布団に潜って泣く私
『潜り込み布団の中で泣く私。見つかるように願って泣いた』
見つけて欲しいけど、見つけて欲しくない。
そんな気分で泣いてる時ありませんか?
私はそんな事ばかりです。
子どもの時は、親に伝えたいことがあって…でも伝えられず。
もどかしさに苦しみながら涙を流して訴えたり。
それでも理解してもらえず、大声で泣きながら布団に潜ったものです。
当時はそんな自分の行為が子どもっぽい事も分かっていたし、もっと上手く伝えられたらと悔しさに唇を噛んでいました。
大人になればちゃんと言いたい事を伝えられて、大切な人と穏やかに過ごせると思っていましたが…
そういう意味ではまだ理想の大人には慣れていないかもしれません。
今でも愛する人に上手く気持ちを伝えきれないし。
すれ違ってしまってケンカになると、自分の歯痒さに泣きたくなります。
実際に泣いてしまう夜には、子どもの頃のように布団に包まる夜もあります。
見つけてもらえるように願いながら布団を涙で汚す日々はまだ続いていますが、そんな夜も少しずつ形が変わっていけばいいなと思います。
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