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SEVEN DEX Member's note '24

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セブンデックスメンバーが執筆したnote📚
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#デザイン

LEAN DESIGN TEAM - アジャイルなチームによるデザイン組織の作り方-

はじめまして、SEVENDEXのデザイナーの山﨑です。 SEVENDEXではビジネス・クリエイティブ・スタジオ(通称BCS)に所属しており、企業のブランディングや、新規事業支援、グロース支援など、さまざまな企業様の事業成長のお手伝いをさせていただいています。 何の記事?弊社SEVENDEXのデザインチームについての記事です。 タイトルは、私の好きな書籍、LEAN UXを参考に付けさせてもらいました。(敬意) 考え方というより、事例を紹介していくので、アジャイル的に泥臭くチー

【もしドラ】もしスタートアップの経営企画がドラ(銅鑼)を購入することになったら

スタートアップで経営企画をやっていれば、誰しも一度はドラの購入を検討することはあるかと思います。 しかし、世の中にはドラの情報が少なすぎる。 と言うことで、このnoteでは、実際に自分が会社でドラを購入した際に苦労したことや、導入後に感じているメリット・デメリットなどをまとめました。 【超重要】ドラ(銅鑼)を購入する際の留意点■オフィスの賃貸契約書に「楽器不可」の項目がないか確認しよう まず最初にオフィスの賃貸契約書に「楽器不可」がないか確認してください。マンションの

言語化が苦手な僕が、デザインの言語化と向き合うとき

タイトルに書いている通り、僕は言語化が苦手です。 これまでの人生、かなり直感的に生きてきたこともあってか言語化する必要すら考えたことがありませんでした。 直感的に思ったことをそのまま表現できればそれでいいじゃん!と(そのまま表現できる程のスキルがないことも差し置いて)。 だけど、デザイナーになってから顧客やプロジェクトのチームメンバーに対して自分の生み出したアウトプットを説明する責任が生まれ、そこではじめて言語化と向き合うようになりました。 この記事は、デザインの言語化につ

ユニークな文化と組織をつくる「意味の経営」〜多面性ある意思決定と資本〜

セブンデックスは創業から現在のところ、外部の投資家からの資本をいれず、内部の資源を活用して経営をする方法をとっています。 最近では「ブートストラップ」と呼ばれるスタートアップの立ち上げ方についても取りあげられることは増えたように感じます。 外部からの資本を入れるよりも、より生存率が高いとされているそうです。 (ランウェイが尽きるか尽きないかのところまでギリギリの勝負をかけているので、生存率が短く算出されるのは自然だとも思いますが。外部の資本を入れて、色んな人の力を借りてマ

ダサいアウトプットが世に出ていってほしくなさすぎて全員分のデザインレビューをやることにした録

デザイナーの採用についての会話の中で、「リモコンをテレビに対してキッチリ並行に置くような人が来て欲しい」という話をしたことがあります。その通りにリモコンを置くような几帳面が良いということではなくて、気が済むまでこだわり続ける私の作業に付き合ってれたり、同じ熱量でデザインに向き合うような方が入って欲しい、というのが真意です。 セブンデックスのデザインDivは現在8名のUIデザイナーで構成されていて、それぞれのバックグラウンドは多種多様。その中で、私は美術大学を出た後に制作会社

スタートアップ/独立/大企業を経て、100社と話した私がセブンデックスへの入社を決めた理由

はじめまして、2024年6月にセブンデックスに入社した橋ヶ谷です^^ セブンデックスは、東京渋谷にあるデザインファームです。2018年に設立され、戦略設計からグロースまで一気通貫で、企業価値の向上と事業成長を支援しています。 このnoteは「なぜ私がセブンデックスへの入社を決めたのか」、その道程を書くことで、次のキャリアをお考えの方にとって少しでも参考になればという思いで書き記します。 セブンデックスでは、全ポジション共通でカジュアル面談を実施しています!気になる方はお

「そのデザインは顧客の利益から目を背けていないか」|“価値あるデザイン” というものについて考えてみた

今はもう迷うことがないけど、藝大を出てデザイナーになったばかりの頃はアカデミックに語られるデザインと現場で求められるデザインとのギャップで頭がねじ切れそうになってました。 私がその時いたデザインの現場(制作会社です)は、短時間で量を作ることが正だったので、自分の作ったものや作ろうとしているものを言語化してアウトプットする時間はなくて、それっぽいものを速く作ることにただただ専念していました。 一方で美大の文脈で語られるデザインは、問題解決をするものであるとか、価値創出である

15年勤めた業界最大手からスタートアップへ熟練のビジネスプロデューサーは、なぜセブンデックスを選んだのか

こんにちは、セブンデックスの山田です。 セブンデックスには、クリエイティブとマーケティングの力で事業課題を解決し、ビジネスの成長に伴奏する支援事業、「ビジネス・クリエイティブ・スタジオ」があります。私はその中でUXディレクターを担当しています。 私は広告業界で約15年勤務した後に、セブンデックスに初の40代としてジョインしました。私の周囲では社員600名規模の会社から創業6年目のスタートアップに転職したことを驚く人もいますが、このnoteでは、なぜセブンデックスを選んだの

BCSのデザイナーが学んだロゴ制作で見落としてはいけない6のこと

こんにちは、SEVEN DEXのデザイナーのさくです。 SEVENDEXではビジネス・クリエイティブ・スタジオ(通称BCS)に所属しており、最近ではロゴ制作の支援をさせていただく機会が増えました。 “戦略・設計から制作まで総合的に能力を持ち合わせるチーム”として、ロゴの制作フェーズというのはプロジェクトの終盤になってきます。 「戦略からどうロゴに繋げているの?」「意味や価値ってどうビジュアライズしているの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。 この記事では、そう

元CDOが考える デザイナーがマーケティングを学ぶ意味

はじめまして、SEVENDEXのUIデザイナーの山﨑です。 好きなアニメはコジコジです。 なぜこの記事を書こうと思ったか時代と共に、デザイナーに求められる役割が「依頼されたものを作る人」から「課題解決のための戦略を考える人」に変わっていたり、最近ではAIがUIを爆速で制作できるようになっていたりしていて、私たちデザイナーの価値を見つめ直す機会が多いと思います。 そして、私自身これまでのキャリアで、いわゆる狭義の「デザイン」の限界をめちゃくちゃ感じたことがあったので、その経験

価値あるデザイナーになるために:職域に囚われないための3つの意識

こんにちは。 セブンデックスでUIデザイナーとして働く人間です。 理系院生から新卒でイベント業に総合職として入り、23年8月にセブンデックスに入社したため、デザイナーとしてのファーストキャリアはセブンデックスです。 美大出身のつよつよデザイナーがいる環境において、ひよっこデザイナー🐣の自分がどう価値を発揮していくか、ずっと考えながら仕事をしてきました(今も考え中)。 改めて自分の思考を引っ張り出してみましたので、「ほ〜ん、おもしれーデザイナーじゃん」って思ってもらえたら幸

サーフィンみたいに

私は、デザインを学んでいる大学院2年生です。 大学に入学して6年。デザインを学び始めて6年。 つまり6年分の作品があるという訳なんですね(震え)。 今日は、2018年〜2024年に制作した中から30作品をピックアップして振り返る、ということをやってみます。ポートフォリオにも載せてない拙い作品もたくさんあるので、どうか温かい目をご準備ください! 2018大学に入学しました。この年の授業はまだ基礎で、さまざまな手法に触れることがメインの年でした。 このときは、「可愛い服を着て

「デザインを楽しむ気持ち」はどこからきたの?

こんにちは! セブンデックスの広報かりん(@sevendex_kyaryn)です🙌 今回はデザイナーではない広報の私が、デザインについてお話ししたいと思います。と言っても、専門的な知識についてではなく、 「デザインと私の話」 をしたいと思います✒️  私は、デザイナーじゃないけれど、 セブンデックスには現在、8名のデザイナーが在籍中。デザイナーさんと、こんなに近い距離で仕事をするのは、セブンデックスが初めてで、日々色々な刺激をもらっています。 たくさんの刺激をもらい

価値観アプデ 〜入社半年でこんなになっちゃった〜

こんにちは、セブンデックスのUIデザイナーそめやです。 セブンデックスに転職してまもなく半年。初めてデザイナーになって半年でもあります。 半年を振り返ってみると、仕事の内容について新たな学びがあったのことは勿論ですが、それ以上に自分自身の根本的な価値観の変容が大きかったなと思い、今回このタイトルで書いてみることにしました! ちなみに、入社までのキャリアは前投稿にございます。まだ読んでない方はこちらから!! そもそも、「価値観」って?それは価値観じゃないだろ!って突っ込まれ