回顧録のアリス 5章 狂ったお茶会/クリスマス・キャロル[永い後日譚のネクロニカリプレイ]
愛
ジャンク・ステーシー/バロック
二番目に目覚めたドール。
10才前後、細い栗毛を短めに切っている。頭にはフランケンシュタインの怪物のような【ボルトヘッド】が埋まっており、また左の肩から先が触手に置き換わっている。切り落とされたものなのか、右手には常に【だいじなもの】として「肘から先だけの左手」を握りしめている。
【失敗作】らしく戦闘の度にパーツが損傷するが、常に姉妹に【随行】して中距離から【ちみどろ】を噴射して援護しつつ、【にくむち】による安定感ある連撃を行える。修復能力の【死に続け】と狂気度を回復する【きもちいいくすり】は使われず忘れられて久しい。
「みんな一緒なら大丈夫」が口癖の姉妹思いで純真な少女だが、一方で姉妹と障害以外の事物にはほとんど興味を示さない、ネクロマンサーを信奉しているような言動が見られるなど、不気味さを感じさせる一面もある。
五章 狂ったお茶会/クリスマス・キャロル
NC:ドール達は、嫌がる愛の手を引いて脇道を下へと進んでいきます。
愛:「……」抵抗はしなくなったものの、不安そうな表情を崩さない
エーデルワイス:「まったく愛はこわがりさんねー」
フィオレンツァ:(愛ちゃんどうしたんだろう……)
レイリア:「たまには冒険も楽しいものよ」
愛:「ん…」
エーデルワイス:「いつもは率先して進んでいくのに珍しいわね」
愛:「…」口をとがらせている
フィオレンツァ:「またケーキがあるかもしれないよ?」
愛:「ないよ…ネクロマンサーさまの決めた道じゃないのに」
フィオレンツァ:「そんなこと分からないよ!この先にチョコレートケーキが待ってるかもしれないよ!」
愛:「ないもん」
レイリア:「私たちが歩いた後に道ができて、私たちが歩いた先にケーキが生えてくるのよ」
レイリア:「たぶん」
愛:意味わかんない
エーデルワイス:「いやこれはわたしもわからない」
愛:ぷい
レイリア:「みんなで歩けばいいことあるよってこと」
フィオレンツァ:実際この先には何があるんだろう?
NC:愛を宥めながら進むにつれ、だんだんと壁が湿り気を帯びていき。
NC:そのうち、天井や地面から槍みたいに尖った岩が突き出すようになります。
フィオレンツァ:「鍾乳石……自然の洞窟?」
NC:そして、長い洞窟にも終わりが訪れます。
NC:通路の出口を、怪物の牙のような鍾乳石を避けて出ると、
NC:そこには地底湖が広がっていました。
NC:大きな空間が、水底からぼんやりと照らされています。
エーデルワイス:「わっ!すごいたくさんの水」
フィオレンツァ:「地底湖だね」
エーデルワイス:「ちていこ?」
フィオレンツァ:「地下に水がたまっている場所だよ」
エーデルワイス:「へぇー。珍しい場所なのかしら?」
フィオレンツァ:「珍しいんじゃないかなあ。少なくとも底が光る地底湖の話は聞いたことがないよ」
エーデルワイス:「じゃあ私達ラッキーね! 脇道にそれたおかげでこんなに素敵なものを見れたんだから!」
フィオレンツァ:「そうだね!地底湖には生き物が住んでいる可能性もあるし、水脈が地上に続いていることもあるんだよ」
フィオレンツァ:興味深そうに地底湖を眺めまわす
レイリア:「これは探検するしかないわね」
NC:フィオレンツァがそうして見回すと、地底湖の畔に沿って道が続いているのを見つけます。
フィオレンツァ:「あそこ、周囲を回って向こうに行けそうだよ!」
NC:道の先には、腐った木で作られた家が軒を連ねていて……そう、村のようになっています。
NC:村の入り口には看板が掛かっています。
NC:行動判定(文字読解)ボーナス+2>>任意
フィオレンツァ:2nc+2 文字読解
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (2R10+2[0]) → [4,8]+2 → 10[6,10] → 成功
エーデルワイス:1nc+2
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [9]+2 → 11[11] → 大成功
レイリア:1nc+2
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功
NC:「INNS■OU■」
NC:ところどころ、擦り切れていてよく読めませんでした。
エーデルワイス:「古くてよく読めないわね」
フィオレンツァ:「そもそも、こんなところに村なんてあるんだ??」
エーデルワイス:「人気はまったくないけれど」
NC:湿った空気と腐った家が陰鬱な気持ちを起こさせます。
NC:狂気判定(ボーナス+1)>>全員
愛:1NC+1
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
レイリア:1na+1
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [2]+1 → 3[3] → 失敗
フィオレンツァ:1nc+1
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [1]+1 → 2[2] → 失敗
エーデルワイス:1nc+1
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [5]+1 → 6[6] → 成功
愛:レイリアへの信頼0→1
レイリア:愛への友情1→2
フィオレンツァ:たからものへの依存1→2
愛:「……。」
エーデルワイス:(これが村かー。思ったより暗いんだなー)
フィオレンツァ:ハメを外す高揚感から一変、不吉なかんじがする
レイリア:「やっぱり小汚ないのはつらいわ。」
フィオレンツァ:来たのは失敗だったかなあと、横の人をちらりと見る
愛:服の裾を握りしめる、もとい触手で挟み込んでいる
NC:しかし、道は村の奥へと続いています。
エーデルワイス:先頭をスキップで進む
フィオレンツァ:「エーデルワイスちゃん、気を付けて!?」
レイリア:エーデルワイスの背後についていく
NC:道なりに進むと、一軒の宿につきあたります。
NC:宿の向こうにも道は続いているようですが、両側に柵が広がっていて通り抜けられそうにありません。
フィオレンツァ:「宿……?」
エーデルワイス:「宿? つまりホテルね!素敵!」
NC:この宿に勝手口が付いていれば向こう側へ抜けられるかもしれない、とドール達は考えます。
フィオレンツァ:「これは…でもなあ、う~ん」
フィオレンツァ:「このままこれ以上進むのはかなり危険だよね」
エーデルワイス:「ごめんくださーーい!」
レイリア:「お姉様とホテルで一泊!!GO!」
フィオレンツァ:「あああ!!」
フィオレンツァ:「あー!」
フィオレンツァ:慌てて後に続く
愛:置いて行かれたくないので、後ろからついていく
エーデルワイス:どんっ!!(入店する音
NC:宿の中にも人はいません。
エーデルワイス:「誰もいないんだろうとは思ったけどつい雰囲気で言っちゃった」
NC:壁紙も宿帳も、腐ってぼろぼろです。
フィオレンツァ:2nc+1 聞き耳 +けもみみ
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (2R10+1[0]) → [4,9]+1 → 10[5,10] → 成功
NC:ぴちょん、ぴちょん。と天井の鍾乳石から水が垂れる音と、エーデルワイスがあれこれと見て回る音だけが響きます。
フィオレンツァ:とりあえず危険はなさそうかな?
NC:安全ではあるようです。
エーデルワイス:ドタドタと走り回る音
エーデルワイス:「こっちがキッチンかしら!」
NC:キッチンにはさて、勝手口がちゃんとありました。
エーデルワイス:勝手口には目もくれず冷蔵庫を開いてみる
NC:冷蔵庫の中では、卵や魚が腐っていました。
エーデルワイス:「むむ」
フィオレンツァ:「電力が来てたってことは、普通に人が暮らしてたってことかな?」
レイリア:タイミングをみて「探検終わったら外に出ないとね」
愛:強張った表情で勝手口を見上げている
フィオレンツァ:「そ、そうだね!早くここを出よう」
エーデルワイス:「えぇ、今気づいたのだけどこの宿ちょっと怪しいわ」
NC:愛の視線を辿ると、勝手口の上には
NC:"村の秘密の鍵を開けるには、身を守る護符が必要だ"
NC:と書かれたプレートが書かれている。
NC:扉には仰々しい錠前が掛けられていました。
フィオレンツァ:「護符……」
NC:……ですが、錠前には既に星のような意匠のエンブレムが嵌め込まれていて、そのせいか鍵は開いていました。
フィオレンツァ:「何だか分からないけど、早く行こう」
NC:この光景を見て、愛は何か思い出せそうな気がしました。
NC:思い出そうとしますか?(ボーナス+10)
愛:「…嫌っ」頭を振る
フィオレンツァ:「!どうしたの?」
愛:呼吸は荒く、震えている
愛:首を横に振る
フィオレンツァ:「何か思い出しそうなの?」
愛:「ううん、だいじょうぶ…だから…」
フィオレンツァ:レイリアの方を見る
レイリア:「思い出さないほうがいいこともある…かも」
愛:「…。」
レイリア:「私の過去もあんまり楽しいものじゃなかったからね。今はみんながいるから気にしてないけど」
フィオレンツァ:「思い出せるなら、私は思い出した方がいいと思う」
フィオレンツァ:「怖い物って、目をそらしてるとどんどん怖くなるから」
フィオレンツァ:「何を思い出しても私は愛ちゃんが大好きだから、だから思い出してみよう?」
愛:「大丈夫だからっ!」俯いたまま、遮るように大声を上げる
レイリア:「ま、思い出したくなったら思い出せばいいでしょ」
フィオレンツァ:(この場所で揉めるのはよくないけど、記憶を取り戻す2度とない機会かもしれないし……)
愛:小さく震えている
エーデルワイス:「わたしは、逃げてもいいと思う。でもいつかは過去と向き合うことになるわ。だから覚悟は必要よ」
エーデルワイス:「ただあなたが何を思い出しても私達は姉妹よ。それはわかる?」
愛:「…うん」
エーデルワイス:「そう。じゃあみんなで先に進みましょう」
レイリア:「時間はあるからね。ゆっくり歩いてこ」
フィオレンツァ:後に続く
NC:会話判定>>エーデルワイス、フィオレンツァ、レイリア(±0)、愛(-1)
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
プレイヤー:1nc
エーデルワイス:1nc
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10[0]) → [5] → 5[5] → 失敗
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
愛:1NC-1
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10-1[0]) → [9]-1 → 8[8] → 成功
レイリア:愛への友情 2→1
フィオレンツァ:1nc 未練の変化 ガリヴァー
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
フィオレンツァ:嫌悪に変化
愛:エーデルワイスへの友情-1
フィオレンツァ:エーデルワイスへの嫌悪1→2
フィオレンツァ:「ガリヴァー」の「エーデルワイス」への変化は嬉しいことのはずだった。
ただ、それをフィオレンツァは心のどこかで素直に喜べずにいた。今回記憶に対する立場の違いをきっかけに、それはエーデルワイスに対する嫌悪感へと変わった。フィオレンツァは初めから幸せな子供だったし、ガリヴァーはそうではないのだ。
NC:僅かにわだかまりを感じつつ、ドール達は鍵の開いていた勝手口を潜ります。
NC:道は湖の脇に沿って続き、崩れた漁船やヘドロの付いた網、腐った魚があたりに散らかっています。
愛:「……ねえ。」
愛:「レイリアちゃんの、記憶ってどんなだったの?」
レイリア:「私?私はね」
レイリア:「パソコンの中身みたいな感じだったよ」
愛:「…なにそれ?」
レイリア:「パソコンを動かしてるソフトウェアみたいな?」
フィオレンツァ:「……どこかに閉じ込められて働かされてたってこと?」
レイリア:「うーん、自分でも意味が分からないけど、死ぬ前は人間じゃなかったみたい」
エーデルワイス:「人間じゃない......?」
レイリア:「このアンデッドの体は私が生きていたころの体じゃないのよ。はっきり認識できたのは最近だけれど」
愛:「……思い出した時、怖くなかった?」
レイリア:「みんなと生まれ方?が違うって思うと正直怖かったよ」
レイリア:「それでも、今は自分の体で自由に動けるだけで楽しいわ。それに」
愛:「…それに?」
レイリア:愛にそっと触れながら「自分の手であなたにだって触れることができる。幸せなことね」
レイリア:「片手はメカだけど!」
愛:「…そうだね」少しだけ、表情が和らいだ気がする
フィオレンツァ:そんな二人を見て、思わず緊張がほぐれた時のような微笑みを浮かべる
レイリア:「陳腐かもしれないけど。過去が何者であっても、私は私だし、あなたはあなたなのよ」
エーデルワイス:最初は驚いたけど今は微笑んで二人を見ている
レイリア:「ま、これからもみんなで楽しくやりましょうね」肩をやさしくたたく
愛:叩かれる
NC:会話判定>レイリア(+2)、愛、フィオレンツァ(-1)、エーデルワイス(-1)
エーデルワイス:1nc-1
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10-1[0]) → [3]-1 → 2[2] → 失敗
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [5] → 5[5] → 失敗
レイリア:1nc+2
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [10]+2 → 12[12] → 大成功
愛:1NC
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功
愛:レイリアへの信頼-1
愛:1→0
レイリア:1nc フィオレンツァへの未練 大成功により変更
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [7] → 7[7] → 成功
レイリア:フィオレンツァへの保護を友情に
レイリア:愛への友情 1→0
NC:道の先は、ちょっとした広場になっていました。
NC:元は村の集会などが開催されたりしたのでしょうか、その場所には
NC:破壊された大量のゾンビが折り重なっていました。
NC:そしてその奥には壁にもたれかかるようにして、一体のアンデッドが壊れていました。
NC:戦う時のフィオレンツァやチェシャー達を上回るさらに奇怪な外見で、おびただしい量の触手に覆われ、用途のわからない不可解な器官が突き出しています。
NC:しかし頭部を酷く破壊されていて、まずまた動き出すことはないだろう、とドール達は感じます。
エーデルワイス:「これは、ひどいわね」
レイリア:「ここにも敵が仕込まれているのかしら」
フィオレンツァ:「もう壊れてるのばかり……いったいなぜ?」
エーデルワイス:「ここはネクロマンサーの手を離れた場所だと思っていたけど、この悪趣味さは自然なものだと思いたくないわね」
ところで先ほどの宿の「星のエンブレム」。もう少し詳しく描写すると、手書きの五芒星の中心に瞳を書き入れたような意匠でした。
レイリア:1nc 探索判定
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [5] → 5[5] → 失敗
エーデルワイス:1nc 探索判定
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10[0]) → [7] → 7[7] → 成功
NC:レイリアは伏兵を警戒してあたりを見渡しますが、これといって特徴的な物を見つけることができません。
NC:エーデルワイスは、ゾンビ達が戦闘で破壊されたものだと気付きます。
NC:銃で蜂の巣にされた跡、鈍器で殴られて折れた骨、鋭利な刃物で切り裂かれた跡。
エーデルワイス:「この壊れたゾンビの山を作ったのは、こっちの脳無しなのかしら?」
NC:そういって近づくと、気づいたことがもう一つ。
NC:その"脳無し"が生やしている触手が、愛の左肩から生えているそれととてもよく似ているような気がしました。
エーデルワイス:(これは愛と同じもの?)
エーデルワイス:(聞いてみようか。でももしかしたら彼女にとって辛いことかになるかもしれない)
NC:そうして振り返ると、"脳無し"を見つめて震えている愛の姿がありました。
エーデルワイス:「愛......」
愛:「こ、れ……」
NC:何かを、思い出しそうな気がする。
NC:思い出そうとしますか?(ボーナス+10)
愛:嫌、いや!
NC:1NC+10
<BCDice:NC>:Nechronica : (1R10+10[0]) → [3]+10 → 13[13] → 大成功
NC:――『そう心配すんなや、お姉ちゃんに任しとき!』『お姉ちゃん?』『ほら、見た目で言えばウチが一番お姉ちゃんやろ? 愛が一番妹で、三人合わせてゾンビ姉妹って訳や。』『そりゃ、同じ親から言われたと言えなくはないけど……ちょっと悪趣味じゃない?』『ええやんか、そっちの方が楽しいやろ? 愛もなんや嬉しそうにしてるし。』『……まあ、いいけどさ。』
愛:眩暈。著しい動揺に引き摺られて、体内の粘菌ネットワークが失調を来たす。膝が震え、呼吸が浅く、早くなっていく。
愛:「はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
愛:――『地上に出られたら、お姉ちゃんは何がしたい?』『せやなー。日向ぼっことか、あと普通に散歩とか?』『ショッピングとかしたいね。』『あーい、しけた顔すんなや。絶対出られるって。みんな一緒なら大丈夫や!』
NC:――『地上に出られたら、お姉ちゃんは何がしたい?』『せやなー。日向ぼっことか、あと普通に散歩とか?』『ショッピングとかしたいね。』『あーい、しけた顔すんなや。絶対出られるって。みんな一緒なら大丈夫や!』
愛:「はっ、はっ、」
NC:――『見て、リストバンド! 丁度三つあったよ!』『姉妹の証にしよか。ウチ赤なー』『じゃあ私が青色で、愛ちゃんが黄色ね!』
NC:【記憶のカケラ - 姉妹】
愛:平静を取り戻そうと、無意識に右手を強く握る。千切れた片腕。だいじなもの。
NC:握りしめた腕の手首に、
NC:赤い、リストバンドが
愛:「嫌ぁぁあああああああああああっ!!」 腕を投げ捨てる
愛:損傷:【だいじなもの】(千切れた腕)
愛:だいじなものへの依存 3→4
NC:【発狂:幼児退行】
愛:「あぁあ、ぅああ、」 後ずさり、誰かを探すように辺りを見回す
愛:「いや、うそ。そんなはずない、どこなの」
レイリア:「愛お姉ちゃん…」
愛:どこにもない。黄色のリストバンドを付けた筈の右腕も、
愛:「なんで。助けて、お姉ちゃん……」大粒の涙が頬をつたう
愛:すすり泣きながら、ふらふらと歩きだす。
レイリア:「愛お姉ちゃん!待って!」
エーデルワイス:「どこに行くの、愛!」
愛:「さわんないでよ! わたしはあんたのお姉ちゃんなんかじゃないっ!!」絶叫してレイリア達を触手で振り払い、走り去る
レイリア:「……。」
エーデルワイス:ワイヤーで無理やり引き止めるか迷うが、迫力に押されて
エーデルワイス:なにもできない
フィオレンツァ:茫然としていたフィオレンツァだが、ようやく我に返って愛に詰め寄る
フィオレンツァ:詰め寄ろうとするも、一歩出遅れる
フィオレンツァ:「愛ちゃん!」
NC:声をかけるも、既に彼女の姿はない。
NC:きっと何かを思い出して、そして耐えきれなかったのだろう。
エーデルワイス:「......追うわよ。あの子がなんと言おうともう私達は姉妹なんだから」
レイリア:「……でも、追いついても何を伝えたらいいのかしら」
エーデルワイス:「なにを言うべきかなんてわからない。でも今追いかけないと二度と会えなくなるかもしれない。そんな気がするの」
フィオレンツァ:「早く行かないと愛ちゃんが行っちゃう!!」駆け出そうとする
レイリア:「うん…そうね。追いかけましょう」
NC:そう言うと、ドール達は愛の後を追って走り出しました。
NC:歩く。
愛:歩く。
愛:どこへいけばいいのかはわからないが、とにかく引き返すわけにはいかなかった。
愛:わたしはあそこにいてはいけない。
愛:ドールとしての生すら終えたはずのわたしは、心配してくれていたのに酷いことを言ってしまったわたしは。
愛:そして何より……
愛:
愛:顔を上げると、そこは山積みの死体で溢れた墓場だった。その頂上に、一人の少女が座り込んでいることに気づく。
愛:「しほ、お姉ちゃん……?」
しほ:「愛」
NC:死んだように動かなかったその少女が、ことりと首をこちらに向けた。
愛:胸のうちにいくつも言葉が浮かぶ。
愛:また会えて嬉しい。
愛:忘れていてごめんなさい。
しほ:「元気そうね。」
愛:しほちゃんは固い表情を崩さずに言う。そういえば、記憶と印象が違うような。
しほ:「私達のことなんてさっぱり忘れて、新しい子達と姉妹ごっこってわけ?」
愛:「ご、ごめんなさ……」
しほ:「証も捨てたんだ?」
愛:「……」黙ってしまう。
愛:証があったはずの左手はどこかに行ってしまった。無くしたのも捨てたのも、そうかわりはないと思ったから。
しほ:「この裏切者」深い淵から聞こえるように、暗く重く浸透する。
愛:「ち、違うの! か、勘違いしてただけで……」
愛:「…私のお姉ちゃんは、かりんちゃんと、しほちゃんだけ…だよ……」
愛:傷ついた心から絞り出すように、許しを請う言葉を吐き出す。
しほ:「ふーん……なら、さ」
しほ:気だるげに起き上がって、死体の山から飛び降りる。
しほ:俯いた愛の顔を覗き込むようにして、言った。
しほ:「私の一部になってよ?」
NC:走るドール達。
NC:しかし、走り出してすぐ、どちらに進めばいいかわからなくなってしまう。
NC:ここまではずっと一本道だったのに、広場を過ぎてから急に建物がごちゃごちゃと入り組みだしたのだ。
フィオレンツァ:「どうしよう、どっちに行けばいいか分からない!」
エーデルワイス:「高いところからなら見つからないかしら?」
レイリア:「バカだから高いところは得意よ」ジェット噴射
エーデルワイス:ワイヤーで高い建物に登る
NC:飛び上がったレイリアは、街灯の上にいる4つの光と目が合った。
レイリア:「やっべ」
NC:いつもの猫のような振る舞いとは違い、チェシャーはランタンに跨って足をぷらぷらさせている。
フィオレンツァ:「どうしたの!?」
レイリア:「みんな、ついてきて!」鉄腕レイリア
レイリア:チェシャのもとに到達
レイリア:「早速だけど姉が家出しちゃったの。見つけるヒントをいただけないかしら」
チェシャー:「……。」
フィオレンツァ:なんとか追いつこうとする
チェシャー:「ここは使用済みの部屋。」
シャム:「ここは廃棄されたオモチャ箱。」
チェシャー:「ネクロマンサーはドールにゲームをさせるのを楽しむけど、同じ部屋を二度使うことはない。」
シャム:「我ラが生まれる前からそれは変わらない。」
シャム:「造られたのは君たちが最初ってわけじゃない。僕らでもない。」
チェシャー:「造られたのは君たちが最初ってわけじゃない。僕らでもない。」
シャム:「あの子はツギハギのぞんびの、それまたツギハギ。寄せ集めの失敗作。」
チェシャー:「こんなトコロじゃ、ヒントも何もないけどさ」
シャム:「救われない死にぞこないでも、一人は寂しい。」
チェシャー:「あの子は墓場にいるよ。あっち。」
シャム:「急いだほうがいい。」
チェシャー:そう言って二人は街路の一つを指さした。
レイリア:「貴方たち、今回ちょっと雰囲気違うわね。でもありがとう。心から感謝するわ」
フィオレンツァ:「そこには何があるの?」
チェシャー:「死体の山さ。」
シャム:「つまり、我ラの仲間だ。その成れの果て。」
フィオレンツァ:それを聞くと、何も言わず、指された方へぱっと駆け出す
レイリア:「助言は無駄にしないわ」ついていく
エーデルワイス:「急ぐわよ」
NC:愛を追い、墓場へ急ぐドール達。
チェシャー:その背中をずっと見送る。
NC:ドール達は山積みの死体で溢れた墓場にたどり着く。
NC:その頂上でぐったりと動かない愛の上に、ボロボロのアンデッドが馬乗りになっていた。
しほ:ゆっくりと、愛の首筋に歯を立てようとする
フィオレンツァ:「愛ちゃん!」
しほ:「…何? 邪魔しないでくれる?」僅かに頭を上げてドール達を睨みつける
エーデルワイス:「その子を返して!」
愛:「来ないで…っ」
レイリア:「そんなわけにはいかないでしょ。冒険はまだまだ続くんだから」
愛:「わたし、しほちゃんに食べられないといけないの……」
愛:「皆と一緒に居ちゃいけないの…」
フィオレンツァ:「何言ってるの愛ちゃん!早くこっちに戻ってきて!!」
しほ:「うるっさいなぁ……邪魔すんなって言ったでしょ!! 部外者は出てけよっ!」
NC:激高するサヴァント。その呼びかけに応えるように、周囲の死体からまだ動けるものが這い出して来る。
NC:それはどれも、若い少女だった死体。
NC:他人の感情の名残を感じて、まだ僅かな正気を残しているドール達を羨んで、
NC:うわごとを呟きながらのたのたと向かってくるのだ。
NC:◆カルマ開示◆
NC:・記憶のカケラを手に入れる
NC:・みんなで外を見に行く
NC:【バトルパ-ト】
レイリア:フィオレンツァと内緒話
レイリア:「あの子、私たちのことを部外者って言ってたわね。何者なんだろ」
フィオレンツァ:「愛ちゃんとは知り合いみたいだね。私達の前に姉妹だったのかも」
レイリア:「だよね。今は私たちが姉妹で、あっちが部外者だけど」
フィオレンツァ:「そうだね。愛ちゃんを絶対に取り戻さないと」
レイリア:「この戦いに負けたら。私たちもあの子みたいに身も心もバラバラになっちゃう」
フィオレンツァ:「絶対に負けない……!!」
レイリア:「私は今の私が好きだし、みんながいる今の環境が好きなの。だから力を貸してね、フィオ姉さん」
NC:対話判定(±0)>>フィオレンツァ、レイリア
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [6] → 6[6] → 成功
フィオレンツァ:レイリアへの「対抗」→「対抗」
レイリア:フィオレンツァへの友情 1→0
NC:戦闘配置
NC:奈落:愛、しほ、バンシー*2
NC:地獄:ドラッグイーター*2
NC:煉獄:エーデルワイス、フィオレンツァ、ナイトメア*10
NC:花園:レイリア
NC:勝利条件:全てのアンデッドの破壊
NC:【戦闘開始】
NC:カウント12、行動者:エーデルワイス
NC:エーデルワイス、フィオレンツァ
フィオレンツァ:2nc+1 ナイトメアにくされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (2R10+1[0]) → [2,8]+1 → 9[3,9] → 成功
NC:失敗
エーデルワイス:名刀でナイトメアを攻撃
エーデルワイス:1nc+2
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [7]+2 → 9[9] → 成功
NC:命中
エーデルワイス:白兵3+切断
ナイトメア:「う゛ぁ、ぁ」
NC:群がってくるナイトメアをエーデルワイスが切り捨てる
ナイトメア:6体破壊、残り4
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.11、行動者:しほ
しほ:【アンデッドガン】>煉獄(エーデルワイス、フィオレンツァ、ナイトメアs)
しほ:1NA
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [7] → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
しほ:1点+爆発+全体攻撃(脚+胴体)
エーデルワイス:「ほね」と「はらわた」損傷
ナイトメア:4体損傷、全滅
フィオレンツァ:「あし」と「うじむし」損傷
しほ:地面から銃を持ち上げてドール達に向ける。
しほ:一つのグリップに無理やり繋げられた7本のバレルから、無数の銃弾が飛び出す。
NC:鉛玉の雨はドール達に降り注ぎ、近くにいたゾンビ達までもをぐちゃぐちゃに破壊する
しほ:「ちっ」
NC:カウント終了、効果適用
エーデルワイス:「銃? レイリアのとは違うもの?」
フィオレンツァ:足を見ながら「うっ……すぐそこに行くから待っててね、愛ちゃん!」
レイリア:(アンデッドガンほしい)
愛:座り込んだまま動かない
NC:Cnt.10、行動者:バンシー*2、ドラッグイーター*2、エーデルワイス、レイリア
ドラッグイーターA:1d2
<BCDice:ドラッグイーターA>:Nechronica : (1D2) → 2
ドラッグイーターA:【にくむち】>フィオレンツァ
ドラッグイーターA:1NA
<BCDice:ドラッグイーターA>:Nechronica : (1R10[1]) → [8] → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
ドラッグイーターA:2点
フィオレンツァ:「はらわた」X2 損傷
NC:生首の虚ろな目だけが確りとフィオレンツァを捉えて離さない。
フィオレンツァ:しかしフィオレンツァの異形の顔の向きは死体の山の頂上から離れない。
ドラッグイーターA:1NA 連撃>フィオレンツァ
<BCDice:ドラッグイーターA>:Nechronica : (1R10[1]) → [1] → 1[1] → 大失敗
ドラッグイーターA:無理に振り回した攻撃は自らの身体にも負荷を与え、自壊していく。
ドラッグイーターA:【めだま】【アドレナリン】損傷
ドラッグイーターA:残りパーツ5
ドラッグイーターB:1d2
<BCDice:ドラッグイーターB>:Nechronica : (1D2) → 1
ドラッグイーターB:1NA 【にくむち】>エーデルワイス
<BCDice:ドラッグイーターB>:Nechronica : (1R10[1]) → [7] → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
ドラッグイーターB:2点>脚
エーデルワイス:「仕込みブーツ」「あし」破損
ドラッグイーターB:1NA 連撃>ガリヴァー
<BCDice:ドラッグイーターB>:Nechronica : (1R10[1]) → [4] → 4[4] → 失敗
ドラッグイーターA:【視界共有】支援2
ドラッグイーターB:出目6
エーデルワイス:腕 防御1 「こぶし」破損
NC:別の生首が触手を"接続"すると、攻撃の精度が目に見えて上がった。
エーデルワイス:「まだ.....走れる足がある......!」
バンシーA:1NA 【狂気の歌】
<BCDice:バンシーA>:Nechronica : (1R10[1]) → [10] → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
バンシーA:精神攻撃1
愛:レイリアへの信頼 0→1
バンシーB:1NA 【狂気の歌】
<BCDice:バンシーB>:Nechronica : (1R10[1]) → [10] → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
愛:レイリアへの信頼 1→2
エーデルワイス:【ほね】移動 煉獄→地獄
バンシーA:「....」
バンシーB:「....」
愛:「うぅ、ぅ…やめて…」
NC:ゾンビ達が何事か呟くたび、愛が苦しんでいる。
エーデルワイス:「今そこに行く!」
レイリア:ドラッグイーターBにランチャー
レイリア:1na
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [6] → 6[6] → 成功 → 防御側任意
ドラッグイーターB:命中
レイリア:砲撃4*2=8
ドラッグイーターB:破壊
レイリア:「早くあの歌を止めないと!」
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.9、行動者:フィオレンツァ
フィオレンツァ:1na+1 ドラッグイーターAにくされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [9]+1 → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
フィオレンツァ:ジェットノズル使用 ダメージ+1「ほね」損傷
フィオレンツァ:6ダメージ
ドラッグイーターA:全損
NC:レイリアの砲撃に続こうと、フィオレンツァも全力の噴射を行う。
NC:次の攻撃を構えていた生首を吹き飛ばすが、同時にその威力を殺しきれず、フィオレンツァの足もひしゃげてしまう。
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.8、行動者:しほ、愛
しほ:1NA 【単分子繊維】>エーデルワイス
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [10] → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
エーデルワイス:【肉の盾】付随効果キャンセル
しほ:1点
エーデルワイス:【あご】損傷
エーデルワイス:「ごんな゛の゛痛くも痒゛く゛も゛な゛い゛」
NC:目に見えないほどの細い鋼糸の初撃を、エーデルワイスはあごで止めて見せた。
しほ:「このっ」勢いよく鋼糸を引き戻し、駄賃にエーデルワイスの顎を引きちぎる。
しほ:「しゃらくさいんだよ、私達の問題に首突っ込んで来やがって!」
愛:「やめて、しほちゃんお願い……言う事聞くから……」
愛:待機(以降自動で待機)
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.7、行動者:バンシー*2、愛、エーデルワイス
バンシーA:1NA 【狂気の歌】
<BCDice:バンシーA>:Nechronica : (1R10[1]) → [6] → 6[6] → 成功 → 防御側任意
愛:ガリヴァーへの友情 1→2
エーデルワイス:ラピッド【ワイヤーリール】愛を奈落から地獄へ
愛:移動>地獄
エーデルワイス:『あなたがいるべき場所はこっちよ。だから戻ってきなさい、愛!!』
バンシーA:不発
愛:無理やり引っ張り下ろされたので、ぐしゃあと転げる
愛:「待って、やめて、駄目、駄目なの、しほちゃんに食べられないと…」支離滅裂として、いつもより一層幼く混乱している印象を受ける
フィオレンツァ:「愛ちゃん、もっとこっちに!」
愛:「だめ、駄目なんだよ、ここにいちゃいけない…」
バンシーB:【ほね】移動1 奈落→地獄
バンシーB:愛を追うようにして山を転げ落ちてくる
エーデルワイス:【せぼね】
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.6 行動者:しほ、愛、フィオレンツァ、レイリア
しほ:「愛! 戻って来いっ!」絶叫する
しほ:「お前…」
しほ:「邪魔なんだよっ!」
しほ:1NA 【単分子繊維】 >エーデルワイス
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [1] → 1[1] → 大失敗
しほ:山肌を切り裂くようにして放たれた鋼糸は、しかし大きく逸れ別のゾンビを切り飛ばす。
しほ:1点+切断
バンシーB:【はらわた】*2損傷
フィオレンツァ:1na+1 バンシーBにくされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [7]+1 → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
バンシーB:【しんぞう】【めだま】【のうみそ】【ちみどろ】損傷、残3パーツ
レイリア:1na バンシ-Bにランチャー
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [7] → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
バンシーB:全損
NC:カウント終了、効果適用
愛:「やめて…もう嫌……」
NC:Cnt.6、行動者:バンシーA,しほ、愛、エーデルワイス
バンシーA:【ほね】移動>地獄
NC:しほの攻撃の間を縫って、またしてもゾンビが襲い掛かってくる
しほ:1NA 【単分子繊維】>エーデルワイス
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [2] → 2[2] → 失敗
エーデルワイス:【ほね】移動 地獄→奈落
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.3、行動者:愛、フィオレンツァ
フィオレンツァ:1na+1 バンシーにくされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [7]+1 → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
バンシーA:命中
バンシーA:【はらわた】*2【しんぞう】【めだま】損傷
フィオレンツァ:無心でしるを吐いている
NC:カウント終了、効果適用
NC:Cnt.2、行動者:しほ、エーデルワイス、愛、レイリア
しほ:「…」
しほ:1NA 【単分子繊維】>エーデルワイス
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [2] → 2[2] → 失敗
しほ:1NA ラピッド【死の手】>【単分子繊維】>エーデルワイス
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [3] → 3[3] → 失敗
しほ:1NA ラピッド【アサシンブレード】>エーデルワイス
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [9] → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
しほ:補正1、
バンシーA:【呪い髪】支援1
しほ:出目11<大成功> 白兵攻撃3点+連撃
フィオレンツァ:看破 アサシンブレード
しほ:「こ、のっ!」半狂乱で鋼糸を振り回すが、足を引きずりながら近づいてくるエーデルワイスに一撃も当てることができない
フィオレンツァ:敵の仕込み武器に気づいていたフィオレンツァがすかさずしるを飛ばし牽制する
しほ:ブーツに隠したダガーも牽制を受けて姿勢を崩してしまう
エーデルワイス:名刀でしほを攻撃 1na+2
エーデルワイス:1na+2
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [7]+2 → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
エーデルワイス:白兵2+切断
バンシーA:【ちみどろ】妨害1
しほ:胴に命中。
しほ:1NC 切断判定
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[0]) → [5] → 5[5] → 失敗
しほ:【うで】支援1
しほ:【はらわた】*2損傷
レイリア:1na バンシーAにランチャー
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [8] → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
バンシーA:全損
NC:カウント終了、効果適用
NC:ターン終了。
NC:狂気度+1
エーデルワイス:愛への対抗 1→2
愛:ガリヴァーへの友情1→2
フィオレンツァ:愛への独占 2→3
プレイヤー:愛への友情 0→1
レイリア:愛への友情 0→1
NC:ターン2、行動速度再配置
NC:カウント12、行動者:エーデルワイス、フィオレンツァ
フィオレンツァ:移動 地獄へ
エーデルワイス:【名刀】でしほ攻撃 1na+2
エーデルワイス:1na+2
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [6]+2 → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
エーデルワイス:切断2点
しほ:ダメージ、【うろこ】防御2
NC:カウント10、行動者:エーデルワイス、愛
エーデルワイス:【せぼね】
NC:カウント9、行動者:エーデルワイス、愛、フィオレンツァ
フィオレンツァ:1na+1 しほにくされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [8]+1 → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
フィオレンツァ:ジェットノズル せぼね損傷 ダメージ+1
愛:(忘れてたけど【失敗作】なので【ほね】損傷)
しほ:【せぼね】【うろこ】【しんぞう】【アンデッドガン】【こぶし】【かた】【めだま】【あご】【アドレナリン】損傷
しほ:「あぐ……っ」
しほ:ラピッド、【死の手】>【単分子繊維】
しほ:>エーデルワイス
しほ:1NA
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[1]) → [2] → 2[2] → 失敗
しほ:「死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ねっ、死ねっ……!」
しほ:半壊した身体で鋼糸を手繰るが、それも空しく空を切る
エーデルワイス:1na+3 【名刀】でしほを攻撃 【殺劇】適用
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+3[1]) → [1]+3 → 4[4] → 失敗
フィオレンツァ:よぶんな目 支援2
フィオレンツァ:異形側の目が愛を邪魔するものを凝視している
エーデルワイス:【うで】支援1
エーデルワイス:しほの狂乱につられて技が乱れたがフィオレンツァの援護により立て直す
しほ:片側だけの顔でエーデルワイスを睨みつけ、靴に仕込んだ短剣で迎え撃とうとするが
しほ:出目7、ヒット>脚。【ほね】【あし】損傷
しほ:1NC 切断判定
<BCDice:しほ>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
エーデルワイス:4点+切断 【名刀】2点+【殺劇】1点+【ガントレット】1点
しほ:【ほね】【アサシンブレード】も損傷
NC:エーデルワイスの攻撃が一瞬早く、その両足を刈り取る。
しほ:「がっ、ぐ……」
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント8、行動者:レイリア
レイリア:せぼね
NC:カウント7、行動者:エーデルワイス、愛、レイリア
レイリア:1na+1 狙撃ライフル
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [2]+1 → 3[3] → 失敗
レイリア:支援スコープ2 うで1 合計3
しほ:【うで】損傷
エーデルワイス:1na+3 【名刀】でしほを攻撃 【殺劇】適用
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+3[1]) → [6]+3 → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
しほ:【うで】【単分子繊維】【死の手】損傷、腕部破損
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント5、行動者:エーデルワイス、フィオレンツァ、レイリア
フィオレンツァ:1na+1 しほにくされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [8]+1 → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
フィオレンツァ:3部位に2ダメージ
しほ:「ぃぇ、ぃね、ssいね」 頭部とびちびちとはねる肉の千切れかすだけになってなお、狂気に濡れた言葉を吐き続ける。
しほ:【のうみそ】【おおあな】【肉の宴】損傷、胴体破損
エーデルワイス:1na+3 【名刀】でしほを攻撃 【殺劇】適用
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10+3[1]) → [9]+3 → 12[12] → 大成功 → 攻撃側任意(追加ダメージ2)
エーデルワイス:6点+切断 【名刀】2点+【殺劇】1点+【ガントレット】1点+2点
エーデルワイス:「終わりよ!!」
しほ:「死っ」
しほ:【悪食】損傷、頭部破損。完全破壊。
NC:勝利条件クリア。バトルパート終了。
愛:「ああ、あぁぁぁ…!」
愛:「しほちゃん、しほちゃん…」這いより、残骸を抱き寄せる
愛:「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」
愛:もう、本当に取り返しがつかなくなってしまった。
愛:しほちゃんを傷つけて、もう仲直りもできない。
愛:「ああ、あ、あ…」 大きく口を開けてみたって、この身体は涙の一つも流しやしない。
エーデルワイス:どこからともなく白い花を取り出し残骸に添える
エーデルワイス:「これまで愛をありがとう。これからは私たちがこの子を守るわ」
フィオレンツァ:「愛ちゃん、大丈夫だった?けがはない?」元の姿に戻り体を引きずりながら近寄る
レイリア:「今度こそ、蘇らずに済みますように」ひとりごちる
愛:「フィオちゃん……」
愛:「わたしもう一緒に行けない…フィオちゃんとっ、レイリアちゃんのお姉ちゃんじゃ、ない……」
フィオレンツァ:「愛ちゃん、私愛ちゃんに何かあったらどうしようかと」
フィオレンツァ:体を引きずるので、破れた体の内側が見え、目を閉じるもう一つの頭部ものぞき見える
フィオレンツァ:愛の元へ行き、愛の無事を確かめる
レイリア:レイリアにはフィオレンツァに引き換え傷一つない
レイリア:「初めから生まれた場所も違うのよ。今は私たちが姉妹だっていえば姉妹になるの」
愛:「だって、だってわたしレイリアちゃんにひどいことっ、姉妹なんかじゃないって言った!」
愛:「しほちゃんとかりんちゃんと、姉妹だって言ったのに、私だけまたこうやって、リストバンドだって無くしちゃった…!」
愛:「もうそんな資格、わたしにはないのっ!」
レイリア:「たしかに、さっきは少しショックを受けたけど」
レイリア:「しほさんたちを大事に思う貴方の気持ちは間違いじゃないと私は思うわ」
レイリア:しほだったものの中からリストバンドを探し始める
NC:血と脂で汚れてぼろぼろになってしまっているが、確かにそれとわかるものが見つかる。
レイリア:愛の手を引いてそばに近づく
レイリア:愛の様子を見ながらリストバンドを「貴方たちの絆」
レイリア:愛の様子をみながらリストバンドを拾い上げ、差し出す
レイリア:「貴方たちの絆は消えてなんていない。しほさんたちのことを忘れないまま、私たちとも姉妹でいてほしい」
レイリア:「私たちの中で一番姉妹がたくさんいて、一番心が豊かな貴方には、過去も未来も受け入れてほしいわ」
レイリア:「わがままを言ってごめんなさい」
愛:震える右手でリストバンドを受け取る
愛:「レイリア、ちゃ…」
愛:リストバンドを胸元で握りしめ、ぎゅっと目を瞑り
愛:「ごめっ、ごめんなざあ゛あ゛あ゛あ゛!」堰を切ったように叫ぶ。涙は出ないが、まるで嗚咽するように
レイリア:「ぜんぶ許すから、私たちのことも許してね…ごめんね…」やわやわと抱きしめる
愛:うわあああ、と大声を上げ続ける
レイリア:(目の前で姉を失った妹に、私は何を言ってるんだろうな。ろくな末路にならなさそう)
レイリア:(いつか、私がしほさんの側になるかもしれない。でも今だけは…)
フィオレンツァ:「愛ちゃん、もうどこにも行かないよね?死ぬとか言わないよね?」
愛:「言わない、から、置いてかないで、一緒にいて…!」レイリアを強く抱きしめながら
フィオレンツァ:「絶対だよ?絶対だからね?」
愛:「うん、うんっ…!」
フィオレンツァ:たまらず泣き出すフィオレンツァ
フィオレンツァ:安心感から、うわーんと、歳相応の様相で泣きじゃくる
エーデルワイス:(愛の姉を殺した。今まで感じたことのない不快感。これが罪悪感)
エーデルワイス:「愛」
エーデルワイス:「もしいつか私がこの子みたいになったら、今回みたいに自分が犠牲になるなんてことしないで私を止めてね」
エーデルワイス:「たとえどんなになったとしても、私はあなたがいなくなるなんてことを望まないから」
エーデルワイス:「きっとしほちゃんもそうだったと思う」
愛:「そんなこと言わないでよ…もう、誰かがいなくなるなんてやだよ……」ワイスの服の裾を引っ張って
エーデルワイス:「そうだね、ごめん。余計なこと言った」
エーデルワイス:愛の頭をなでる
愛:「うん……」
愛:リストバンドを握り直し、しほの方に向き直って小さな声で言う。
愛:「しほちゃん。証のこと、ごめんなさい。許して貰えないかもしれないけど……」
愛:「絶対、絶対もう二人の事忘れないから。」
愛:「……わたし、もう行くね。」最後に地面に手を置いて、それから立ち上がる
NC:失ったものは戻らない。死者の傷は癒えることはない。ただ、埋め合わせるだけ。
NC:会話判定>>エーデルワイス(+1)、フィオレンツァ(+1)、レイリア(+2)、愛(+2)
エーデルワイス:1nc
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
フィオレンツァ:1nc+1
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [7]+1 → 8[8] → 成功
レイリア:1nc+2
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [5]+2 → 7[7] → 成功
愛:1NC+2
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [7]+2 → 9[9] → 成功
フィオレンツァ:愛への執着3→2
エーデルワイス:愛への対抗2→1
レイリア:愛への友情1→0
愛:たからものへの依存 4(発狂)→3 ※壊れたパーツ→青いリストバンド
エーデルワイス:強化パーツ1 基本パーツ5 損傷
フィオレンツァ:基本パーツ4 損傷
NC:修復パーツ総数 基本パーツ10 強化パーツ5
エーデルワイス:全快
愛:基本パーツ2 損傷
フィオレンツァ:【はらわた】以外修復
愛:全回復
NC:――そうして、ドール達は墓場を後にして進む。
NC:進む。どこへ? とにかく先へ。いつか観ただろう映画のゾンビさながらに、ただただ前へ、道の続く限り。
エーデルワイス:沈痛な面持ちで黙々と歩く
愛:少し遅れて、力なく歩く
フィオレンツァ:もう行かないという愛の言葉を受けて、当面の苦しみからは解放されたものの、
反動で疲れが押し寄せ無表情で後に続いている
レイリア:一番後ろからついていく
NC:でも。
NC:行き止まり。この地下の国で、ネクロマンサーの用意しないところに道はない。
エーデルワイス:「行き止まりか......」
NC:村のはずれ、地底湖の畔で道は途切れてしまう。岩の壁がドール達を圧し潰そうとしているかのように目の前に立ち上がっている。
愛:もう進めないのか、またネクロマンサーの手の中に戻ってしまうのか、と不安に押しつぶされそうになる。
フィオレンツァ:何か無気力になってしまっていて、いつものように案を出す気になれない
レイリア:「ここに入ってきたみたいに、どこかに抜け穴とかありそうなものだけどね」
レイリア:周囲を調べだす
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [2] → 2[2] → 失敗
エーデルワイス:「そうね、少し探してみましょうか」
エーデルワイス:1nc
<BCDice:エーデルワイス>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
フィオレンツァ:2nc けもみみ 探索
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (2R10[0]) → [1,5] → 5[1,5] → 大失敗 → 使用パーツ全損
フィオレンツァ:場が暗いムードに飲まれている
愛:2NC 唇を引き結び、【めだま】を凝らして周囲を見回す。このまま戻るのは嫌
<BCDice:愛>:Nechronica : (2R10[0]) → [1,5] → 5[1,5] → 大失敗 → 使用パーツ全損
愛:が。【失敗作】の故か、出ない涙で緩んでいたのか。瞳が零れ落ちてしまう。
愛:「あっ…」ぼとり
フィオレンツァ:ぺたりと座り込む
レイリア:「なんもないわ」
愛:「レイリアちゃん…」声が震えている
エーデルワイス:「戻るしかないってことね......」
レイリア:「ま、どんな道歩いてても私たちならなんとかなるでしょ」
愛:「…うん。一緒なら、きっと……」大丈夫。そうであってほしい、という儚い願い。
NC:残念、本当の本当に行き止まりでした。
NC:寄り道はおしまい。ドール達は意気消沈して、来た道を戻ります。
NC:――5章 狂ったお茶会/クリスマス・キャロル/握っていた手の死体達の話 終幕
NC:【リザルト】
NC:悪意寵愛:10点(全員)
NC:カルマ:【記憶のカケラを手に入れる】+2点(愛)
NC:カルマ:【みんなで地上に出る】 失敗
「狂ったお茶会」で帽子屋たちはティーセットを洗わずに3時のお茶会を続ける為に、テーブルに並べた椅子を一つずつずれながらティーセットを取り換え続けます。愛はそんなティーセットの一つ。たまたま汚れが少なかったせいで使い回された、二回使われたせいで強く汚れが付いたティーセットです。
一方。「クリスマス・キャロル」で主人公のスクルージは自分の"過去""現在"そして"未来"の姿を見せられ、改心して善人となります。すでに人間世界の後日譚であるこの世界で、彼女たちはどんな未来を迎えるでしょうか。
少し露骨に脚注を入れましたが、今回三つ目のモチーフとして「クトゥルフの呼び声TRPG」を使っています。このセッションのモチーフというよりは前の周、愛と、かりんとしほが3人でクリアしたステージのモチーフです。彼女たちの旅はここで終わりました。
前の周の愛
アリス・ステーシー/ロマネスク
サンプルドールの「つぎはぎアリス」。バロック的な【にくむち】もなく、ジャンクのように壊れてもいませんでした。臆病で引っ込み思案でしたが姉達に手を引かれ、守られていました。
前の周のしほ
コート・レクイエム/レクイエム
サンプルドールの「ひきがねコート」に近い構成。冷静な参謀役・ツッコミ役としてふるまう一方、自分の恐怖心などを隠しがちで内心は姉妹に依存していた傾向がありました。
ゲームオーバーとなり"墓場"に捨てられて以降、奇跡的に(あるいは悪意から見逃され)意識を取り戻した彼女はゴシックとしての特性を得、圧倒的に足りないパーツを墓場の死体を喰らうことで補って自身を保ってきました。
かりん
ソロリティ・ロマネスク/タナトス
サンプルドールの「しかばねソロリティ」に近い構成。明るく行動的で、平時・戦闘時を問わず二人を引っ張る存在でした。自分たちを姉妹と言い出したのも彼女で、当然のように自分を長女の位置に据える、そんなドールでした。