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会社員から独立する時、準備したこと その4

さてさて、3回に渡って投稿してきた「会社員から独立する時、準備したこと」シリーズ。今回が最終回です。

10,会社に退職の意志を伝える

前回までで生活が何とかなりそうな収入(+貯金)と、それを継続していけそうな目処(主に健康面)が立ちました。会社に退職を伝えるタイミングとなりました。これを伝えたら後戻りはできません。決意が固いが最後の確認をしましょう。

退職を伝えるタイミングは、組織の組織改編・人事異動のタイミングを考慮して、上手くタイミングを図りましょう。組織改編が決まった直後に退職を申し出ても、次の組織改編のタイミングまで人を手配できないということで、こちらの希望の退職日が通らない可能性があります。

私が勤めていた会社は4月と10月に大きな組織改編があり、そのためのプランニングがそれぞれの3ヶ月程前から始まるので、そのタイミング(1月)に退職を申し出ました。そのため私が退職する前提で、新しい組織が計画されスムーズに退職ができました。

11,退職までの過ごし方

飛ぶ鳥跡を濁さず、恩を仇で返すようなことにならないためにも、引き継ぎは資料を作成して、しっかりと行いました。自分のPCにだけ保存されているデータも、ファイルサーバーにアップロードして関係者と共有しておきます。

あとは退職までの手続きの確認。退職金がいくら・いつ貰えるか詳細な内容を確認したり、確定拠出年金(iDeCo)を会社のものから個人に移行する手続きの準備をしました。あと、退職後の健康保険をどうするかも抑えておきたいポイントです。会社員のときに入っていた健康保険を2年間延長する任意継続という方法と、国民健康保険に加入するかの2つが選べました。各種条件を比較して、私の場合は任意継続としました(独立後、個人事業主 or 法人にするのか、などの条件によってベストな選択は変わってくると思います。)

12,晴れて独立!

さてここまで来ればあとは最終出社日を迎えるのみ。お世話になった方へのご挨拶等、これは慣例に沿って各々良い感じにしておきましょう。

独立後は何もかもが自由。気を抜くとどんどんダメな方へ流れて行きそうな気がしたので、大まかな方針をたてました。

・会社員時代と比べて、労働時間半分、収入2倍
・自分の子供に対して胸を張って説明ができるような仕事をする(後ろめたさを感じることはしない)

私の場合は、上記のようなざっくりしたものでした。笑

事業を進めていくなかで、判断に迷ったり、新しい仕事に機会がきたときに、改めてこの方針を思い返して最終判断するようにしてます。

おかげさまで独立して7年、紆余曲折ありましたが、概ねこの方針に沿って少しずつ進められているかと思います。

最後に

全4回に渡る長文に、お付き合い頂きありがとうございました!
今でも会社員の最終出社日に、会社を出て振り返ったときに仰ぎ見た青空と、清々しい気持ちを、鮮明に覚えてます。

いま会社員をしていて独立を志している方が、その願いが成就することをお祈りしてます!

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