回顧録のアリス 4章 豚とコショウ/ルンペンシュテルツヒェン[永い後日譚のネクロニカリプレイ]
ガリヴァー
ホリック・タナトス/ステーシー
最初に目覚めたドール。
14才くらいの外見、桃色のロングヘアを正面で分けている。他の姉妹と違いほとんど普通の人間の見た目をしているためなのか、「かわいい女の子」であることにこだわりがある。
高い運動能力で【名刀】を振るい、運も味方して次々とゾンビを切り捨てる姿はまさに【死神】。姉妹で最も交戦距離が短く標的になりやすいが、それゆえに【肉の盾】として攻撃をいなし妹たちを守ることにも長けている。
犬のぬいぐるみを【たからもの】にしておりよく話しかけているが、その度に呼び名が違う。
四章 豚とコショウ/ルンペンシュテルツヒェン
NC:誰も知りはしないのさ、俺の名前がルンペンシュテルツヒェンだってことは! ——ルンペンシュテルツヒェン
NC:図書館を出て、地下通路を進むドール達。
NC:今回は大分距離があるようで、もう結構歩いた気がします。
NC:かわり映えのしない廊下の壁にもだんだん飽きてきてしまいました。
ガリヴァー:「暇だわ」
レイリア:「足が棒のように」
愛:「腕が触手みたいに」
フィオレンツァ:「距離の感覚が分からないね」
ガリヴァー:「つっこまないわよ」
愛:「ぶー。」
フィオレンツァ:「私たちどこまで行くんだろう?」
ガリヴァー:「どこって、地上?」
ガリヴァー:「最初は上に行こうと
ガリヴァー:していた気がするけど」
愛:「お散歩!」
愛:「したい!」
ガリヴァー:「自由か」
フィオレンツァ:「できたらしようね」
愛:「みんなでねぇ」
フィオレンツァ:「そうだね」にこりと
レイリア:「やったろう」
ガリヴァー:「散歩するにしてもこうも景色が代わり映えしないとねぇ」
ガリヴァー:「疲れないけど、つまらない」
フィオレンツァ:(行き止まりでさえないならどこまでだって歩くけど)
愛:「私は楽しいけどなー」小石を蹴る
ガリヴァー:「暇すぎるからしりとりでもしましょ。一度やってみたかったの!」
NC:そう言ってドール達は遊び始めます。
ガリヴァー:「まさかこんなに難しいゲームだったとは」
ガリヴァー:瞬殺されるガリヴァー
フィオレンツァ:(しりを取らせれば私の右に出る者はいないわ……)
NC:しりとりも3ゲーム目に入り、やっとガリヴァーの番が二桁目を超えるようになったころ、新しい扉にたどり着きました。
レイリア:「おーぺんしよ!」
レイリア:「おーぺん!」
ガリヴァー:「せっかくコツを掴んできたとこだったのに」
フィオレンツァ:「んで終わる言葉ってこんなにあったんだね……」
愛:「おーーぺんっ!」よいしょー
NC:扉を開けると、そこは…
NC:ちょっとした大広間ほどのスペースに、一面に色とりどりのお花が咲いていました。
NC:元々照明付きの棚で埋め尽くされた屋内の生花農場だったのが、なにかの衝撃で棚が崩れて、土がばら撒かれて庭園のようになっているようです。
NC:ドールたちがいる中央の通路とはガラスで仕切られていますが、その向こう側ではゾンビたちがせっせとお花の世話をしていました。
レイリア:「お花畑を駆け回るガリヴァーお姉様をみたかった」
レイリア:「完」
ガリヴァー:「そう......(無視)」
フィオレンツァ:「お花だ!!」
レイリア:「お花だ!!!」
フィオレンツァ:ガラスに張り付く
レイリア:「欝々とした気もちが晴れるよう」
ガリヴァー:「本当にいろんな種類があるわね。春の花も秋の花も関係なく咲いてるわ」
愛:「ふーん?」
NC:もっとよく見ようとして、ガリヴァーは足元に何かの雑草がコンクリートの割れ目から生えているのに気づきます。
ガリヴァー:「ん? こっちにもなにか生えてる」
レイリア:「小さな命発見!」
NC:ガラスの向こう側のように立派ではありませんが、こっちにも小さな白い花が咲いているようです。
フィオレンツァ:2nc 思い出す 記憶のカケラ[花壇]
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (2R10[0]) → [2,5] → 5[2,5] → 失敗
NC:わからない
フィオレンツァ:「うーん、うちで育ててた花じゃなさそう」
フィオレンツァ:「向こうで生えてるのはいくつか知ってるんだけどなあ」
フィオレンツァ:「ダリア、バラ、リコリス……」
ガリヴァー:「これは育てるような花じゃないわね。条件さえ整えば勝手に生えてくるわ」
ガリヴァー:「ガラスの向こうの愛をこめて育てられなきゃ花を咲かせられない子たちとは違う」
NC:ガリヴァーは生前住んでいた町の風景を思い出していました。街路のどこかに、やはりこんな風にひっそりと咲いていたような気がします。
NC:ガリヴァーは生前住んでいた家の庭を思い出していました。やはりこんな風にひっそりと、片隅に咲いていたような気がします。
NC:獲得:記憶のカケラ「庭」 >ガリヴァー
フィオレンツァ:「あれ?詳しいね」
ガリヴァー:「ガラスの向こう側のはママの花壇に咲いていたからね。こっちのは庭の隅に生えてたわ」
ガリヴァー:「ママがとっても気に入っていた花壇があってね。私もお世話したかったけどそれも駄目って言われるくらい丁寧に育てられてたの」
ガリヴァー:「メイソンが花を食べようとしたときなんてママったらカンカンだったわ。フフッ」
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃん、記憶が」
フィオレンツァ:「他に何か思い出せる?」
ガリヴァー:「そうね......」
ガリヴァー:「花のことを思い出したわ。あの花は夏に咲くとか、むこうの赤いのはアネモネだとか。全部ママの記憶」
ガリヴァー:「花がママとの記憶をつないでくれたのね......」
ガリヴァー:「あと、こっち地面の花はたしか......」
ガリヴァー:2nc 思い出す 記憶の欠片「庭」
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (2R10[0]) → [3,5] → 5[3,5] → 失敗
ガリヴァー:「んー、見たことある気はするけど思い出せないわね」
愛:「でも、二人とも物知りだねえ」
レイリア:「花の名前なんて考えたこともなかったわ」
フィオレンツァ:「花だけね」
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃんも詳しいのは意外だったな」
ガリヴァー:「今ならもう少ししりとりをうまくやれる気がする」
愛:「また続きしようね」
フィオレンツァ:「がんばって思い出しとこうっと」
NC:会話判定>>全員(ガリヴァーのみ+1)
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
ガリヴァー:1nc+1
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [5]+1 → 6[6] → 成功
愛:1nc
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [1] → 1[1] → 大失敗
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [10] → 10[10] → 成功
ガリヴァー:レイリアへの友情 1→0
レイリア:フィオレンツァへの保護 2→1
フィオレンツァ:1d ガリヴァーへの依存→
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1D6) → 6
フィオレンツァ:対抗へ
愛:1d10 ガリヴァーへの未練:友情→
<BCDice:愛>:Nechronica : (1D10) → 4
愛:執着
フィオレンツァ:(ふうん、ガリヴァーちゃんも花に詳しいんだぁ……)
愛:姉妹たちが楽しげに生前の記憶について話すのを聞いて、初めて嫌な気持ちになる。記憶がそんなに大事?
愛:ちょっとむすっとしている
NC:ドール達が花の前で思いを巡らせていると、どこからともなく大きなあくびが聞こえてきました。
レイリア:「チェシャーのあくび?」
チェシャー:「yawn. ご明察。」照明の上で丸くなっている
フィオレンツァ:声の方を振り返る
愛:ゾンビジト目
ガリヴァー:「ヒント猫じゃない」
チェシャー:「ヒント猫はシャムさ。チェシャーはシャム運びと茶化し猫。」眠たそうに眼を擦る。
フィオレンツァ:「ゾンビって眠たくなるんだっけ?」
フィオレンツァ:狂気のアレでいつもよりちょっとトゲがある
チェシャー:「眠らなくても眠たい気持ちにはなるのさ、君たちのせいで働き通しだからね。」
フィオレンツァ:「でも私達がいないと退屈なんじゃないの?」
チェシャー:「そうでもない。」
チェシャー:「仕事がないときはここで昼寝をしているし、だいいちチェシャーもシャムも仕事はいくらでも増えるんだ。」
チェシャー:「でもまあ、君たちは随分と優秀だよ。あんまり進みが早いものだから、我らがご主人様も先の準備に大忙しさ。」
ガリヴァー:「準備って、ネクロマンサー......?」
チェシャー:「さてと。さっさとコマを進めよ……
シャム:「ぎゃあああああ!」あくび
チェシャー:しかめっ面で耳を倒している
フィオレンツァ:「いびきもそんなかんじなの?」
チェシャー:目を逸らす
NC:周りの反応もお構いなしに、シャムは歌い始めます。
シャム:「ここは公爵婦人が住んでいた、外へ出るには子供を連れ出すのがお決まり」
シャム:「子供は小鬼が拐っていった、取り返すには名前を当てるのがルール」
NC:短い詩をそらんじると、シャムはまたぎゃあとあくびをして眠ってしまいました。
レイリア:「お疲れさまです」(敬礼)
ガリヴァー:「相変わらずよく分からないことを」
チェシャー:「ボクらとしては君たちにはここでたっぷり時間を潰して欲しいけど、ヒントは出さないといけないのが辛いところだな。シャムは真面目だから」言いながら消えていく
フィオレンツァ:「あの人達は普通に出られるんだ……」
フィオレンツァ:みんなの方を見て「何かわかりそう?」
愛:「全然。」
ガリヴァー:「そもそもここって出られないのかってとこからよ」
レイリア:「まだ調べ切れてないものね」
NC:道は奥へ続いていて、木製のアーチの下をくぐっています。
フィオレンツァ:「とりあえず見に行ってみよう」
レイリア:「おー」
NC:ドール達はアーチの下を潜って行きます。中は小部屋になっているようです。
NC:道の左右を遮っていた分厚いガラスの壁が正面で繋がって、つき当たりになってしまっています。
NC:でもガラスの向こうには扉が見えます。
NC:そしてその扉の前には大きな犬が一匹、人形を抱えて座り込んでいます。
NC:カルマ:
NC:*記憶のカケラ を手に入れる
NC:*小鬼の名前を呼ぶ
フィオレンツァ:「あの犬が……小鬼?」
ガリヴァー:「それにしてはかわいらしいわね」
NC:ガラスと大きな犬の間の床は他のと様子が違います。床がボタンになっていて、何かをのせると仕掛けが動き出すのかもしれません。
愛:「名前…首輪の名札は擦り切れててよく見えないねえ」
フィオレンツァ:「当てようもないよね。花の名前とかかな」
フィオレンツァ:「さっきの花は誰も分からないんだっけ」
ガリヴァー:「残念ながら思い出せないのよねー。んー」唸る
愛:むっ
レイリア:「私もちょっとわからないなぁ」
NC:ドール達がのうみそを悩ませていると、後ろの方からごとり、という音が聞こえました。
ガリヴァー:「きゃっ」
レイリア:「なにやつっ」振り返ってみる
NC:振り返っても何も見えません。アーチの向こう側からのようです。
ガリヴァー:「なんなのよ」と言って音源に近づく
フィオレンツァ:同じく
NC:ドール達は音の正体を確かめようと、もう一度アーチを潜ります。
NC:行動判定>>全員(ー1修正)
愛:1NC-1 なんだろう
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10-1[0]) → [5]-1 → 4[4] → 失敗
レイリア:1nc-1
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10-1[0]) → [1]-1 → 0[0] → 大失敗
ガリヴァー:1nc-1
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10-1[0]) → [5]-1 → 4[4] → 失敗
フィオレンツァ:2nc-1 けも耳使用
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (2R10-1[0]) → [6,8]-1 → 7[5,7] → 成功
NC:フィオレンツァは音の源を探そうと、左右の花畑に目を凝らします。
NC:すると角度の関係か、来るときには見えなかったものが目に入ってしまいます。
NC:一面に咲き誇る花々。その一部分だけが他よりすこしだけ盛り上がっており、
NC:その下に、びっしりと花の根で覆われたゾンビを見つけてしまいます。
NC:その後ろでまた一体、作業員ゾンビが力尽きて花畑に倒れ込みました。
NC:狂気判定>>フィオレンツァ
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [7] → 7[7] → 成功
フィオレンツァ:「あっ……」口をつぐむ
愛:「?」
フィオレンツァ:「ううん、なんでもない」
フィオレンツァ:「あの花の名前を思い出した気がしたけど、気のせいだったみたい」
愛:「ふーん…」またそれか。どうでもよくない?
フィオレンツァ:「ごめん、心の準備をしてほしいんだけど」
フィオレンツァ:「ちょっとショッキングなことが」
ガリヴァー:「ど、どんとこい」
レイリア:「構える構える」
愛:「?」
フィオレンツァ:「あれを……」死体を指さす
ゾンビA:ハァイ
NC:フィオレンツァの指さす方を見ると、ドール達は花にたかられたゾンビを見つけてしまいます。
NC:狂気判定>>ガリヴァー、愛、レイリア(修正+1)
ガリヴァー:1nc+1 どんとこい!
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
ガリヴァー:丼!
レイリア:1nc+1 つらいわ
愛:1NC+1
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [5]+1 → 6[6] → 成功
レイリア:1nc+1
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+1[0]) → [1]+1 → 2[2] → 失敗
ガリヴァー:レイリアへの友情 0→1
レイリア:ガリヴァーへの憧憬 1→2
レイリア:「えっ…きもちわる」
ガリヴァー:「なんてこと......」うずくまって口を手で抑える
レイリア:「こんなサイバイマン見たくなかったわね…」
愛:元々そんなに花に興味がなかったので、いまさら死体の一つや二つ。
フィオレンツァ:「……」
愛:「大丈夫?」ガリヴァーの顔を覗き込んで
ガリヴァー:「え、えぇ今更こんなことでへこたれやしないわ」
愛:「えらいえらい。でー、結局さっきの音はなんだったんだろ?」
ガリヴァー:不本意な顔をしながらも払わない
愛:「あんなのさっきあったっけ?」
NC:愛の視線の先には、確かに見覚えのないものがあります。
NC:ガラスの内側に、花壇が置いてあるのです。
NC:8つの植木鉢に、ガラスドームで覆われた花が一輪ずつ植えられています。
NC:ひな壇に8つの植木鉢。
フィオレンツァ:「絶対なかったね」
ガリヴァー:「ええなかったわ」
レイリア:「誰かからの贈り物ね」
NC:段の上には看板が立てかけてあって、「あの子の名前は」と書かれています。
フィオレンツァ:「よく見に行ってみよう」
レイリア:見に行く
レイリア:1nc
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [5] → 5[5] → 失敗
ガリヴァー:2nc 花の名前 ボーナス「記憶のかけら 花」
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (2R10[0]) → [4,5] → 5[4,5] → 失敗
フィオレンツァ:3nc 花の名前 「記憶のかけら」「よぶんなめ」
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (3R10[0]) → [1,5,6] → 6[1,5,6] → 成功
NC:花は全部で八種類。
NC:ラベンダー。バラ。ガーベラ。ヴィオラ。アイリス。百合。セロペギア・アンダーソニー。エリカ。
NC:どれも園芸花として知られる、美しい花です。
フィオレンツァ:「よかった、うちの花壇で見覚えのあるやつだ……!」
ガリヴァー:「ぐぬぬぬ、み見覚えがある気がするのに.......なんで思い出せないの!?」
ガリヴァー:A.ダイス
レイリア:(一切記憶にない)
NC:こんなに可愛い花なのに。絶対に庭にあったはず……そう思ったとき、ガリヴァーはまた何かを思い出せそうな気がしました。
NC:思い出そうとしますか?(修正値+10)
ガリヴァー:する!
ガリヴァー:1nc+10
<BCDice:ガリヴァー>:Nechronica : (1R10+10[0]) → [7]+10 → 17[17] → 大成功
NC:可愛いものが好きだった。
NC:可愛いものはみんなに愛されるから。その価値があるから。
NC:植木鉢に植えられた綺麗な花。
NC:模様の入ったマグカップ。
NC:赤い首輪。
NC:中でも一番可愛いのは、もちろんガリヴァー!
NC:「ガリヴァー、おいで。お父さんを抱きしめておくれ。」
NC:「ガリヴァー、いい子ね。お母さんの自慢の子だわ。」
NC:お父さんとお母さんがガリヴァーを呼ぶ。
NC:この世で一番幸せな子が居るとしたら、それはガリヴァーだろう。
NC:
NC:お父さんとお母さんがガリヴァーを可愛がっている。
NC:
NC:それを見ている、わたし。
NC:記憶のカケラ:ガリヴァー
ガリヴァー:「私はガリヴァーじゃない......?」
フィオレンツァ:「えっ?」
レイリア:「突然どうしたの?」
ガリヴァー:「ガリヴァーはこの子でわたしは......」
ガリヴァー:目が冷めてからずっと一緒にいたぬいぐるみを抱えて見つめるガリヴァー
愛:「? ?」
ガリヴァー:「この子はそう、うちで飼っていたガリヴァーに似ているの。だから自然と私のものだと思えた」
ガリヴァー:「ガリヴァーはとっても可愛い子でうちに来たときは子犬だったけどすぎに大きくなった」
ガリヴァー:「パパもママもガリヴァーに夢中でいつも一緒だった」
ガリヴァー:「散歩に行ってキャッチボールをして笑いかけて名前を呼んだ」
ガリヴァー:「ほんとうは
ガリヴァー:私がもらうはずだったものを」
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃん……」
フィオレンツァ:と声を掛けかたかったが、できなかった
フィオレンツァ:自分の恵まれた家庭が後ろめたかったから……
ガリヴァー:「私は名前を読んでもらったことがない?」
ガリヴァー:「一緒にごはんを食べたことも? お外に出たことは?」
ガリヴァー:「これは全部ガリヴァーの記憶。 私の、私の思い出はどこ?」
ガリヴァー:「あ、ああぁああああ!」
ガリヴァー:「私が.....私がガリヴァーなの!! あの笑顔も!優しい声も!全部私のものなの!」
ガリヴァー:「私だったはずなの!」
ガリヴァー:「私は誰なの......」
愛:「どうして? ガリヴァーはガリヴァーでしょ?」
ガリヴァー:「違う。かわいいのも。かわいいから愛されたのも私じゃない」
フィオレンツァ:「そんなことない……」力なく首を振る
愛:「……」深い事情は呑み込めないが、ガリヴァーが自分がガリヴァーではないと主張していることと、辛い思いをしていることは理解できた
レイリア:(いきなりの豹変に驚いて、ただ様子をみているしかない)
ラベンダー。バラ。ガーベラ。ヴィオラ。アイリス。百合。セロペギア・アンダーソニー。エリカ。
Lavender, Rose, Gerbera, Viola tricolor, Iris, Lily, Umbrella flower, Erica
→, R, G, V, I, L, U, E
= G U L I V E R
ガリヴァー:虚ろな表情で姉妹たちに顔も向けず小鬼のほうへ歩きだす
ガリヴァー:「あなたの名前は”ガリヴァー”」
ゾンビ犬:「Grr...」
NC:そう呼ばれると、扉の前にいたゾンビ
NC:そう呼ばれると、扉の前にいたゾンビ犬は初めて動きます。ガラスの向こう側の少女に視線を合わせたまま、ゆっくりと歩いていきました。
(自称)ガリヴァー:「ひさしぶりね。さすがのあなたもゾンビになったらかわいくないわ。ふふっ......」
フィオレンツァ:事情を察し、目に涙を浮かべて遠くから見ている
NC:ゾンビ犬が床の感圧式スイッチを踏むと、うぃーんと大きな音を立ててガラスが持ち上がり、少女と犬は初めて対面しました。
ゾンビ犬:「Grr...」ガリヴァーを警戒するように様子を見ている。人形は堅く咥えられ、離す様子はない。
(自称)ガリヴァー:「あぁもうどうでもいい。死んでからどんなにかわいくなっても、もうパパとママはいない」
(自称)ガリヴァー:「あなたを羨んで恨んだりもしたけど、それはもういい。あなたになら食べられてもしかたない」
(自称)ガリヴァー:「あなたなんて失礼ね。私が勝手に名乗っていたんだから」
(自称)ガリヴァー:「さぁガリヴァー、おいで」
ゾンビ犬:「UuuGrrrruaaAh!!」飛び掛かる
レイリア:「悪いけど、この子は今は私たちのお姉様なのよね」
レイリア:「勝手に食べてもらうわけにはいかないわね!」
レイリア:腕を差し出して姉をかばう
NC:【うで】破損>>レイリア
(自称)ガリヴァー:「レイリア! そんな!」
(自称)ガリヴァー:「私はいいの! もういいの! 何もしたくないの!」
愛:「このっ、お姉ちゃんとレイリアちゃんから離れろっ!」犬に飛びつく
フィオレンツァ:駆け寄り両者の間に立ちふさがり、即座に戦闘体形に変形する
(自称)ガリヴァー:「やめて、いいの私なんて愛される価値のないものかばうのはやめて!」
NC:会話判定>>全員
(自称)ガリヴァー:1nc
<BCDice:(自称)ガリヴァー>:Nechronica : (1R10[0]) → [10] → 10[10] → 成功
レイリア:1NC
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[0]) → [7] → 7[7] → 成功
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
愛:1nc
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [6] → 6[6] → 成功
(自称)ガリヴァー:レイリアへの友情 1→0
レイリア:ガリヴァーへの憧憬 2→1
愛:ガリヴァーへの執着1→0
フィオレンツァ:ガリヴァーへの対抗2→1
NC:<バトルパート>
レイリア:ガリヴァーへ内緒話
ガリヴァー(人):「どうして、どうしてなの。わたしはかわいくないから愛してもらう価値なんてないのに」
レイリア:「お姉様。私はあなたがかわいいからお慕いしているわけではないではないのよ!」
レイリア:「地下室で初めて目覚めてから、あなたはいつも私たちを導いてくれたわね」
レイリア:「その毅然とした姿に私は憧れた」
レイリア:「お姉様が昔どんな人間だったのかは知らないわ。でも私たちには今のお姉様がすべてなの」
レイリア:「どうかお顔を上げて、一緒に戦いましょう?」
ガリヴァー(人):私は愛されてもいいの? まだよくわからない。
ガリヴァー(人):愛してると言ってもらっても私が信じることができない。
愛:ガリヴァーとレイリアを後ろに庇って、歯を剥いてゾンビ犬を威嚇している
ガリヴァー(人):私にとって「愛」と「かわいい」不可分のものだから
ガリヴァー(人):戦えば傷つく。傷つけばかわいくなくなる。傷つきたくない。
ガリヴァー(人):でも、たとえ傷ついても、かわいくなくなっても、愛されなくても
ガリヴァー(人):妹たちを守りたい
ガリヴァー(人):だって私が彼女たちを
ガリヴァー(人):愛しているから
ガリヴァー(人):顔を上げて駆け出し
ガリヴァー(人):姉として先頭に立つのだ
NC:会話判定>>ガリヴァー(+2)、レイリア(+2)
レイリア:1nc+2 会話判定
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [7]+2 → 9[9] → 成功
ガリヴァー(人):1nc+2 会話判定
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [10]+2 → 12[12] → 大成功
ガリヴァー(人):レイリアへの友情が信頼に変化
ガリヴァー(人):ぬいぐるみへの依存 1→0
レイリア:ガリヴァーの憧憬 1→0
NC:エネミー
NC:ハウンド(ガリヴァー)
NC:追加パーツ:ハウンド+名刀+屍肉の盾+亡者の目覚め+ひきさく+のうみそ
NC:ON奈落
NC:ゾンビ:奈落
NC:*15
NC:地獄:ラフレシア*2
NC:煉獄:マッドガッサー*3、フィオレンツァ、ガリヴァー
NC:花園:愛、レイリア
NC:【戦闘開始】
NC:カウント12。行動者:ガリヴァー、フィオレンツァ
フィオレンツァ:1na+1 くされじる マッドガッサーA
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
ガリヴァー(人):うで 支援1
フィオレンツァ:成功 ジェットノズル(はらわた損傷) ダメージ1+1+1 *2=6
フィオレンツァ:突撃するガリヴァーを見て、すぐさま敵に牽制の攻撃を放つ
NC:が、わずかに狙いがそれる
ガリヴァー(人):レイリアとガリヴァーの内緒話の邪魔をさせないように先頭に立ったフィオレンツァ。
じりじりと距離をつめる敵ゾンビに対して牽制にくされじるを放とうとするそのとき、彼女の脇をガリヴァーが駆け抜けていった。
そのまま接敵し無理やりにマッドガッサーを威嚇する。
結果、牽制の一射は一撃へと変わる。
ガリヴァー(人):「焦らないで。私はもう大丈夫、ありがとうフィオレンツァ」
ガリヴァー(人):「さぁ落ち着いていて今までのように行きましょう」
NC:ガリヴァーを庇ったフィオレンツァの牽制は、他でもない立ち直ったガリヴァーによって有効打へと導かれます。
NC:しかしそうするうちにも、開いたガラスの向こうから防護服をまとったゾンビやゾンビ化した花が集まってきます。
マッドガッサーA:残りパーツ1
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃん!?大丈夫なの?」
愛:「やっと来た!」待ちきれない、とスプリットステップ
ガリヴァー(人):「もう、ほんとに大丈夫だから。私、何が一番大事かわかったの。そのために最善を尽くすわ」
フィオレンツァ:「後でちゃんと聞かせてよね!」敵へと向き直る
ガリヴァー(人):名刀でマッドガッサーB攻撃
ガリヴァー(人):1nc+2
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗
ガリヴァー(人):レイリアへの信頼を0から1にして振り直し
ガリヴァー(人):1nc+2
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [7]+2 → 9[9] → 成功
ガリヴァー(人):2*2
ガリヴァー(人):3*3=6 6点ダメージ
ガリヴァー(人):3*2 6点ダメージ
マッドガッサーB:残りパーツ1
NC:そう言うや、ガリヴァーは刀を一閃して防護服のゾンビの上半身を切り飛ばします。
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント11、行動者:ハウンド
ガリヴァー(ハウンド):1d10 【亡者の目覚め】
<BCDice:ガリヴァー(ハウンド)>:Nechronica : (1D10) → 9
NC:犬のガリヴァーが遠吠えすると、土の中から花を生やしたままのゾンビが数体、起き上がってきたではありませんか。
ゾンビ:自動合流、総数24
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント10、行動者:愛、レイリア
レイリア:マッドガッサーCへランチャー
レイリア:1na
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [3] → 3[3] → 失敗
愛:ジャッジ、【ほとけかずら】支援1
レイリア:ジャッジ、スコープで支援2
NC:成功!
レイリア:4*2=8ダメージ
マッドガッサーC:破壊
レイリア:失った腕にランチャーをつなぎ合わせて砲撃する
レイリア:「私もお姉様を支えるわ!」
NC:レイリアの砲撃が、ガリヴァーに噴霧器を構えていた防護服を吹き飛ばします。
愛:【にくむち】>マッドガッサーA
愛:1NA+2
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [4]+2 → 6[6] → 成功 → 防御側任意
愛:3点
マッドガッサーA:破壊
愛:連撃>マッドガッサーB
愛:1NA+2
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [5]+2 → 7[7] → 成功 → 脚(なければ攻撃側任意)
マッドガッサーB:破壊
愛:「とぉーう!」大きくのばした触手で一息に薙ぎ払ってミンチにする。
NC:カウント終了、効果適用。
NC:カウント9、行動者:ゾンビ、ガリヴァー、レイリア
ゾンビ:【よろめく】移動 奈落>地獄
NC:miss、行動者:ゾンビ、ガリヴァー、フィオレンツァ
フィオレンツァ:1na+1 くされじる ラフレシアA
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [2]+1 → 3[3] → 失敗
ガリヴァー(人):せぼね
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント8、行動者:ハウンド、ガリヴァー
ガリヴァー(ハウンド):【けもあし】移動 奈落>地獄
ガリヴァー(人):移動 煉獄>地獄
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント7、行動者:ラフレシアA,B、愛
愛:さっきのガリヴァーの移動にラピッドタイミング、【随行】 移動 花園>煉獄
ラフレシアA:1D3
<BCDice:ラフレシアA>:Nechronica : (1D3) → 2
ラフレシアA:1NA 【攻性触手】>愛
<BCDice:ラフレシアA>:Nechronica : (1R10[1]) → [5] → 5[5] → 失敗
ラフレシアB:1D3
<BCDice:ラフレシアB>:Nechronica : (1D3) → 3
ラフレシアB:1NA 【攻性触手】>フィオレンツァ
<BCDice:ラフレシアB>:Nechronica : (1R10[1]) → [8] → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
ラフレシアB:2点
ラフレシアB:1NA 連撃>フィオレンツァ
<BCDice:ラフレシアB>:Nechronica : (1R10[1]) → [10] → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
ラフレシアB:2点
フィオレンツァ:やぶれひまく はらわた/うじむし 損傷
愛:1NA+2 【にくむち】>ラフレシアA
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [9]+2 → 11[11] → 大成功 → 攻撃側任意(追加ダメージ1)
愛:2+1+1=4点
ラフレシアA:ダメージ、【肉厚】 防御2
ラフレシアA:【はなびら】*2損傷
愛:1NA+2 連撃>ラフレシアA
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
愛:3点
ラフレシアA:【反射行動】【根肢】【捕縛触手】損傷
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント6、行動者:ゾンビ、ハウンド、ガリヴァー、フィオレンツァ、レイリア
ゾンビ:1NA 【ひきさく】>ガリヴァー
<BCDice:ゾンビ>:Nechronica : (1R10[1]) → [9] → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
ゾンビ:1点
ガリヴァー(人):ガントレット 防御1
ゾンビ:1NA 連撃>ガリヴァー
<BCDice:ゾンビ>:Nechronica : (1R10[1]) → [3] → 3[3] → 失敗
ガリヴァー(人):「こんなもので私は傷つかない!」
ガリヴァー(ハウンド):「Guar!」
ガリヴァー(ハウンド):1NA+1 【名刀】>ガリヴァー
<BCDice:ガリヴァー(ハウンド)>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [1]+1 → 2[2] → 失敗
ガリヴァー(ハウンド):ガリヴァーが攻撃を弾いたと見るや、踵を返してゾンビの群れに紛れる
フィオレンツァ:1na+1 くされじる
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
フィオレンツァ:しるの出が悪い
フィオレンツァ:よぶんなめ 支援+2
フィオレンツァ:1+1 *2=4
ラフレシアA:破壊
レイリア:ラフレシアBにランチャー
レイリア:1NA
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [3] → 3[3] → 失敗
ガリヴァー(人):名刀でラフレシアB攻撃
レイリア:結合したランチャーがなじまずあらぬ方向へ
ガリヴァー(人):1nc+2
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [5]+2 → 7[7] → 成功
ガリヴァー(人):3*2 6点
ラフレシアB:ダメージ、【肉厚】防御2
ラフレシアB:【はなびら】*2【反射行動】【根肢】損傷
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント4、行動者:ハウンド、ガリヴァー、愛
NC:&ゾンビ
ゾンビA:1NA 【ひきさく】>ガリヴァー
<BCDice:ゾンビA>:Nechronica : (1R10[1]) → [3] → 3[3] → 失敗
ガリヴァー(ハウンド):1NA+1 【名刀】>ガリヴァー(人)
<BCDice:ガリヴァー(ハウンド)>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
愛:1NA+2
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [3]+2 → 5[5] → 失敗
ガリヴァー(人):名刀でラフレシアBを攻撃
愛:キャラ被りめ
ガリヴァー(人):1nc+2
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+2[0]) → [5]+2 → 7[7] → 成功
ガリヴァー(人):6点
ラフレシアB:破壊
NC:カウント終了、効果適用
NC:カウント2、行動者:ゾンビ、ハウンド、ガリヴァー、フィオレンツァ、レイリア
ゾンビ:1NA 【ひきさく】>ガリヴァー(人)
<BCDice:ゾンビ>:Nechronica : (1R10[1]) → [8] → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
ガリヴァー(人):「さぁ来なさいガリヴァー!」
ゾンビ:1点
ゾンビ:1NA 連撃>ガリヴァー
<BCDice:ゾンビ>:Nechronica : (1R10[1]) → [6] → 6[6] → 成功 → 防御側任意
ガリヴァー(人):足 妨害1
ゾンビ:失敗
ガリヴァー(人):はらわた損傷
ガリヴァー(人):「ぐっ。でも、もう私は傷つくことを恐れない!」
NC:大量のゾンビに囲まれて、さしものガリヴァーもずっと避け続けることはできません。
ガリヴァー(ハウンド):1NA+1 【名刀】>ガリヴァー
<BCDice:ガリヴァー(ハウンド)>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [2]+1 → 3[3] → 失敗
フィオレンツァ:(あのゾンビ犬……まるでガリヴァーちゃんを攻撃するのを嫌がっているみたい)
初撃を除いて、ハウンドガリヴァーの攻撃はドールガリヴァーに全く当たりません。ネクロマンサーとしては敵にハウンドを据えたのはガリヴァーへのあてつけに過ぎず、適当な犬の死骸を拾ってゾンビにしただけのつもりだったのですが、あるいは何か特別な死骸だったのかもしれません。
レイリア:ハウンドにランチャー
レイリア:1NA
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [1] → 1[1] → 大失敗
レイリア:アームバイスで支援+2
レイリア:大失敗阻止
フィオレンツァ:ハウンドにくされじる
フィオレンツァ:1na+1
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [7]+1 → 8[8] → 成功 → 胴(なければ攻撃側任意)
フィオレンツァ:ジェットノズル ほね損傷 1+1+1 *2=6
ガリヴァー(ハウンド):ダメージ、【屍肉の盾】
ゾンビ:身代わりで6人損傷
NC:フィオレンツァがゾンビ犬を狙いますが、ゾンビ達の間を縫うように走り回り、思うように当てられません。
ガリヴァー(人):名刀でガリヴァーを攻撃
ガリヴァー(人):「ガリヴァー、あなたが羨ましかった。ずっとずっとずっとあなたになりたかった」
ガリヴァー(人):「でも、今からあなたを殺すのは別の理由」
ガリヴァー(人):「あなたを殺して妹たちを守る。また私の前からいなくなってね、ガリヴァー」
ガリヴァー(人):1nc+3
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+3[0]) → [10]+3 → 13[13] → 大成功
ガリヴァー(人):2+1+1+3*2 14点
ガリヴァー(ハウンド):ダメージ、【屍肉の盾】
ゾンビA:14人損傷、残り4人
NC:ガリヴァーが群れの中に深く身を沈め、円を描くように刃を回転させると、
NC:ずるり、と視界が開けてガリヴァーとガリヴァーの目が合います。
NC:カウント終了、効果適用。
NC:カウント1、行動者:愛
愛:1NA+2 【にくむち】>ハウンド
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 → 頭(なければ攻撃側任意)
愛:3点
ガリヴァー(ハウンド):ダメージ、【屍肉の盾】
ゾンビ:のこり一人
愛:1NA+2 連撃1>ハウンド
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10+2[1]) → [4]+2 → 6[6] → 成功 → 防御側任意
ガリヴァー(ハウンド):ダメージ、【屍肉の盾】
ゾンビ:絶滅
ガリヴァー(ハウンド):【ひきさく】【亡者の目覚め】損傷。残り8パーツ。
愛:「捕まえたっ!」
NC:カウント終了、効果適用
NC:ターン終了、カウント再計算。
NC:狂気点+1
ガリヴァー(人):ぬいぐるみへの依存 0から1
レイリア:ガリヴァーへの憧憬 0から1
愛:ガリヴァーへの執着 1から2
フィオレンツァ:たからものへの依存 1に
NC:カウント12、行動者:ガリヴァー
ガリヴァー(人):せぼね
NC:カウント終了、効果適用。
NC:カウント11、行動者:ガリヴァー、フィオレンツァ
フィオレンツァ:ハウンドにくされじる
フィオレンツァ:1na+1
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10+1[1]) → [4]+1 → 5[5] → 失敗
フィオレンツァ:うで 支援+1
フィオレンツァ:1+1*2
ガリヴァー(ハウンド):【のうみそ】【名刀】【屍肉の盾】【はらわた】損傷
ガリヴァー(ハウンド):きゃん、と鳴いて吹き飛ばされる。
ガリヴァー(人):名刀でガリヴァーを攻撃
ガリヴァー(ハウンド):震えながら立ち上がろうとするが、力が入らない。
ガリヴァー(人):「終わりよ、ガリヴァー。私はまたあなたを殺す。恨んでくれてかまわないわ」
ガリヴァー(人):1nc+3
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10+3[0]) → [3]+3 → 6[6] → 成功
ガリヴァー(人):8点
ガリヴァー(ハウンド):【しっぽ】【強化脊髄】【けもあし】【セイバートゥース】損傷。
ガリヴァー(ハウンド):破壊。
NC:頭蓋骨に深く刃を突き入れられると、とうとうしぶとかったゾンビ犬も動かなくなりました。
NC:ドール達の勝利です!
レイリア:フィオレンツァと内緒話
レイリア:「フィオ姉さん、お姉様を守ってくれてありがとう」
レイリア:「また助けられちゃったわね」
レイリア:「いつも後ろでしか戦ってないの、情けないわ」
フィオレンツァ:「そんなことないよ、」
フィオレンツァ:「そんなことないよ、レイリアちゃんがいなかったら決定打がガリヴァーちゃん頼りになっちゃうし」
フィオレンツァ:「それに、前に出て体を張っていると、私のこの体にも意味があるんだって思えるから」
レイリア:「今回は私も体を張ってみたけど、結局うまく戦えなくて」
レイリア:うでを失ったせいで砲撃が何回も外れたので
レイリア:「なおさらいつもフィオ姉さんが私たちのことを守ってくれてるのを実感したのよ」
フィオレンツァ:「水臭いよレイリアちゃん!お互い様でしょ?」
レイリア:「そう、そうね。でも改めてお礼が言いたいの」
レイリア:「いつもありがとう。これからも力を合わせてがんばりましょう」
フィオレンツァ:にっこりとうなずく
NC:会話判定>フィオレンツァ、レイリア
レイリア:1na
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [5] → 5[5] → 失敗
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [2] → 2[2] → 失敗
愛:【失敗作】ではらわたが漏れたの忘れてた
NC:パーツ修復:多分全部足りる
NC:バトルパート終了
NC:戦いが終わって改めて周囲を見回してみると、花が全て枯れてしまっていることに気付きました。
NC:ドール達には知る由もないことですが、ゲートが開いたことで流れ込んだ、この地下に立ち込める汚染された大気に耐えられなかったのです。
ガリヴァー(人):「終わった......」
ガリヴァー(人):「ねぇ、この子埋めてあげたいんだけど手伝ってくれないかしら」
愛:「埋めるの? どうして?」
ガリヴァー(人):「どうして?生前してあげられなかったからかしら」
愛:「ふーん?」
愛:「いいよ! 掘ればいいのかな」
フィオレンツァ:「寝床を作ってあげるんだよ」手伝うため近づく
ガリヴァー(人):「ええ、どこかせっかくだから花の咲いているところがいいのだけれど......」
ガリヴァー(人):「あれ? みんな後ろを見て」
愛:「?」
フィオレンツァ:「あ、花が……」
レイリア:「お花さんが…枯れてる」
NC:さっきまでの花園が一瞬にして枯れ果ててしまった光景に、ドール達は言い知れぬ寂寥感を覚えます。
NC:狂気判定>全員
ガリヴァー(人):1nc
愛:1nc
<BCDice:愛>:Nechronica : (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功
フィオレンツァ:1nc
<BCDice:フィオレンツァ>:Nechronica : (1R10[0]) → [9] → 9[9] → 成功
レイリア:1na
<BCDice:レイリア>:Nechronica : (1R10[1]) → [9] → 9[9] → 成功 → 腕(なければ攻撃側任意)
ガリヴァー(人):1nc
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (1R10[0]) → [7] → 7[7] → 成功
ガリヴァー(人):「ほんとうに全部枯れてしまったのかしら......]
レイリア:「ゾンビに植えたら元気にならないかな」
NC:そう呟いて、ガリヴァーは来た道を戻ります。
NC:すると一本だけ、小さな、みすぼらしい花を見つけました。
NC:一本だけ、大気隔離ガラスのこちら側に咲いていた白い花。
NC:花の名前は…
NC:行動判定(花の名前を思い出す)
ガリヴァー(人):記憶の欠片 花 使用
ガリヴァー(人):2nc
<BCDice:ガリヴァー(人)>:Nechronica : (2R10[0]) → [2,9] → 9[2,9] → 成功
NC:エーデルワイス。
NC:ゾンビ化によってこの大気に適合した、雑草に分類される花です。
ガリヴァー(人):「《エーデルワイス》。ママの花壇じゃない、庭にぽつりと咲いていた花」
ガリヴァー(人):「私の嫌いだった花」
ガリヴァー(人):「ママの愛を注がれて大輪の花たちが羨ましかった。あんな風になりたいと思った」
ガリヴァー(人):「でもこの私はこの雑草だった。手をかけてもらえず庭の隅に座り込んでいた私と同じ花」
愛:隣に歩いてきて、不思議そうに花を見る
ガリヴァー(人):「でもうん、今ならこの花を好きになれる」
ガリヴァー(人):「これでいいのよ。私はわたしだもの」
ガリヴァー(人):「ねぇみんな、この花かわいいと思う?」
フィオレンツァ:「とっても可愛いと思う!だけど個人的には、ガリヴァーちゃんの方が素敵だと思うな」微笑みながら
レイリア:「なんかパッとしない花だけど、最後の一本まで残って咲いてるのはえらいわよね」ぼうっとしていたので無意識に答える
愛:「うーん? よくわかんないけど…」
愛:「ガリヴァーはどう思うの?」
ガリヴァー(人):「わたし? わたしは......」
ガリヴァー(人):微笑みながら言った
ガリヴァー(人):「かわいくないわね!」
愛:きょとん
ガリヴァー(人):「ふふっ、いいの。ここに埋めましょう。ガリヴァーが気にいるかはわからないけど私はここがいいわ」
フィオレンツァ:「私も手伝うね!」
レイリア:「御心のままに」
愛:触手でドリルを作って見せる
愛:しゃきーん
フィオレンツァ:ぐるん!(反転)
NC:ドールたちは花をよけて穴を掘り、ゾンビ犬を埋めて土を被せました。
ガリヴァー(人):近くにしゃがむ
ガリヴァー(人):手を合わせる
ガリヴァー(人):「あの日から死ぬまで、そして目覚めてから今まで借りていたあなたの名前を返します」
ガリヴァー(人):名刀を手に取り長い髪を切り、はらはらと落とす
ガリヴァー(人):「今までありがとう、そしてさようなら”ガリヴァー”」
名無し:「いろんな意味ですっきりしたわ」
フィオレンツァ:「ガリヴァ……あ、いや髪が!」
レイリア:「よかったの?私たち、もう髪伸びないかもしれないのに」
名無し:「いいのけじめだから。それにたぶんこの髪私の髪じゃないし。生前こんな派手な色の髪じゃなかったもの」
名無し:「ところで私ガリヴァーに名前返しちゃったから名無しなんだけど、親愛なる妹たちに名前をつけてもらいたいの」
レイリア:「そんなものなのね?でも今のお姉様も髪形も素敵よ」
名無し:「なにかちょうどいいのないかしら」
名無し:(チラチラとさっきの花を見る
フィオレンツァ:「ガリヴァーちゃんの新しい名前……」
レイリア:「やっぱりあれしかないわよね!」
フィオレンツァ:「……だね!」
レイリア:「一緒に言いましょ。せーの…」
愛:「? ?」
フィオレンツァ:「エーデルワイス!」
レイリア:「エーデルワイス!」
愛:「あ、えーでるわいす!」
NC:借りた名前と、その持ち主に別れを告げて、ドールたちは先へ進みます。
NC:この後日譚が、幸せな物語から続いたものでなかったとしても。
NC:ここで新たに手に入れられたものも、確かにあったはずなのです。
NC:4章 豚とコショウ/ルンペンシュテルツヒェン/誰かが僕を呼ぶ声がする
NC:終幕
「豚とコショウ」はアリスが手当たり次第に物を投げつけてくるコックがいる公爵夫人の家から赤ちゃんを連れだしてチェシャ猫に出会う話で……どうしてこの章を選んだのか忘れてしまいました。何かあったはずなのですが。
「ルンペンシュテルツヒェン」は少しマイナーですが、小鬼の名前を言い当てることで彼を退治し、難を逃れるというまさにぴったりのお話です。
ところで、丁度いいリドルを作るのは難しいですね。実際には通話しながらのセッションなのでふんわりと誘導したりしているのですが、そういう小細工の使えない、例えばコンベンションみたいな場でリドルを出す勇気はありません。
またガリヴァーのアイコンはこれまで「エウレカセブン」のアネモネだったのですが、髪を切るタイミングで同じデザイナーさんのショートヘア・ピンク髪・満面の笑みの立ち絵に差し替えられるという粋な演出がありました。
NC:扉の先を、ドールたちは進みます。
NC:「準備が追い付いていない」とチェシャーが言っていましたが、なるほどぼろっちいパネルを張り合わせた、急ごしらえの通路です。
愛:「ワイス、ワイス、えーでるわいす…」ふんふん
愛:「あれ? ここ、壁が崩れてる」
エーデルワイス:「ほんとうね。崩れてるというより...]
レイリア:「ふさがれてるのかしら…」
フィオレンツァ:「塞ぎ残した……彼が隠していたかった、この地下の裏側?」
NC:おっと。
愛:「えっと…よくないと思う。こっちに戻ろ?」正規のルートを指さして、不安そうに
フィオレンツァ:「あれ、でも……」仲間を見る
エーデルワイス:「虎穴に灰がなんとかと言うじゃない。ここは行くべきじゃないかしら」
レイリア:「危なくなったら逃げればいいし、私も行ってみたいわね」
NC:これは…。
愛:「でも、でも、怒られちゃうかも…」
フィオレンツァ:「怒られるって、誰に?」
愛:「ネクロマンサーさまだよ! こっちが正しい道なはずだもん!」
エーデルワイス:「正しいとか正しくないとかは知らない。でも、道を選ぶのは私達よ」
愛:「でも、でも…」混乱している様子
フィオレンツァ:「どうしたの愛ちゃん?そもそも、憎むべき相手であるネクロマンサーに[様]って……」
愛:「憎むって何? わたしたちを作ってくれたんだよ? 勝手なことしちゃだめだよ…」
エーデルワイス:「勝手なこと......?」
レイリア:「少しくらいやんちゃしても許してくれるんじゃない?そんなに怖がらなくて大丈夫だよ」
愛:「……。」みんなが行こうと言うので、言い返せなくなってしまう。
フィオレンツァ:「愛ちゃんは、怖いの?」
エーデルワイス:「何をそんなに怖がっているのかわからないけどとりあえず進んでみない?」
愛:「うぅ…」
レイリア:「お姉ちゃん、手をつないで一緒に行きましょ」
レイリア:再生したばかりのうでをのばす
愛:「…ん……」そのまま手を引かれていく
システム:少女たちは手を取り合い、暗く口を開けた闇の中へ進む。
システム:次回、長い後日譚のネクロニカキャンペーン「回顧録のアリス」
システム:第5章「狂ったお茶会/クリスマス・キャロル」