イイトイン
インボイス制度が始まって、より『消費税』への関心が高まったかと言えばそうでもない気もする。
何かと『大変だ』って言う話は聞くものの、会計ソフトなんかを導入してる企業が言う『大変だ』は何を指して言ってるのかよくわからないし、インボイス登録してない会社が『大変だ』と言ってるのも聞かない。
新しい仕組みが導入されるときはいつだって『大変』だろうけど、それが通常になってそれでも『大変』なら制度の欠陥だろうしね?そうならないことを願うばかりです。
今までだいたいでやってきた部分をキッチリやろうという時代、なぁなぁとかまぁまぁでやってきた商売がそれでは行かなくなることへの不安は大きいでしょう。別に悪いことをやってるのではないにせよね?
でも、それやんなきゃいけないのならどうあれやんなきゃいけないワケで、イヤだつったってどうにもなんない。それが法律です。
ただ、なぁなぁとかまぁまぁでやって上手く行ってた部分が無くなってしまうことによって、逆に上手く行かなくなることだってある。
ことインボイス制度を絡めて思うのは、『スーパーのイートインスペース』『コンビニのイートインスペース』の存在についてです。
『食料』と『飲食』では消費税率が違う。所謂『軽減税率』が適用されるもので、他にはなぜか『新聞』も消費税8%が適用されている。
たかだか2%と侮るなかれ。塵も積もれば山となるワケですから、こんなに苦労して導入するインボイス制度の『そのたった2%ぐらいの話』では無い。
スーパーで食品を買ってイートインスペースで食べてるお年寄りが後を絶たない。
もちろん正しくイートインスペースを利用している人もいるが、インボイス制度導入までやるんだったらここは看過してはいけないんじゃないかと思う。
相手はお年寄りなんだしそんなに目くじら立てるような話でもないだろうとは思うけど、でもあんなにインボイス制度導入に反対をしてた政党が『この2%の取りはぐれ』に何も言わないことに不信感を禁じ得ない。
インボイス制度に不備や不安があるからこそ導入に反対してたんじゃないの?そして導入後、企業の消費税の扱いは等しく平等になったんでしょうが、ことイートイン問題は解消されていませんよ?
だって脱税ですし、脱法行為ですからね?いいの?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?