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魔女裁判

「元草津町議が初めて虚偽認める」がトレンド入り 大田区議「酷いことを言っていた連中」に疑問(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

人間には『忘れる才能』がある。すべての事を覚え続けていればやがて脳がパンクする。そうならないために『適切に忘れることができる』…つまり、脳の奥深いところへ『今後、ほとんど使わないであろう記憶』を移動する能力が備わっている。

長く生きれば『似たような経験』をすることがある。割れたガラスで手を切った経験があれば『痛み』を記憶し『割れたガラス』を素手で触らないようにしてケガを予防できる。缶切りで開けた缶を触って手を切った時に『割れたガラスで手を切った』記憶が蘇って、今後は『切り口』を素手で触らないよう気を付けるだろう。

そして、誰かが割れたガラスを触ろうとすれば、相手を思いやる気持ちから、ケガをしないように割れたガラスの扱いに気を付けるようアドバイスをするかも知れない。

体験を基に感性は備わっていくし、子供の頃に大人から言われたことや、歴史に学ぶことも出来るだろう。そういう意味で『本を読め』なら有効的だと思うが、ただ、情報過多になって処理しきれないとあまり意味が無いし、適切で正しい情報を受け取っていても『思い込み』や『決めつけ』により正しく判断することを阻害させることもある。

『男が女を手籠めにする』

性被害に際して99%は男が加害者であるとすれば、女性が被害を訴えた際に、当事者以外は誰も疑いもしないだろう。

特に密室での行為ともなれば、当事者の言い分が食い違うケースはあるし、どちらかが虚偽を言っている場合もある。にも拘らず『男が悪いに決まっている』というフィルターが掛かったまま、状況に照らし合わせ証言を冷静に判断しないとするならば、それはもう魔女裁判でしかない。

『魔女に決まっている』

証拠も証言も状況も何も関係ない。ただ『魔女は死刑』という結論に強引に運ぶだけの、知性も無い、知能の低い土人の裁判ごっこであります。

『歴史から学ぶ』という特権は、人類の歴史を知って生きている吾々だけに与えられたものです。特権は生かすべきです。

数は時として暴力たります。集合する時こそ人類は冷静であるべきです。『男が悪いに決まっている』をいつでも前提にするのは土人の魔女裁判と何ら変わらない。

『騙されたので被害者である』…いや、それはそれで別の話であります。

アナタは『男が悪いに決まっている』を前提に無実の人を一方的に裁いた。多くの側に属して無実の個人を集って糾弾し追い詰め『犯罪者』の濡れ衣を着せた。表立って言えないような汚い言葉を投げつけたかも知れない。紛れもない『加害者』であります。

『被害者』であるとすれば虚言や虚偽に騙されたことだけでありまして、それはまた別のところで裁判でもすればいいと思いますが、アナタが無実の個人に行った加害行為は少なくとも『謝罪』すべきで、もしかすれば『弁償』の対象になるでしょうし、裁判ともなれば『犯罪者』になる可能性すらあります。

子供の頃、ホームルームで『ある男子生徒にひどいこと言われた…』と泣き出した女子生徒を一方的に庇う女子生徒たちが、後日、実はそのような事実は無かったとなった時、どのように対応するかがその子の本当の『顔』であるワケです。

『一緒になって謝れって言ってごめんね』って謝れるか、『私だって騙されたんやから被害者よ!』って言うか。

少なくとも真っ先に『被害者』ぶるヤツはアタシの友達にはいない。

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