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SEVEN DEX Member's note '24

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セブンデックスメンバーが執筆したnote📚
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2024年6月の記事一覧

「そのデザインは顧客の利益から目を背けていないか」|“価値あるデザイン” というものについて考えてみた

今はもう迷うことがないけど、藝大を出てデザイナーになったばかりの頃はアカデミックに語られるデザインと現場で求められるデザインとのギャップで頭がねじ切れそうになってました。 私がその時いたデザインの現場(制作会社です)は、短時間で量を作ることが正だったので、自分の作ったものや作ろうとしているものを言語化してアウトプットする時間はなくて、それっぽいものを速く作ることにただただ専念していました。 一方で美大の文脈で語られるデザインは、問題解決をするものであるとか、価値創出である

15年勤めた業界最大手からスタートアップへ熟練のビジネスプロデューサーは、なぜセブンデックスを選んだのか

こんにちは、セブンデックスの山田です。 セブンデックスには、クリエイティブとマーケティングの力で事業課題を解決し、ビジネスの成長に伴奏する支援事業、「ビジネス・クリエイティブ・スタジオ」があります。私はその中でUXディレクターを担当しています。 私は広告業界で約15年勤務した後に、セブンデックスに初の40代としてジョインしました。私の周囲では社員600名規模の会社から創業6年目のスタートアップに転職したことを驚く人もいますが、このnoteでは、なぜセブンデックスを選んだの

BCSのデザイナーが学んだロゴ制作で見落としてはいけない6のこと

こんにちは、SEVEN DEXのデザイナーのさくです。 SEVENDEXではビジネス・クリエイティブ・スタジオ(通称BCS)に所属しており、最近ではロゴ制作の支援をさせていただく機会が増えました。 “戦略・設計から制作まで総合的に能力を持ち合わせるチーム”として、ロゴの制作フェーズというのはプロジェクトの終盤になってきます。 「戦略からどうロゴに繋げているの?」「意味や価値ってどうビジュアライズしているの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。 この記事では、そう

シード・アーリーフェーズのスタートアップにおけるデザイナーの価値

こんにちは、SEVENDEXのデザイナーの三澤です。 SEVENDEXではビジネス・クリエイティブ・スタジオに所属しており、主にクライアントのデジタルプロダクトの新規事業開発において、体験設計からUIデザインまで一気通貫で支援しています。 前職ではスタートアップの立ち上げにデザイナーとして参画した経験もあり、今回はスタートアップのシード・アーリーフェーズにおけるデザイナーの価値について個人的な考えを書いていきます。 ※シード・アーリーフェーズについて、ここでは「CPF(顧

スタートアップ1人目人事のハードシングス

こんにちは、セブンデックス人事の神保です。 趣味がスポーツ全般観戦なのですが、この夏は高校野球、プロ野球、パリ五輪と忙しくなりそうです。 簡単に会社の紹介もすると、セブンデックスは「ビジネス・クリエティブ・スタジオ事業」「HRソリューション事業」の二つの事業を行っている創業6年目のスタートアップです。 セブンデックスに一人目の人事として入社し、2年半が経ちました。入社当時から社員数も倍になり(14名→30名)、まさに30人の壁、50人の壁に立ち向かうというフェーズです。

元CDOが考える デザイナーがマーケティングを学ぶ意味

はじめまして、SEVENDEXのUIデザイナーの山﨑です。 好きなアニメはコジコジです。 なぜこの記事を書こうと思ったか時代と共に、デザイナーに求められる役割が「依頼されたものを作る人」から「課題解決のための戦略を考える人」に変わっていたり、最近ではAIがUIを爆速で制作できるようになっていたりしていて、私たちデザイナーの価値を見つめ直す機会が多いと思います。 そして、私自身これまでのキャリアで、いわゆる狭義の「デザイン」の限界をめちゃくちゃ感じたことがあったので、その経験

分断されたマーケティングの弊害は、ブルシット・ジョブが生まれまくることだー!

こんにちは、セブンデックスでUXディレクターをしているユリです。 なんか、気づいたら入社して半年が経ちました。 入社してびっくりしたというか、面白いなーと感じるのが、この会社って分業の"ぶ"の字も無いのです。 私が所属する部署のメンバーの肩書きは、基本的に「ディレクター」「デザイナー」の2種類のみ。 新規営業も案件運営も、同じメンバーが状況を見ながら柔軟に行うし、同じKPIを追いかけています。 私は合計4社に勤めたことがありますが、過去には認知獲得〜CRMまでが細かく