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8番目の星-6-
こんばんは、ウィズです。
そちらでは四季というものがあるんですね。
春、夏、秋、冬。
一年で色んな景色が見れるなんてなんて贅沢なんでしょう。
こちらではずっと雨がふっているので……。
その雨は汚染されていてとてもじゃないけど触れる事すら出来ないのです。
外に出る事すらままならない。
まぁここでは外に出る必要性は無いですがね。
と、また余計な事を話してしまいましたね。
さて、今回はどんなお話しが聞けるのか楽しみ……。
『何だよ』
『えっと、よろしくお願いします』
目の前にいる彼は、いつもの人達と違い随分変わった様子がしますね。
もしや、これが噂の!!
『あなたはもしや……。絶滅されたかもしれない…ヤンキーというものですか??』
『はぁ?!』
こちらを思いっきり睨んでいる。
ははーん、これがいわゆるメンチを切るというやつですね。
『おい!こら!何をメモしてんだよ!! 』
『こんな機会そうそう無いので記録をと思いまして…。』
『ふざけんな!調子に乗ってると……。』
『おふざけはこれくらいにして♪お話しを聞かせて下さい』
何なんだと彼はブツブツ文句を言いながらも話し出す。
『……あれは去年の出来事だ』