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けがぁちゃんねる

別に毛皮をゴージャスとは思わないですよ。ただの『素材』です。

戦争を知らない子供たち世代は、生まれて初めてテレビで観る青い瞳でブロンドのハリウッド女優が着てた『毛皮のコート』のあのイメージを今でも引きずってるんでしょうけどね?

そんなに毛皮が値打ちだっちうのなら、イヌイットなんかはみんなセレブですよね☆

ヨーロッパ諸国には確実に『ノー・ファー』の動きがあって、つまり『毛皮の生産現場の実体』を動画配信者なんかが隠し撮りしたりして拡散させちゃうもんですから、やっぱり案の定な人たちがまんまと釣られちゃってね?

いいお客さんです。

『生きながら皮を剥がれる』とか、『ゴールデンレトリバーやシベリアンハスキーなんかも』っちう触れ込みに『なにもそこまでしなくてもいいじゃないか!』となる。

ここまでは計算通り。

そんで次は『不買運動』つって、毛皮製品なんか買ったこともないのに不買もクソも無いやろマターですけどね?

ファッション誌愛読世代の方はご存じかと思いますが、世界のファッションを牛耳る『イヴ・サンローラン』がヨーロッパの会社だし、引っ張られて世界の有名ブランドもこぞって右へ倣えで『ノー・ファー』で動いた時があった。

そうなった時のノー・ファー活動家が最もダサいのは、生産者や専門ショップに限らず、毛皮を着てるだけの人すらも、まるで極悪犯罪人かのように、あんなにゴージャスだ、セレブだと崇め奉っていたクセに、その振り子を一気に反対側に振ることが出来るところですね。恥ずかしげも無くね?

まぁ、そんだけ自分がかわいいんでしょうけど、まったく可愛くはないですよ。ギャーギャー五月蠅いだけで、可憐さも奥ゆかしさもまるで無いです。

あんなに『動物が可哀そうだ』『動物は何も悪いことしていない』って言ってた話はどこ行っちゃったの?

毛皮着てるだけで極悪人呼ばわりされる彼女たちの方がむしろ可哀そうよ。

でも、実際、こういう『右へ行けば右へ、左に行けば左へ』動く人たちが、いわゆる『巷』であったり『茶の間』であったり『世間』であることは紛れもない事実であります、悲しいかな。

その『巷』や『茶の間』や『世間』が動き出さないことには世の中なぁーんも変わらないのも事実です。

そして、そのムーブメントが大きければ大きいほど逆に『流されない』という生き方がいかに難しく厳しいのかを思い知らされる。

後ろに付いて『そーだ!そーだ!』言うてるのが一番楽なのよ。なーんも考えんでええからね?

ただ単純に毛皮を観ても別にゴージャスだとは思わない。

そんだけの話では終われそうになくなってしまいそうなので、このまま far away いたします☆

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