見出し画像

ヘイ!タクシー!

元・兵隊のタクシードライバーが世の中の腐敗を目の当りにしてキレ散らかすストーリー。ロバート・デ・ニーロの名を一躍スターダムにのし上げた傑作映画『タクシー・ドライバー』でございます。

オリンピックを招致するための条件に、競技会場のキャパや設備、宿泊施設のキャパや設備、会場の内外の隅々に基準や条件があるそうです。

つまり、おいそれとは立候補出来ない仕組みであるということです。

まぁそらオリンピックだっつーんですから、そんなのあたりまえなんでしょうけども、『交通網等インフラ』『公衆便所の数』などなど、普通に『都市としての機能』もかなりのウェイトを占めているそうです。

放送権が高いとかそんなのむしろどーだっていい。

その中に『タクシーの登録台数』ってのも含まれてるそうで、地球環境がどうちゃら言ってて、都市部じゃ『パーク&ライド』を推奨しようって時代にね?

日本ではある時期、タクシーの規制緩和によって爆発的にタクシーの登録台数が増えたことがあった。

そして今では『外国人の白タク』も容認しようちうワケですから、さしずめ90年代初頭のニューヨークみたいな、犯罪が増えて町がハチャメチャになるの確定ですね。

あんなのをご所望ならお好きにどうぞ☆

日本人だと、10年間は辛抱してタクシードライバーとして働いた実績作らないと個人タクシーの営業すらできない。何時間も並んでお客さんを待ってるタクシーの運転手さんは大変です。

一方、お客さんの立場からすると、このところの『タクシードライバーの質の低下』の話もよく聞くところであります。

タメ口に始まって、タバコ臭い車内、乱暴な運転、地理がわからない、やたら高速道路に乗る、アプリで予約してもなかなか来ない…言いたくなる気持ちもわかりますけどね?

逆に『傷害』『強盗』果ては殺人まで、タクシードライバーが犯罪被害者になるケースも確実に増えています。

それでも街にはタクシーが列を成す。

近頃では『介護タクシー』や『子供の送迎』など、タクシー会社も様々な策を練って隙間の無い営業を目指しています。

都市部では緊急車両が足りていないそうです。

なかでも問題になっているのは『タクシー代わりに救急車を呼ぶ』パターンですね。

一昔前は、ヤカラの専売特許だったこれらの悪質な行為ですが、近頃じゃ戦争を知らない子供たち世代のシニアが、普通に家の前で救急車の到着を待ってて、平然な顔で乗り込んで『○○病院まで行って』ってパターンもあるそうです。

後ろから近づいてAED炸裂させてやったらいいのに…

オリンピック仕様で規制緩和し、この先、外国人の白タクまでも増えちゃうワケですから、もういっそのこと、随時『救急搬送可能タクシー』として稼動できるよう厚生労働省と国土交通省でタッグを組んで規制緩和に向かえばいいんじゃないでしょうか?

タクシーの運転手さんには救命救急の講習を受けてもらって、大きな事故や、救急救命を要する場合以外は、消防署が直接『医療タクシー』を手配できるようにする。

救急救命士や救急隊員の負担も減るし、救急救命の設備が整った救急車を特にどうってことない症例にムダ遣いしなくて済むし、一石二鳥です☆

診察の結果『救急じゃない』ってなった時には、病院の会計にタクシーとしての乗車料金を上乗せすりゃいいだけのことだしね?

外国人の白タクを許容しようちうんですから、こんなのイージーでしょう。


いいなと思ったら応援しよう!