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AI生成画像によるちょっと怖い未来

数日前のことですが、X(旧Twitter)でAIが生成した面白い画像投稿を見かけました。今回はそこから感じたことを書いてみようと思います。

どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。よかったらフォローやスキ、コメントいただけると嬉しいです。ツイッターのフォローもお願いします!

みた瞬間の印象としては、「すげぇ!」「かっこいい!」でした。
このはものすごい画像で

なるほど!これが生成AIがなせる技のひとつか!


と感動した次第です。どういうプロンプトを書けばいいんだろう?と色々と想像してとりあえずstablediffusionに投げてみたりしましたが、なかなかそうはうまくいかないもので、どうやるんだろう?と考えを巡らせています。
#この時間が一番楽しい

しかし、これ投稿にもありますが「サブリミナルメッセージ」なんですよね。・・・と考えるとそれはそれで怖い未来かも・・という感じもあります。サブリミナル・・というともうかなり前になりますが、日本のカルト教団の洗脳みたいなニュースで初めて耳にした言葉だったように思います。

結局はなんでもそうなのかもしれませんが、このサブリミナルメッセージによって脳内に潜在的に何かしらのメッセージが刷り込まれていく・・みたいなことがないとは言えないわけです。というか、僕らは知らない間に刷り込まれているのでしょう。

ある音楽を聞けば、家電量販店を思い浮かべ
あるニオイを嗅げば、あるカレーやが浮かび
ある配色を見れば、ジュースが浮かび・・・

結局は刷り込まれていくことがある意味マーケティングや販促活動の一つではあるのですが、それが思想とか精神性みたいなところに来ると怖いかなと思ったりもします。

例えば、今回のサンプル画像のひとつもそうですね。

投稿の中にある右上の軍隊の画像。遠目で見れば「PEACE」平和です。日本人から見えればかっちょいい英単語・・ではありますが、平和です。つまりこの画像には、「軍隊」「兵士」といった戦争を想起させる画像と、「平和」というメッセージが一緒にあるわけです。

見方によっては・・ですが、平和から軍隊を想起させることにつながらなくはないということです。平和のための戦争みたいなことを想起させることもできなくないということです。

こうやって現象を今僕は整理できてるからいいですが、何気に見ているものが仮にそういう潜在的なものを動かすものであった場合、政治思想とか国民感情とかを操作できるものになっていくようにも思います。もしかしたら、今も僕らはAIによって作られた画像や動画によって、知らない間に何かを刷り込まれて価値観を作り上げられているのかもしれません。#認知戦

話が大きくなってしまいましたが、生成AIによってテクニックが必要だったこれらのサブリミナル画像は誰でも作れるものになってしまったということになります。さらに言えば、誰でもサブリミナルな効果を生み出すことができるようになるわけです。そして、その「誰でも」には善も悪も含まれるということです。

諦めるわけではありませんが、結局「悪」が入ってくるのでしょう。悪いことを考えるやつはたくさんいます。これまでは考えるだけで済んでいたのが、実行しやすくなったのも事実です。

すごいテクノロジーですがそこには怖さがありますね。身体的な怖さというよりも精神的な怖さ。サブリミナルをサブリミナルとして構えることができる判断力というか、思考力というか・・・そういうのをちゃんと持たないといけないようです。

AIはいいも悪いもいろんな可能性を示してくれます。僕らはAIとどう付き合っていくのか・・やはり思考をしていかないといけない世代ですし、時代なんだなと感じる次第です。

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