厄明け!?
2011年4月25日 投稿
最近、ちょっと調子がいいです。
特に、このところ出会う人たちがとても魅力的な人たちで、それぞれ向かい合う立場は様々なのですが
なんか自分なりに「ん?なんかこれはいい感じ?」と密かに喜んでたりします。
この春で3年の厄が明けたからでしょうか?
もともと、末っ子でわがままに育てられたからか、フラットな関係で新しい人と接触するのが苦手なタイプでした。
それよりも、自分のテリトリーでガキ大将のまま迎え入れてあげるようなそんな楽な感覚でしか他人と向き合えなかったんだと思います。
クラスで気に入らない事があるとすぐ相手に手を出して、帰りの会で名指しでしかられる、そのたんびにかあちゃんが呼び出されて、「恥ずかしい、恥ずかしい」と泣きながら歩く後を、しょんぼりしながら家までの道、普段ならあっという間に家に着くはずのいつもの帰り道がとても長く、果てしない時間に感じられたのを覚えています。
そんな私でも受け入れてくれる友達もいたりして、いまでも続いてくれている親友にはほんと感謝しているけれども、ずいぶんと他人の善意にあぐらをかいて過ごしてきたなぁと未だに反省する事然りです。
そして、社会に出て頭を打って、伸びきった鼻をボキボキと最初にへし折ってくれたのが元上司であるN氏でした。
思いもかけず入った大手のIT会社の居並ぶエリートの先輩たちに、どこか反骨心を持ち、仕事はそれなりにちゃっちゃとできてしまうのをいい事にとんでもなくえらそうな若造に鉄槌を下し、ぐぅの根も出ないくらいに打ち負かしてくださいました、、、
それから約20年、いまだに気が向いたら声をかけてくれて、「あぁ、まだ俺はしょーもないな」と感じさせてもらうのは本当にありがたいです。
そして、あの時にN氏に教えられたいろいろな事が、私を謙虚にしてくれ、いろんな人との出会いに巡り会えるチャンスをくれているような気がします。もちろん、その時その時に出会った人たちに何かをできたりしている訳ではないけれど、何人かには仕事に限らず何かをさせていただけるご縁をいただけるのには本当に感謝しなければいけないなぁと思ったりします。
てなことは本人には照れくさくて言えないので、「厄明けの効果はすごいっすよ!」ときっと話すんだと思います。