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歌詞「真白-final ver.-」

薄汚れた日々の隙間に 落ち込んで消えた夜がある 誰かの感情を飲み込んで また闇の中へ誘うのさ 消し忘れたラジオの声が時を紡いで 失われた孤独な日々を抱く 真白な風が街を抜けて いま全てを 真白に明日を夢を希望を その全てを 染め上げてゆくよ 抱きしめた夜がこぼれ落ち それぞれの闇に帰るのさ もしもの話ならいらないよ いつだってここにいるのだから 消し忘れたタバコの煙はいつだって 失われたあの日を呼び戻す 真白な風が街を抜けて いま全てを 真白に明日を夢を希望を その

    • 「真白」セルフライナーノーツ

      現在の最新曲であり、ニコラス・ケイイチさんの番組「Additional time blues」のEDテーマとして提供しました。 Dm7-Cm7-Bbmaj7の繰り返しで曲を作ろうと考えていて、Aメロのコード進行になっていますが、実際にはBメロができて、そこから広げていった感じです。 モチーフとしては「伝説巨神イデオン」のラストで、数十年前に一度観ただけなのでうろ覚えですが、全てが融合してゆく感じ、意識はしていませんでしたがジョン・レノンのイマジンと同じく天国も国境も宗教も無

      • セルフライナーノーツ「マボロシエニシ」

        本編で流れたようなので、こちらを。 元々、小暮伝衛門(閣下)のソロ楽曲に「縁」(えにし)という、ムード歌謡スレスレの和風AORの名曲がありまして、米米CLUBにも和のテイストの楽曲が何曲かありまして、いつかそういう曲を作りたいなぁ〜と思ってたのがそもそものスタートです。 ニコラスさんから楽曲提供の依頼を受けて、絆をテーマに書こうとしました。その時は縁(えにし)というタイトルの予定でした。ただ曲作りが進むにつれ、和の感じが全くしないなーと思い、以前から考えていたこのタイトル

        • 知らんけど

          むかーし、奥田民生が 自分は洋楽で育ってきたから 歌詞の意味はわからず聞いてた。 それでも良い曲は良い。 だから歌詞に意味なんか無くても構わない、 って感じのことをインタビューで答えてました。 私も同じくで、もちろん歌詞が良いと思う曲もたくさんありますが、トータルで良い曲ならば 正直歌詞はどうでもよかったりします。 かと言って、日本で日本語で歌ってる以上 やっぱり適当なことは歌えないよなぁーとは 思っています。 あまり、政治的・宗教的な事は言いたくないし 上から目線やわかっ

          歌詞「真白」

          薄汚れた日々の隙間に 落ち込んで消えた夜がある 誰かの感情を飲み込んで また闇の中へ誘うのさ 消し忘れたラジオの声が時を紡いで 失われた孤独な日々を抱く 真白な風が街を抜けて いま全てを 真白に明日を夢を希望を その全てを 染め上げてゆくよ 消し忘れたタバコの煙はいつだって 失われたあの日を呼び戻す 真白な風が街を抜けて いま全てを 真白に明日を夢を希望を その全てを 染め上げてゆくよ

          歌詞「真白」

          歌詞「マボロシエニシ」

          振り向けばいつも 無数の足跡 何処から来たのか 何処へ行くのか 見上げた空は 今日も知らん顔で 風を運んで行くだけ 思い出はいつか 忘却の彼方へ それでも消えない"想い"だってあるさ 見上げた空が 切り取った街に 独り佇む夜もある 届かない想いを 届かない想いを胸に 何処まで歩いて行けばいい? 見上げた空に 映るその全てが マボロシだったとしても 届かない想いを 届かない想いを胸に 何処まで歩いて行けばいい?

          歌詞「マボロシエニシ」

          TWI-LIGHT

          いま見てみたら1年半近く前に歌詞をnoteに 掲載していて自分でも驚きました。 という事は曲を作り始めたのは多分 2年くらい前のことになると思います。 曲自体はとっくに完成していて ライブでも2〜3回は披露しています。 元々は「さばラジオ」のエンディングに、と 思って作った曲で正直そんなに良いとも思えず 思い入れもありませんでした。 現在、録音を始めて形にしていくと 段々と気持ちが入ってきています。 どんな曲でも曲作りをする時は 命を削る覚悟で魂を込めて作ってるつもりですが、

          サブスクの光と闇

          ウチの地元(と言ってもチャリンコで20分ほどかかる)にレンタルビデオが出来たのが40年ほど前。 当時は入会金もレンタル料金もハンパなく高価でしたが、数年で値段も下がり、ラインナップもどんどん増えていきました。 この40年で色々ありましたが、TSUTAYAはほとんど無くなり、サブスクが主流になってきました。 私はNetflixだけ契約してますが、正直便利です。借りに行き返しに行く、という面倒が無くなり、いつでも観たい作品が観れるし、つまらなければ途中で止めてしまえばいいし、ま

          サブスクの光と闇

          セルフライナーノーツ「a day」

          ニコラス・ケイイチさんが 新たにネットラジオを始めるとの事で 前回に引き続き、テーマ曲を頼まれました。 前回はニコラスさんのイメージをいただいて そこから自分なりの思いを込めて 曲作りをしました。 今回はまったく打ち合わせも無く 自分自身の想い、良いように言うなら 「心の叫び」っていうものを歌にしました。 ざっくりとモチーフにしたのは 加奈崎芳太郎の「MY LIFE」とHEAVENの「静かな道を選んで歩いた日」という2曲。 テーマは"迷いと諦め" 普段はタイトルを決めてそこ

          セルフライナーノーツ「a day」

          歌詞「a day」

          見えないフリして 目を背けても 現実はいつも ナイフを突き立てる 夢を見たのさ 夢を見たのさ どうでもいいような 他愛もない夢 そっちはどうだい? 風向きは変わりはしないけど そっちはどうだい? まだ向こうの空は輝いて見えるのかい? そんなもんだろ そんなもんだろ 夢を見たのさ 夢を見たのさ どうでもいいほど くだらない夢を そっちはどうだい? 風向きは変わりはしないけど そっちはどうだい? まだ向こうの空は輝いて見えるのかい? そんなもんだろ そんなもんだろ

          歌詞「a day」

          また録音を始めている

          noteはご無沙汰です。 みなさんいかがお過ごしでしょうか? ネットラジオへの提供曲の製作を 少しずつ進めております。 全部で5曲作る予定で、 2曲はとりあえず録音まで終わっていて 1曲は曲は完成してるけど録音はまだで 1曲は構想段階、1曲は全くの手付かず、 という感じです。 今回はCD化はしません。 PCが壊れたので物理的に不可能になりました😫

          また録音を始めている

          曲作りのメソッド

          アマプロ問わず、全てのソングライターは 自分の書いた曲に納得してるのだろうか? ある程度の曲数になってくると 手を替え品を替え、ごまかしごまかし やっているのでは?と思ったりします。 例えばAメロBメロサビ、コード進行もメロディも納得いくものであるに越した事は無いですが、それだと1曲しか出来ない。 それぞれのパートから広げていけば3曲作ることができる。 100%の力で1曲作るのか? 30%とは言わないまでも60〜70%のレベルで 数曲作るのか? プロは仕事なのでそういう事

          曲作りのメソッド

          まるで意味が無いかのように羅列する30

          寺尾聰 ビートルズ デヴィッド・ボウイ ホール&オーツ 聖飢魔II 米米クラブ ブルーハーツ バービーボーイズ レッド・ウォーリアーズ BOφWY RCサクセション ラフィンノーズ コブラ 筋肉少女帯 ビートたけし 岡村靖幸 頭脳警察 プリファブ・スプラウト ラルク・アン・シエル hide ゼペット・ストア BAHO イースタンユース ハイ・スタンダード aiko 宇多田ヒカル the band apart HEAVEN NOWHERE KATZE

          まるで意味が無いかのように羅列する30

          ライブの話③

          ライブの楽しさ、素晴らしさは もちろんありますし、 正直、自分の力が最大限に発揮されるのは ライブだと思っています。 ただ、私レベルの演者では 全てお店のペースに合わせて動くことになりますし、オファーを何度か断ると二度と声がかからないところもあります。 今はツイキャスやYouTubeなど家に居ながら 発信していく方法がありますし、 完全に自分のペースで動けることが 今現在の自分にとって一番大事だと思い ライブ活動を休止することをずっと考えていました。 そして、ここ最近の値上

          ライブの話③

          ライブの話②

          それでもまだバンドに未練があったので とにかく何でもいいからバンドを組んで 弾き語りはやめようと思い あるメンバー募集に応募しました。 が、結果的にこのバンドは消滅し、 ボーカルとのアコースティックユニットとして 活動を続けることになりました。 弾き語りとそんなに変わらない活動ではありましたが、1人では無いのでそれなりに刺激のある活動ではありました。 さらに転職で堺市での勤務となり 大阪市内に出やすくなったのもあって 気持ちとは裏腹にライブ活動は充実していきました。 あれか

          ライブの話②

          ライブの話①

          もうかなり前、30代後半くらいから ライブ活動をどうするか?悩んでいました。 20代はバンドをやっていて 30過ぎてから弾き語りを始め 基本的に全曲オリジナルで活動を続けました。 オリジナルなんて言うと聞こえが良いですが 結局「誰も知らない曲」なんですよね。 だからこそやる意味があると思っていたし それこそが自分が歌う理由だと思っていました。 もちろん好意的な意見はたくさんいただきました。 それでも誰もが知ってる曲のコピーに勝てないって思うところもたくさんありました。 それで

          ライブの話①