伝えやすい資料に思う
昨日、「 #アイランドナガサキ 」に行った感想を書いたのですが、そこで感じたことのひとつを少し掘り下げてみようと思います。
テーマは「伝えやすいもの」です。
今回このテーマで話をしてみようと思ったきっかけは、昨日の記事でも紹介した
ここに関連します。
僕らはよく伝わりやすい文章や図を資料に落とし込んでいくのかということを考えます。それは極端な言い方をすれば、資料が一人歩きしても情報が確実に届くようにするためであるといえます。
しかし、今回感じたことで言うと、資料の説明(口頭)と資料がうまくリンクしていることってすごく大事だよな。。ということでした。
外国人向けのメニューとか、外国人向けの看板とか、受け取り側のことを考えたものは多くありますが、外国人が説明する向けのメニューとか、外国人が説明する用のサインとか。。。そこは少ないんじゃないか?ということです。
今回の件でいうと、ホテルのフロントで外国人スタッフの方が丁寧に説明をしてくださいました。マップを見せてくれながら、チェックリストを使いながら丁寧な対応は見事でした。当然、こちらも相手が外国人スタッフであるから・・としっかり聞こうとするわけですので、その波長みたいなものはリンクしていたのでしょう。
外国人スタッフの方の説明トークと手元の日本人が説明しやすい資料に少し差があるように感じたのです。間なのか、空気なのかわかりませんが、この二つの溝があるように思いました。
その時に、「伝えやすい資料」というものをほんのりと考えてしまいました。誰が(どんな人が)使う資料なのか・・をイメージ理解しないとどれだけ伝わりやすい資料であっても伝えにくいものになるんだろうなということです。
今回の件でいうと、外国人スタッフの方が伝えやすいマップとは何か?ということでしょう。これは日本人向けの日本語のマニュアルがあれば・・じゃないです。言葉にはイントネーションや発音の微妙な部分があります。流暢な日本語をお話になればそれでもいいんでしょうが、すべてがそうではありません。発音が微妙な箇所だってあるし、テンポだって違うでしょう。もしかしたら、きちんと発音できないから誤魔化しているところもあるかもしれません。事実、英語で日本人はそうじゃないですか・・・笑
その微妙な部分をマニュアルというなのものとに、しゃべればいいというモードで教育してしまうと、それは「伝わる」から離れていくような気がします。やはり「伝わる」には「伝える」意思が必要です。
「伝えやすい資料」というのは、伝える人のことを意識すれば、もっとよくなっていくんだろうな・・とひとつ発見でした。
たまに・・ですが、僕らは営業資料みたいなものを作ったりします。その時に必要な考え方・・として心にとどめておこうと思います。
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