2020年まとめ
本年も大変お世話になりました、どうも俺です。
mixi時代から通算すること・・・もう何年目になるんだろ・・・もう15年目くらいになるまとめの時間がやってまいりました、まいりましたが、
困ったことに今年は本当に「1年が終わる」という実感のない1年でした。おそらくコロナ禍に起因するものだと思いますし、おそらく僕だけでなく皆さんそうだったと思います。
特に季節のイベント類がほぼほぼ無くなったことで、今までそれほど意識していなかっただけでイベントというのは季節感を担うものなのだなぁと実感した年でした。気がついたら外が暑くなっていて、気がついたら外が寒くなっている、という、自然としてはすごく全うな季節の移ろいを感じているはずなんですが・・・やっぱりなかなかそこまでの自然体にはなれないんだなぁと感じました。
そんな2020年ですが、コロナ禍という大きな要因もあったため、普段の1年とは大きく違うこともあり、一概に「良かった!」とも「悪かった!」とも言いづらい部分が多いのですが
そんな中で今年を振り返って良かったことと反省したいことが大きく1つずつありました。
まずは良かったこと。
これは緊急事態宣言中に音楽制作を始めてみたことです。詳細はこちらノートを読んでいただければと思いますが、緊急事態宣言になり案件も多くがストップしてしまい、かつどこにも出かけられずひたすら引きこもっていなきゃいけない期間に、人生で初めて音楽制作を本腰を入れて開始いたしました、それもボカロPとしてやってみることにしました。
正直、この歳(37歳)になって音楽制作、それもボカロ製作、それもバンドサウンドという、今になってなんでそんなことしてるんだお前は感の強い選択をしている気もしていますし、CG映像クリエイターなんだからその期間にCG映像作品を作れよみたいな気持ちも自分にありますが
人生の中でも「日本人全員引きこもっていなさい!」と国からいわれる期間なんてそうそうないですし、そんな時だからこそ何か新しいことが始められるのでは?本腰いれてじっくり取り組めるのでは?と思ったことがきっかけでした。
結果的にボカロを選択したのは消去法な部分もあるのですが’(詳細は上記ノート参照)とはいえ、音楽を作ってみたいと昔からずっとくすぶっていた気持ちをようやく叶えることができた期間でした。
結果的に今年は趣味ワークではCG映像よりも音楽に夢中になっていましたし、緊急事態宣言中から現在まで、多分人生で最も音楽の勉強をしていると思います。
もちろん、音楽は素人ですので全然まだまだプロの域には程遠いですし、一体その知識がCG映像の仕事に活かされるのか?と聞かれたらわかりませんが、基本的に僕は「やったことは何でも無駄にならない」という宗派の人間なので、せっかくの機会で始めることができた音楽製作は引き続き来年以降も続けていこうと思っています。
この歳になると全くの新しいことを始めるのは億劫ですし、仕事やらなんやらと言い訳して結局「やりたいんだけどねえ〜」で終わってしまうことが多い中で、新しいことを始めるきっかけになったという意味ではあの緊急事態宣言も100%のデメリットではなかったんだなと思いました。むしろちょっと感謝する部分さえあります、不謹慎かもしれませんけど。
反面、大きく反省すべき点があります。
緊急事態宣言が開けて9〜10月頃、本当に自分のスケジューリングのミスでフリーランス開始以降最強の修羅場に襲われておりました。
緊急事態宣言で止まった仕事やもともと決まっていた仕事等のスケジューリングを完全に自分の中でミスってしまいまして・・・幸いなんとかすべての仕事をしっかりとしたクオリティで完結させることができましたが、正直あの期間は生きた心地がしなかったというか・・・人間らしい生活ができないレベルで修羅場を迎えておりました。
運悪くそのタイミングでPCトラブルなんかにも巻き込まれてしまったので余計にな部分もあるのですが
とはいえ、元を正せば自分のスケジューリングのミスに起因することなので・・・本当に大きく反省いたしました。かろうじて関係者各位にご迷惑をかけることなく乗り越えられたと思っておりますが
その後しばらく燃え尽き症候群のようになってしまい・・・1日YouTubeをぼーっと眺めて終わる日々が続いたりと・・・後遺症がかなり大きかったです。本当に、猛省です。スケジューリングはちゃんとしましょう。来年といわず今後もずっと気をつけて行きたいです。
さて、去年のまとめノートの中でコンプレックスの話を結構してしまったのですが、今年は結構そのあたり開き直れたと思います。
結局、自分の土俵で戦う、隣の芝は青く見えて当たり前、という気持ちを常に持っていれば、もちろん時には迷ったり悩んだりもしますが大きくは外れずに自分の得意分野で攻めて行けるなと思いました。
苦手な表現・コンプレックスな表現は少ないに越したことはないですし、克服できるに越したことはないのですが、克服することばかりに躍起になって肝心のクオリティや得意分野がおろそかになっては意味が無いので、そのあたりのバランスは今年は結構とれていたんじゃないかと思います。
さて、2021年ですが、今度こそ法人化を進めていこうと思います。
特に事業拡大をしたいとか人を増やしたいとかそういう理由ではなく、純粋に税金やらなんやら考えるといい加減しないと勿体ない、みたいな理由なのですが、やるやる詐欺のままずっと法人化をサボってきてしまったので、来年はGW明け目処くらいでそのあたりをしっかり進めていければと思っております。
コロナ禍によってますます先の見えない感じになってはおりますが、僕のようなもう若くない1クリエイターとして、この時代は引き続きお客様のご要望にしっかりとお答えしつつ、ある程度の新しい表現も吸収しつつ、自分の武器を使いつつ、うまく堅実に成長していくタームなのかもなと思っております。僕はアーティストでなく、あくまでもクリエイターといいますか、顧客があって初めて活きるタイプのクリエイターだなと理解しているので、その要望や期待にはしっかり応えていけるクリエイターでありたいなと改めて思いました。
コロナワクチンが徐々に普及していき、このコロナ禍がおちついたら、また世界のどこかへふらりと旅行へ行きたいなという野望を持ちつつ
新型コロナもそうですが、それ以外風邪なども含めて健康に気をつけつつ来年も頑張っていこうと思います。
皆様もコロナに限らず、お風邪等召さないようお気をつけて年末年始をお過ごしくださいませ。
本年も大変お世話になりました。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!