今にしてやっとわかったこと
私は先日7月17日にお試しという形で
復職を果たした。
このブログは時系列で発症から入院リハビリ、その後を記していこうと思っていた。もちろんその気持ちは今も変わらない。記録しておきたいことはたくさんある。だが、ここ1か月ほどだが私の気持ちに少しずつの変化が起き始めているように感じている。
なのでこのように急遽今の気持ちを記録しておこうと思ったのだ。
発症からこれまで自分なりにずっと前向きに様々なことに取り組んできたつもりだった。声や文字にする言葉も後ろ向きなことは極力避けようと思っていた。
だが、今にしてやっと気づいたのは前向き発言をする私の背後には常にいつも後ろ向きなネガティブな自分が存在していた。
この病気を発症したの原因
これまでの仕事への向き合い方
リハビリ病院での対応
病後の社会の対応
職業訓練センターでの様々なこと
今後自分なりにあったこととして記録していくつもりではあるのだが
あの頃の気持ちのまま記録していたらとんだ文句ばかりの駄文になってしまっていたのではないかと思うと恐ろしく思う。
私は前向き発言をする傍ら病気を理由に常にネガティブな気持ちや嫉妬する気持ちに苛まれていたように感じる。病気にしろ、後遺症にしろ、社会復帰への流れにしろ常に誰かのせいにしていたのだ
そして、そのスパイラルがすべて自分の思考によるものだということに気づいた。
ただ、最近は様々なことがあったが、それは捉え方の違いなだけであって、結局今の自分にプラスに作用していたように感じられる。
あの時恨んでしまい、愚痴や文句を言ってしまったことを後悔する気持ちが強く恥ずかしく思う。私は心のどこかこんなめにあったのはあいつのせい。障害を持った自分がかわいそう。誰も自分に優しくしてくれないというそんなあさましい思いがどこかにあったのではないかと感じる。ただそれではだめなのだと理性では思っていても本心でそう思えるようになるにはかなりの時間が要しやっと正常なジャッジができるようになってきたのかもしれない。
そもそも嫉妬や不満なんてものには何かしら自分に原因がある。
嫉妬などというものは自分にはないものやできないことから起きる負の感情なのだ。不満だって同じだ。自分の意見が思い通りにならないから起きるのであろうと思う。もう少し自分と向き合ってどうしてそんな風に思うのかということをしっかり問い直すことでおのずと解決策はできてくるものなのだ。もってなければ得るためにどうするかを考えればいいだけだったのだ。できなければできる方法を頭を使って考えればよかっただけなのだ。
そんな負の感情は次のステップへ進むためのきっかけを与えてくれていたにすぎないのだ。本来それはありがたいことなのだ。
私は恥ずかしいことにそこに気づこうともせずに偽善を装ってきたにすぎないのだ。病気して色々なことも恨んだこともあったのだが、ようやくこの病気、障害をここにきて受け入れたということになるのではないだろうか。今後書くブログはその時の感情と向き合いながら記録していくものにしたいと思う。本当の意味での前向きというのはそういうことなのかなとざっくりと感じたここ数日なのであった。復職してこれから色々な出来事の中で負の感情と向き合うことになるだろうと思う。私は負の感情の原点を考えることができるようになってきているはずなのだから、様々な困難は頭を使って原因を突き止めて対処していこうと思う。不平不満や文句を言う前に気づけて本当によかったなと思う。
そんな今の感情の記録日記だったりする。