウレアカがあったからなのか、本当に売れたからなのか、2022年から23年にかけて、くるまさんめちゃくちゃ垢抜けてかっこよくなってる。この2枚で伝わって欲しい。(なお、ケムリさんのビジュアルは安定してる。そこも好き。)
さらにいえば、私はメガネをかけた人にめっぽう弱い。特に細渕丸メガネを至高としている。SixTONESの松村北斗氏に沼落ちしたのもメガネをかけていたマスカラのMVがきっかけだし、芸人さんもコンビ内でメガネをかけている人が好きになりがち。洗練されたビジュに、癖の細渕丸メガネ。沼落ちする条件は揃っていたのだろう。
リアコあがりのためこのようにビジュに関して騒いでいたし、今もそうだが、始まりと言えるのはやはりM-1、漫才のネタ。2023年の決勝でいうと1本目の転校生が私のお気に入りで、YouTubeで何回も観た。
くるまさんがどこかで仰っていたが、ネタを見ればその芸人の全てがわかる。私は、ネタを愛することができなければ、その芸人さんを愛せない。令和ロマンのネタが大好きだし、ネタをしてる令和ロマンが大好き。1番表情が活き活きしてる。1番輝いてる。なんだかアイドルがファンと会えるライブのときに1番ビジュが良い現象と相互互換な気がして、素敵。
ep.5 くるまさんに救われるところ
令和ロマンのお笑いも、おふたりの関係性も、くるまさんのビジュも大好きだが、私がさらに惚れたのは彼の内面と言葉。お笑いを抜きにして、くるまさんは言語化がめちゃくちゃ上手い。ご自身の過去と未来も、お笑いの今と未来も、とてもわかり易く言葉にして伝えてくださる。
それがよくわかるのが、NONSTYLE石田さんのYouTube。
#1~4まであって全部面白いし興味深いのだけど、私が救われたのは、#4のここ。
石田さんも言ってるけど、まじでカッコよすぎん???これまで目標や夢を設定し、それを叶えてきた人はたくさんみてきた。もちろん素晴らしいことであり、どれほど難しいことか。しかし「自分が信じてる今日を積み重ねて未来になることを怖がら」ないでいる、そうあり続けることも、同じくらい素晴らしく、難しいことではないだろうか。
動画が配信された2024年3月時点、私は大学生2年生の春休みで、いよいよ就活しなくちゃいけないのかなー、でもやりたい仕事とかわかんねー、大学院も興味あるなー、と未来が全然想像できてなかった。成人式きっかけの同窓会ラッシュでしっかりした未来予想図を描いてる同級生が何人もいて、焦ってもいた。何をしたらいいかわからない。どこにゴールを設定したらいいかわからない。でも何かしたい、何か成し遂げたい気持ちもある。ヤバTのはたちのうたの「やりたいことがわからんね やりたくないとちゃうもんね」状態。その状態にひとつ答えを見せてもらった気がした。それでいい、それでもいいんだって肯定されて、救われたような気がした。そんなつもりで言ったんじゃないと思うけど、くるまさんにはありがとうって伝えたい。
でも同時に、めちゃくちゃ頑張らないといけないことには変わりはないと思ってる。その生き方は、常に自分のことは自分でできるように、いつ自分の過去を振り返っても胸を張れるように生きることだと思うから。それが「責任を取り続ける」ことだと思うから。目の前のことだけでも、がむしゃらにやる。
ちなみに、それから4月になって就活イヤだ!となったので全くせず、半年経った今は大学院に行くつもりで動いている。修士課程で終わりなのか、博士号も取るのかもわからないし、その先なんかわかりっこない。でもその時の自分がまた頑張るし、決めてくれるだろうから。とにかく、今できることは全部やる。そう決めた。
あとなんといっても、くるまさんが好きな"頑張っている人"なりたい。一方的だけど推しに胸を張っていられるようなオタクでありたい。
終わりに
沼落ちから現在のくるまさんへの気持ちを整理するいい機会になったし、個人的にここまで劇的に沼落ちしたこともないので、記録として残せるのが悪くないなと思ってる。
しかし、自己紹介2024の記事で3,000字越えのが書けそうと言っていたが、終わってみれば4,600字越えで自分でも驚いている。大学のレポートも大体2,000字だぞ。ここまでお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。
ヘッダーは、ABCお笑いグランプリで優勝した令和ロマン。今年のM-1をファンとして追いかけられるのうれしいなぁ。
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