8番目の星-後3-
『………と言うのが俺が体験した話しなんです』
ウィズはメモを取り終えるとこちらに向き直しキラキラした瞳で話し出す。
『これがいわゆる異世界交流ですね!素敵です〜。』
えっ?何か違う様な……。
俺、襲われそうになったし……。
『それで、セイヤさんとはどうされたんですか?』
『それが……。』
あの時のメールにすぐ返信を返したがエラーでメールを送る事は出来なかった。本当に何がどうなっているのかサッパリ分からない。
『ふむふむ、彼は違反を犯してる。これは直ちに報告して処分しなければ………。』
『えっ?!』
『あぁ、こちらの話ですよ。お気になさらず♪さてさてもうお帰りのお時間になった様ですね。お話し頂きありがとうございました』
そうウィズが言って彼の肩に手を置くとまた虚な表情になり促されるまま地球に帰って行った。
ふぅ〜、セイヤという者はきっと4番目の星のお尋ね者でしょう、あの星は荒れてますからね〜、一体何が目的なんでしょうか…。
星の協定条例により地球やそこに住む住人には手出ししてはいけないのです、それを破れば……うぅ口にするのも恐ろしい。
第1の星・地球は他の星から守られているのです。
きっと地球の人達は何も知らない、知らずに過ごしているのでしょう。
管理を任されているトップとその側近だけが知る所らしいですね。
と、またまた余計な事を話していましたね。
さて、今日の調査は以上です。また次回も楽しいお話しをお待ちしております。また、地球の事を色々教えて下さいね♪
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