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ピル・グリム
タレントのSHELLYさんがその昔、「レイプされて妊娠する可能性があるのは女性だけではありません!」「この問題は女性だけの問題じゃないので、子宮のある人という言葉を使いました。」と発言されたことがありました。
ご本人は丁寧に話そうと心掛けた結果の事かとはお察しいたしますが、話を一旦ややこしくしてから切り出すと意に反して論点がズレてく可能性の方が高いし、だいたい話題がとっ散らかってくんであまりおススメはしませんけど、一旦その『細かいところにフォーカスできる才能』は認めます。
事の発端はと言いますと、アメリカで『中絶する権利をよこせ!』って裁判があって、西洋ってだいたいがキリスト教の国なもんですから『NO』だと、それにお怒りの彼女の過去の発言であったと思います。
そんなこと言い出したらイスラムの国なんて『異教徒には何しても構わん』ってスタイルですから、『レイプは犯罪』とすら思ってないかも知れないのに、人権どころか生存権すら脅かされている重大な懸念があるにも関わらず、そっちは誰もなーんも言わんのよね?
なんでか知らんけど(ふるえる)
LGBTQに絡めて考えまするに『身体は女だけど心は男』って人がレイプされて妊娠してしまうケースもあるよ?ってことも考えておかないといけないぞってことだとは思います。
ただ、身体は女として生まれてきたものの、実際は『男になりたい!』って人ですから、ホルモン系の何か薬を常用してる可能性の方が高いし、もしかしたらその影響で子宮の機能は低下してるんじゃないですかね?
だって生理なんか来たらイヤでしょ?
ま、こういった極端なケースを針小棒大に騒ぐのも『周知をする』という意味では大事な事かも知れませんけども、小さな可能性も漏らさず考えるのであれば、それによってもたらされる『性病パンデミック』の方が怖いと思いますけどね?
日本では過去、内科も婦人科もピルをほとんど処方して来なかった。
データも乏しかったでしょうから、副作用に関してもほとんど情報が無いところにあって、おいそれと許認可してしまうと『薬害エイズ』の二の舞にもなりかねないしで、『人権』を考え慎重に進めてた矢先、この辺りの『女性の人権ブンブン丸』勢に圧される形で解禁へと流れてった感じでしたね?
『権利よこせー!』
初手で『権利』とか『人権』を振りかざされると、問題の真相を探るために話の奥深くに踏み込んでいき辛いし、どんなにディーべートのマインドが強い人でも小さくならざるを得ない。
特に『女性の権利』とか言って、性差の看板を掲げられると、それはもう武器ですから、それわかってやってるとしたらズルいし。
いや、そらそうですよ。だって誰も『人権なんてどうでもええ!』『女がどうなったって知るか!』って前提でなんて話してないし、そうじゃないのに『女性蔑視』『人権軽視』ってレッテルなんか貼られたくないですからね?
なので逆に言えば、SDGsを認識している先進国にあって、いかなるケースも『女性の人権』ってカードさえ真っ先に切っておけば、だいたいの事はカード切った側に有利に進むという構図がもう既に確立されてる。
そらズルいわ。
人権を一旦からめといてから話を進めていく手法って、めちゃめちゃデカい衣が付いてるエビの天ぷらみたいなもんで、出てきた時は『おー!デカい!』ってなって、実際に食べてみると『エビちっさ!』って感じになる、あれに似てる気がする。
エビの天ぷらやけど…確かにエビで天ぷらなんやんやけども…
そしてこのエビの天ぷらについてちょっと店主と話したいのに『はよ食べて並んでる人と代わってくれるかな?』みたいな流れ作業の一環に放り込まれる。
『エビの天ぷらやったやろ?なんや?出るとこ出よか?』みたいな感じで。
なので最初に『権利』とか『人権』から入る話は取り合わないことにしてるし、なるべく関わりたくない。
先ず以て何の得することも生み出さないし、誰かのオナニーに付き合う気なんかさらさらないしね?