不慣れなんで・・のあとが大事
初めてだったり、苦手だったり・・そんな仕事はたくさんあります。その仕事に関わるときの立ち位置によっては、時に演出をしないといけないこともあります。今日はそんな話をさせてもらいます。
「ふろしきを広げる」・・・実は僕はこの言葉はあまり好きではありません。好きではないというか、苦手というか・・・。風呂敷を広げるにはある程度の資格が必要だなと思うのです。本人に何も力もないのに、ただ風呂敷を広げるのは、ただの嘘だと僕は思うのです。
仮に本人にその風呂敷を畳める能力がなくても、その人の周りにその能力があれば、解決できるわけで、つまりそれが資格です。
実は風呂敷の広げ方には2種類あります。1つは、自分を大きく見せるためのもの。もうひとつは、相手を安心させるためのもの。
前者の場合は、先ほどあげたように資格が必要ですが、後者の場合はどちらかというと配慮的なものだと思っています。
相手を安心させるために、自分の心はハラハラしてるけどどっしり構えておく。これはチームマネジメントにおいてはすごく大事なことだと思っています。短期的なプロジェクトであれば、プロジェクトリーダーは大汗を書きながらもどっしりとしていないといけません。
そうでないと、ついてきてくれたみんなが、これからついてきてくれる仲間が不安になってしまうのです。
そんなのはある程度関係性ができればキャラ設定でやりくりできるのかもしれませんが、そこまで行き着くためにはそれこそ技術が必要です。
何か頭を張る仕事に出会ったら、たとえそれが不慣れであっても苦手であっても堂々としないといけません。「不慣れなんで・・」は一回は言ってもいいでしょうが、進み始めたら禁句です。メンバーを不安にさせてどうするんだ?って話です。そこをマネジメントするのも大きな仕事なんです。
「不慣れなんで・・・」というフレーズは誰に向いているかを今一度見つめてみてください。基本的に先行した言い訳であることが多いのです。言わないようにしましょう。もし言ってしまったら・・?
どれだけ気をつけていても言ってしまうことはあるでしょう。その時には、ポジティブな言葉で締めることです。例えば「不慣れなんで、無茶言うかもしれませんが、よろしく!」でもいいし「不慣れなんで、色々教えてください!」でもいいのです。
「不慣れなんでご迷惑かけるかもしれません、すみません」は絶対言ってはダメ。そんなのいらんのです。
仕事ってのは、誰かと一緒に可能な限り楽しく前向きにやならないといけません。
しっかり演出しましょう。チームメンバーを盛り上げていきましょうぜ。
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